（対青華雲プロジェクトリーダー 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム ）
青華雲、李牧さんのお誘いなんかに乗らず、そのまま弓道の先生にでもなれば、人生の晩節を汚さずにいられたのですが…、
もうなんか、哀れです。
楊端和とダントを討ちぬいたのはいいですが、その後の現場征圧を怠った舜水樹により、その戦果も台無しにされ…、
挙句の果てには、中華十弓なんかより、もの凄い弓を使う一般人2名が居る、飛信隊いる戦地に派遣されることになってしまいました…。
一番気になるのは、、、、
李牧さんは、飛信隊に弓矢兄弟がいる事をご存知なのでしょうか？？
普通に考えたら、趙軍は、金毛さんという、非常に有能な武将を、弓矢兄弟に仕留められてしまっているので、普通に考えたら、『飛信隊にも危険な弓の撃ち手がいる！？』と警戒されて当然なのですが…、
なんか、表立った弓矢兄弟の出番が、これまで非常に少なかったことも在ってか？
多分、李牧さん的に、弓矢兄弟の存在については、完全スルーの状態なのではないか？？
そんな気がしてきます。
まァ、青歌雲にとってみれば、予期せぬ好敵手の登場という事で盛り上がって頂けるかもしれません。
標的は李信であっても、突如、自分が狙われる側になって、勝負の相手をせねばらぬ状況に追い込まれるというのは、これ、実は“自分の弓が何かわからなくなった”と語る青歌雲が、心の中で求めていたものだったのではないか？？
この点、深掘りした予想ができるのではないかと考えます。
飛信隊側の問題は、先ずは李信が青華雲の矢を躱せるかですよね。。
今現在、青歌雲について、早い段階で、楊端和軍からの情報共有を期待することは難しいので、飛信隊独自に、凶悪な弓手として、青歌雲の存在をどうやって知ることができるのか？
それが無ければ、上記のVS弓矢兄弟戦に持ち込む事すら難しいです。
青歌雲が李信に放った一発目を外してしまうとか、当たっても打ち損じで気付かれてしまうとかでしょうか？
それだと、弓矢兄弟の踏み台になるにしても、青歌雲の強大さが、何かショボくなってしまうので、何か、別の要因で青歌雲の存在が、飛信隊側に気付かれる仕組みが必要です。
今回の予想では、この点の深堀も進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ：飛信隊はどうやって青歌雲に気付けるか？
青歌雲と弓矢兄弟が戦うのは誰しも予想するトコロなので在りますが、問題は、そこにまでどうやって至るか？なんだと思います。
青歌雲が李信仕留めて仕舞ったら、元も子もありませんし、青歌雲がミスって存在がバレるでも、なんか、敵の格を下げるでしかありません。
李信が無事で、尚且つ、青歌雲の格が下がらないような、会敵方法を模索しなくてはなりません。
青歌雲の被害に遭った楊端和が、今現在、山の民軍の士気が下がらないように情報封鎖していることから、仮に、極秘に他の将軍達の持ち場に、『狙撃手アリ、警戒セヨ』と伝令を飛ばしたとしても、間に合わないでしょう。
どうしても時間差が発生します。
なんとかして、飛信隊独自の力で青歌雲の居場所を突き止めねばならんのです。
こう考えたら難しい。
誰か、飛信隊に抜群レベルの索敵能力を持った人材はいないのでしょうか？
それこそ、敵部隊や集団を捕捉するといったモノではなく、青歌雲らの狙撃手の様な、少数単独行動で移動する連中を捉えるとなれば、至難の業です。
これは確かに難しい。
やっぱり、青歌雲が、一度、李信を狙って何らかの理由で仕損じるくらいでしか、存在が露見するとかぐらいしか思いつかない。。
前回の話しで、矢は当たったのだけれども、楊端和とダントは、実は死んでいない事がわかり、その上で、今回も李信に命中はするんだけれども、李信もまた矢傷を負っただけとかだと、“さっきから何でなん？その矢、ホログラフィックとかそんなんなの？？”って感じになります。
