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キングダムネタバレ第845話 閼与の軍勢 考察 韓兵の動員なしに割と普通に復活した王翦軍と楊端和軍。

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(  韓人を犠牲にする、王翦の横暴を止められるか?飛チン隊隊長 昂クンの上司である、李信さん(30歳:童貞) 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム   )

騰将軍が引退するのは予想していた通りの結果になった。
えっと…。

番吾の敗戦の後、秦が再び趙を攻めるには、なんとかして韓を糾合しないと、経済的にも人員兵力的にも、最早、不可能とか、そーゆー話だったと思うのですが、普通に遼陽と閼与から勝手に兵力を集めて、番吾と同様、もしかしたらそれ以上の兵力結集を果している、王翦と楊端和…。

昌文君や馮却さんからの報告で、王翦軍が知らん間に、元の規模にまで復活を遂げているのを聞いた、大王嬴政としても、『何?元の規模??』とか、普通に驚いていますが、これには読者も驚くでしょう。

しかし、番吾で負けてから、秦国中の全国民の戸籍再編製をやったりしていましたが、よくよく考えたら、敵国との最前線である、閼与や遼陽まで、正確な国内リソースの把握が追い付いていなかった為に、秦軍側としても、自国の人的資源について、まだまだ、正確に掌握しきっていなかったと考えたら、辻褄が合いそうです。

なんやかんやで秦国、昭王や旧六大将軍時代に、めちゃクチャ版図を広げまくったワケなのも、キングダム世界の中では揺るがぬ事実でしょうし、同じく、なんやかんや言うても、現6国の中でも楚を除いて、ダントツ級に国力のある国家であるのは間違いないのでしょう。

秦の国力の底力を、国王嬴政や丞相昌平君ですら、低く見積もり過ぎていた…。

コレは番吾の敗戦以降、秦軍側味方にとってみれば、嬉しい誤算、計算外項目が多かったという話なのですが…、、

逆に裏を返せば、李牧さん??

敵国である李牧さんからしてみれば、『番吾で潰せば秦軍もう戦えないっしょww』という、その目算自体が、もの凄く激甘だったという話になってしまいます。

ま、まァ…、当事国責任者である、国王嬴政や丞相昌平君ですら、秦の国力を見積もり切れなかったので、李牧さんが其処を正確に計算しきれないのは、仕方ないことなのですが…、

それにしても、王翦と楊端和が、邯鄲の目前とも言える、平陽と閼与で、これだけ派手に軍備増強を果しているのに、何を『韓が落ちるとは思わなかった。』みたいに静観を決め込んでいたのでしょう??

相変わらず、ノンビリ屋さんの李牧さんの気の大きさに、私は脱帽してしまいます。

来年、アンタ死ぬかもしれないのによ。(汗)

また、こんなに軍備を増強させていた、王翦と楊端和が居る、閼与、遼陽、平陽、鄴のど真ん中に、韓の援軍に出た舜水樹軍は、よく生きて戻って来れたな??と思わざるを得ません。

こんなん、普通に考えて、舜水樹が韓を助けに黄河に向って、今や秦軍領土になった、閼与、遼陽、平陽、鄴のど真ん中を突っ切って行った瞬間、全面に蒙恬軍が出てきたと思った瞬間、背後に王翦軍と楊端和軍が南下してきて、ソッコーで全滅してもおかしくありませんでしたよ?(汗)

しかし―、王翦軍の兵力の回復以上に、今回は目玉となったのは、王翦軍の新五将の登場ですね。

今回は、見どころと、非常に語り口の多いキングダムでしたが、今回も本編を振り返っていきたいと思います。

キングダムネタバレ:軍再編成の報告。

咸陽の嬴政には、続々と最前線から、報告の書簡が集まってきます。

それらに細かく目を通す嬴政。

とくに、韓からの正確な報告が多く寄せられる背景には、韓王室が協力的である背景も昌平君から語られます。

昌文君『やはり残して正解だったということでしょうな。』

馮却『今は良い、ワシが言っているのは一年後、二年後の話しだ。』

馮却さん、どうやら王族を処刑すべしと主張していた派閥だったようです。

この点で、昌平君が強く反対した背景には、『もしや自身の出自の…。』と語り出した事で、早くもネタバレ要素を醸し出しています。

いや?しかし、馮却さん??