そうでなければ、李信が“ラッキーマン”みたく、矢の当たる直前に“くしゃみ”をして避ける等のギャグパートと繋がっていて、失敗するとかでもないと、ちょっと無理なような気がします。
というか青歌雲。
楊端和とダントを狙ったときもそうなんですが、彼が凄いのは、標的を狙うにしても、特段、白麗みたく高台に登って高所から敵を狙うワケでもないのが凄いんですよね。
高台にのぼったら、そりゃ目立つわけですし、標的からも気付かれてしまいます。
でなんで、弓矢兄弟が登場したときみたいに、平地から標的までの間に、存在する、数々の人柱の間を縫って射撃していたと考えられるでしょう。
ただ、こうして楊端和とダントが射抜かれた際の状況を振り返ってみると、何となくですが、飛信隊側も青歌雲の存在を把握できる可能性が出て来たかもしれません。
射抜かれこそはしましたが、楊端和とダントも、一瞬の違和感レベルとは言え、青歌雲の殺気に気がついていたからです。
これは、李信でも再現されるのではないでしょうか？
そして、コレで李信が用心を深めて、後方に下がるとは考えられないのですが、其処からもう一つ、予想をすすめていくと、青歌雲の殺気に気が付くのは李信だけではなくて、青華雲と同じく、“人柱の間を縫って射撃”をする事が可能な、蒼仁あたりは、何者かが“殺気を李信に向けている”と云った形で気付くなんてことも可能性ありそうな気がします。
この点、李信は自分が狙われているのですから、恐らく、気が付くでしょう。
蒼仁はじめ弓矢兄弟の二人が、青華雲の殺気に気が付くかどうかは賭けです。
また、もう別の確度の高い予想論点が一点だけありました。
それは、青華雲がどうやって遠距離から敵を識別していたのか？という、彼の標的捕捉方法についてです。
楊端和もダントも、気付かない程の遠距離。
当然、青華雲自身、敵に発見されないように距離をとっている以上、人間の視力にも限界がありますから、自分も敵を捕捉することが、難しい状況であるにも関わらず、見事に楊端和とダントを捉えています。
楊端和については、ダントとフィゴ軍が危機陥ったことで、まんまと本陣から予想地点に誘い出されただけという事でもありますが、ダントの場合は、あの乱戦の中、どうやって青歌雲はダントだけを標的視認できたのでしょう？？
有体に言えば、楊端和は射撃に有利な地形で待ち伏せを受けただけなのですが、ダントは広大な野戦場でどうやって青歌雲からロックオンを受けたのかが謎です。
ここに、全ての答えがあるように思えてきました。
答えは、簡単です。
青歌雲、彼は標的から滲み出る“雄度”を頼りに敵を捕捉していたからです。
何故ならば、当時、楊端和軍に於いては、ダントの他に、バジオウ、シュンメン、タジフ、キタリと、彼と同等の破壊力を持った有力武将が居たワケですが、何故、青歌雲はダントだけを狙ったのか？？
楊端和軍の無力化と楊端和の誘い出しの二点を狙うなら、バジオウ、シュンメン、タジフの直下武将の三名を標的に狙ったほうが、遥かに得策です。
しかし、青歌雲はそれをやらなかった。
否！！
出来なかった！！！
ダントから滲み出る雄度以上に、彼の、精密射撃を補佐する要因が、他の標的には確認しようがなかったからです。
ましてや、ダントは今回、開戦直前に楊端和から激励を受けて、雄度全開でイキリ立っていましたから普段より“雄度”が増幅しており、青歌雲にとっても、狙いやすかったものかと推察されます。
これで、青歌雲の射撃制度の秘密が完全に解明されました。
もう顛末は簡単に予想できます。
次は、飛信隊による青歌雲迎撃プログラムをシュミレーションしていきます。
キングダムネタバレ：弓矢兄弟VS青歌雲
前項の緻密な検証分析によって、青歌雲の射撃制度は、標的の雄度を感知することによって、人間の視力限界以上の距離から、矢を放っていることが判明しました。
そして―、
李牧さん指示で李信を標的に対飛信隊戦地の移動した青歌雲。
即座に、雄度センサーを使用して、李信の居所を探ります。