そんなん言ったら、今アンタの目の前にいる昌文君も元は楚の公人だったわけですし、常日頃一緒にいるハズの李斯も、元は外国人なのですから、そんなん言いだしたらキリが在りませんかね??

しかし、この点は、嬴政から『無責任な勘繰りはするな。』とたしなめられてしまいます。

嬴政『それより、俺はいつ韓に行ける?』

話題を変える嬴政。

目的は韓王との会談。

そして、労いも兼ねて李信とも会っておきたい様子です。

しかし、そんな李信は韓現地での軍の再編成、おもに練兵に大忙しの状況です。

李信だけでなく、飛信隊始め騰軍全体が韓人を秦兵として再編するのに、今は集中すべき期間となっているようです。

といいますのも、昌平君曰く―、

『趙との決戦は来年すぐ。』

昌文君から、聞かされる嬴政。

対韓戦に動いた、騰軍を始めとする飛信隊、玉鳳、楽華は既にその軍勢再編に動いているのは当然として…、

他にも二つの軍勢が着々と仕上がっているとの、報告がなされます。

先ずは楊端和軍。

占領地の平陽に遼陽軍を全て招集して大軍化。

馮却さんの話だと、楊端和の独断で遼陽軍の動員をしてしまったようです。

昌文君『聞いて居らんぞ?(汗)』

うーん??

ここら辺は、相変わらず、六大将軍と本営との責任所在が、作品的に、よく分からない設定のままですね。

いや?まあ、キングダム的には六大将軍って、“戦争の自由”って大権があったのですから、楊端和が『私は六将ww』とか言って勝手にやるのは、いいのではないか??と思う反面ですよ??

仮にもあれだけ“法治国家制度”の標榜を公言している秦が、こんなユルユルガバガバな、軍の制度設計をしていのが、相変わらず、キングダムらしい部分と云えます。

しかし、犬の惑星…、じゃなかった。

アノ、強力無比な犬戎軍が本格動員できるなら、番吾では不発だった楊端和軍も、次戦ではフルスロットルで活躍できるかもしれません。

救出された壁さんと、キタリの間に、既にジュニアが誕生していることも期待できます。

これは、過去に描かれた楊端和やバジオウがそうなのですが、山の民は、幼児期から相当の戦闘能力を持っている事が分かっています。

なので登場する壁さんとキタリの子供が、実はスーパー赤ちゃんで、ゼロ歳児なのに、敵を次々となぎ倒していくなんて場面も描かれる可能性も高いでしょう。

さて、報告ではもう一つの軍勢について語られます。

王翦軍についてです。

王翦自身がなかなか報告してこなかったので、把握が遅れたようなのですが、王翦自身もまた、独自に閼与周辺の城から動員をかけて自軍の再編成を進めていたようです。

楊端和軍、同様…。

ヤハリ、秦軍・秦国の兵権管理って、最早、法治国家などとは呼べないくらい、ユルユルなのが笑えます。(笑)

これ、結果的に昌平君や嬴政が軍編成に口出ししない方が、秦軍強いだろ!?って、楊端和や王翦が造反しても、仕方がないような状況になるリスクがめちゃクチャ高いですね。(汗)

とまあ、そんな先の心配はさて置き…、

軍力こそ、復活を果たした王翦軍。

しかしながら兵力こそ回復しても失ってしまった将校までは、そう簡単に取り戻せないハズなのですが、その内実はどうなのでしょう?

いま現在に於いての、王翦軍の現場が気になります。

 

王翦『五将を呼べ。』

今回、秦韓戦争の長い、期間を経て、久々に描かれた王翦幕下の様子。

まさか、これほどの短期間に、以前よりも一人多い構成で、王翦軍幹部が結成されていたとは驚きです。

第一将 奈烙

第二将 アン戒

第三将 辛勝

第四将 倉央

第五将 李寿

奈烙『五将参上しました。』

諸将の参集に対して、昌平君から伝令—、

騰が将軍を辞任したこと。

来年、再び趙攻めに出る事。

周辺からは、楊端和軍、騰軍と飛信隊、楽華、玉鳳の参陣が予想される事などが端的に語られます。

そして、王翦軍自らも参戦も王翦自ら語られます。

さて、そんな王翦の話を聞く五将の皆さんですが…、

第一将の奈烙さんと、第二将のアン戒さん…。

彼らは、前第一将と第二将であった、亜光さんと麻紘さんが、まんま、若返ったみたいな顔してますね。。

そして―、

大変申し訳ないのですが…、

第二将のアン戒さん。

めちゃクチャ早く死んでしまいそうな気がするのは、私だけでしょうか??

神(作者)様も、彼らを五将とか言っておきながら…、

なんで、この人だけ、こんなに“モブ顔”なのでしょう??

最初から、殺す気満々なんじゃないですか? 神(作者)様?

そんな、酷い事辞めてあげてください。(泣)

今回は、何が気になるっつたら、この第二将のアン戒さんのモブ顔ですわ。

しかし、この五将の皆さん。

見どころはこれだけじゃないんですよね。

倉央が依然、第四将のままなのは何故なのか?

以前は、田里弥が担っていた、参謀ポジションが、第三将の辛勝さんと、第五将の李寿さんの二軸で、構成されているのも気になります。

王翦『程なくして韓の地から閼与へ、韓人の軍が送られてくる。』

辛勝『新戦力ですか?』

王翦『ああ、死なせて構わぬ軍勢だ。』

王翦曰く、そう割り切れる特殊な駒が入る。つまり大胆な手が増えるということで、第三将の辛勝さんと、第五将の李寿さんに、韓人兵を使った、恐らく、韓人を思いっきり消耗品にするであろう作戦を“まずは10通り作ってみろ?”となかなか、鬼みたいな命令を発します。

こ、これは??(汗)

王翦らしいと言えばらしいのですが…、

李信や録嗚未らと、王翦軍はめちゃクチャ衝突しませんかね??

ヨコヨコなんかも参戦して来る可能性もある訳で、めちゃクチャ心配です。

これはせめて、王翦が韓人部隊に非人道的な命令を出す前に、李信も何か対策を講じておかなくてはなりません。

例えば、下記のような対策は如何でしょう??

王翦が、韓人部隊に非人道的な号令を出す直前に…、

李信『そ、そんな酷い作戦…、やべェ!』

ボロンッ!!

突然、王翦の目の前で、連れて来た昂クンの巨大なアレを見せつけて、性欲の少なそうな王翦を、巨大ショックで一週間ほどの間、フリーズさせておく等はどうでしょう?

そうして韓人を王翦が目覚めるまで間に、飛信隊や楊端和軍、録嗚未軍だけで李牧を倒すしかありません。

そして、王翦の気が付いたいた瞬間に…、

李信『おう!王翦将軍、さっき、俺達になんて命令しようとしてたんだ? ま、もう李牧は斃してしまったけどな。カカカwww』

王翦『む?はて?? ワシも何を命令しようとしていたかのか、忘れてしまった。しかし、そうか?? 既に戦には勝っていたか。ならばよい。李信将軍、ご苦労であった。』

となれば、韓王たちと約束した、法の前の平等なんかも守られます。

こればかりは、すぐに昂クンを王翦の目の前に連れて来れるかどうか等、李信の咄嗟の判断力が試されます。

で、作戦準備を下知した王翦ですが、倉央だけ呼び止めます。

倉央『何でしょうか?』

王翦『どう思う?今の五将は?』

倉央『才能は以前と遜色ないかと。』

倉央の口ぶりに皮肉口と答える王翦ですが、『以前の軽口屋に戻れ。』と諭す王翦。

同時に、『立ち止まっていて、あ奴らが喜ぶとでも思っているのか?』とまで語りかけます。

これは、意外な一面でしたね。。

部下の心情まで、気に掛ける王翦を見るのは初めてじゃないでしょうか?

個人的には、何か、計算して話しているようには感じませんでしたし、逆に、深読みすると、第四将に甘んじている倉央に、何か期するものがあるのかとも考えてしまいます。

 

王翦『こちらの全面攻撃は李牧も当然読み切っている。』

倉央『向こうも十分対策してくると?』

王翦『李牧との最終決戦だ。』

 

うん、やっぱりソコですよね。。

李牧さんのラストバトルになるのか?

個人的には、李牧さん…、

ここで歴史修正上等の死ぬ死ぬ詐欺事件を起こして欲しいです。

お願い致します。

李牧師匠!!

- キングダムネタバレ最新845話 以上 -

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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