しかし―、
ココに歴戦の戦績を誇る青歌雲にも、始めて、予想だにしていない事態に巻き込まれる事になるのです。
数々の敵武将を射抜いてきた青歌雲。
相手としてきたのは、流石、“武将”と云うだけあって、大なり小なり、どの相手も“それなりの雄度”を持っていた訳ですが…、
今回、李牧さんに云われて狙う相手の李信と言えば…、
完全“ゼロ雄度”の標的だったとは、一体誰が予想し得たことでしょう。
青歌雲( ,,`･ω･´)『ん？李牧に言われた飛信隊の持ち場は、本当にここか？大将らしき“雄度”を誇る武将が全く居やせぬぞ？？ アイツ、別の戦場と間違えて、俺に指示を出したんじゃないのか？？？』
青歌雲にとってみれば無理もありません。
“雄度”を感知して敵を射抜く、青歌雲からしてみれば、李信は無意識レベルで、ハンター×ハンターで例えた場合の、“絶”を使って存在を隠しているも同然なのですから、感知できるわけがありません。
青歌雲『ふむ、仕方がない。李信将軍とやらは、この近くに居らぬようだ。別の場所に移動しよう。』
青歌雲が、その場を後にしようとしたその時でした。
不意に青歌雲は、敵将李信の“雄度”どころか、数万単位の男がいる戦場で、味方を含めて、誰一人として“雄度”を発していない状態で在ることに違和感を覚えます。
青歌雲『なんだ？秦軍の大将どころか、この戦場には誰一人として、“雄度”を発しておらん…。こんな事は今まで一度も無かった…。』
側近A『どうされましたか、青歌雲様？？』
急に押し黙る青華雲。
青歌雲『…．．．。』
青華雲側近モブB・C『？？』
青華雲『（いや違う。近くに居るコイツ等からは、微かだが、常人レベルの“雄度”を発しているのが分かる。“雄度”が消えたのではない…。
これは、まるで何か…、
太陽が現れれば、星が全く見えなくなるように…、
数々の他の“雄度”が、掻き消されて全く感知出来なくなる程の、強大で尚且つ濃密な“雄度”がこの戦場全体を支配しているとでも言うのか？？）』
※BLEACH第一話参照
『ま、まさか、そんな事があり得るのか？』
側近を見て、戦場の違和感の正体に気が付く青華雲。
李信の“ゼロ雄度”の特性に加えて、戦場全体を覆う、強大で濃密な“雄度”。
これでは、さしもの青華雲も、実力発揮する余地などゼロパーセントに落ちてしまいます。
青華雲『ええーーーーーィ！ それならば、この強大で濃密な“雄度”の発生箇所こそ、飛信隊大将、李信の居所に相違あるまい！流石、李牧が恐れるだけのことはある！！』
青華雲側近モブB・C『えええ？何、雄度ってなに？？』
青華雲『フン、貴様らに俺の弓の何が分かる。』
目を閉じて、この戦場の全てを負おう、この濃厚な“雄度”の発生箇所を集中して探る青華雲。
青華雲『この“濃密な雄度”…、、李牧の言っていた反対側から流てきおるわ。奴め、ヤハリ、李信の居所を間違えておったか。近づくけば近づく程どんどん濃くなっていくわ…。ククク、どうやら見つけたぞ。』
こうして、広大な戦場の中で、吹き出す“マグマ”のような“雄度発生ポイント”を、ようやく捉えた青華雲。
最早、視覚は全くアテにできません。
その場所こそ、標的である敵将李信と確信して矢を放つ青華雲。
そして―、
それが、最強の中華十弓、青華雲が放った最後の矢になりました。
なんと、青華雲が敵将李信と思って放った相手は、飛信隊 将軍 李信などではなく…。
昂クンだったようです。
パシッ！
昂クン『チッ…。ま～た、オイラを将軍と勘違いして襲ってきた奴が出てきたか～～。』
伸ばしたチンコを蛇のようにくねらせて、青華雲の放った矢を掴む昂クン。
昂クン『これこれ弓矢兄弟？ これでオイラに矢を放った無礼者が、何処にいるのか分かったな？ お前達の矢なら届くであろう？』
弓矢兄弟『はいッ♪』
次回、青華雲…、
終劇
－ キングダムネタバレ最新857話 以上 －
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。