(王賁に敵将二人の性癖情報を伝えた策士兼竿師 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム )
飛信隊の持ち場は、今回、弓矢兄弟と青歌雲との一騎打ち。。
でなんで、今回、ようやく王賁率いる玉鳳軍の持ち場で、作戦らしい作戦、戦場が描かれだしたのは、戦場らしい描写がやっと出て来たといった感じで嬉しいです。
さて、今回の戦場で、次回以降の展開を左右する最大の論点は、やはり亜花錦の奇襲が成立するのかどうかに尽きるでしょう。
表面的には玉鳳軍が劣勢に見える局面ですが、盤面を冷静に整理すると、霊咒公側にこそ歪みが生じていることが分かります。
本記事では、玉鳳軍・亜花錦軍・壁軍の位置関係、霊咒公の戦力配分、そして趙北部軍・袁環の判断を踏まえ、次回以降の展開を予想していきます。
霊咒公から見た「主戦場」と、消えた亜花錦軍
まず重要なのは、霊咒公から見えている戦場です。
霊咒公にとって、現在の主戦場は明確に
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玉鳳軍左翼
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援軍として加わった壁軍
この二点に集約されています。
特に壁さんについては、王賁から「あなたたちが必殺部隊ですよ」と半ば煽られた形で送り込まれたこともあり、壁軍は本気で前に出ています。その結果、霊咒公は目の前の敵に対して、必殺部隊“神殺”以外の兵力も相応に割かざるを得ない状況に追い込まれています。
一方で、亜花錦軍はどうか。
開戦当初から兵数を絞った編成で、敵の圧力を受ける形で戦場の外へと押し出され、現在は霊咒公の視界から完全に外れています。
霊咒公の認識上、亜花錦軍は「押し出され、もはや脅威ではない存在」になっている可能性が高いでしょう。
これは、奇襲を狙う側にとって、極めて好条件です。
玉鳳軍側の最大の課題――亜花錦軍は本当に辿り着けるのか
もっとも、楽観は禁物です。
玉鳳軍側にも明確な課題があります。
第一に、亜花錦軍の規模です。
亜花錦軍の前面には、元々霊咒公軍の左翼部隊が存在していたはずであり、完全な無人地帯というわけではありません。
第二に、兵種編成の不明瞭さです。
これだけ初期布陣から離れた位置にいる以上、亜花錦軍が霊咒公に直接到達するためには、ほぼ全軍が騎馬隊でなければ成立しません。
もし歩兵主体であれば、途中で捕捉・足止めされるリスクが極めて高いでしょう。
第三に、時間制限です。
壁軍が優勢すぎる展開になると、霊咒公軍は後方へ押し込まれ、位置関係がズレます。そうなれば、亜花錦軍が狙えるのは「背後」ではなく「側面」になってしまいます。
つまり、
中央軍がまだ押されている“今この瞬間”こそが、亜花錦に残された唯一の好機なのです。
なぜ霊咒公は“神殺”を早々に切ったのか
ここで浮かび上がるのが、霊咒公自身の判断ミスです。
防衛側であり、なおかつ兵数で大きく勝っている立場であれば、本来は多少余裕を持って戦えるはずでした。
にもかかわらず、霊咒公は開戦早々に、精鋭部隊である“神殺”を壁さん相手に投入しています。
正直なところ、「切り札って、そういう使い方するものでしたっけ?」とツッコミを入れたくなる展開です。
背景には、司馬尚軍への援軍を意識しすぎた結果、
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短期決着を狙う
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兵力をゴリ押しする
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戦い方が雑になる
という悪循環に陥っているように見えます。
さらに言えば、趙北部軍の袁環さんも、霊咒公を補佐する立場として、この判断を止められなかった点は致命的です。
趙軍の挟撃が噛み合っていない理由――袁環と霊咒公の致命的なズレ
今回の戦いを見ていて、改めて気になったのが、趙軍による玉鳳軍挟撃のタイミングの雑さです。
これは結果論ではなく、布陣と行動を冷静に見れば、開戦時点で既に歪みが生じていたように思えます。
そもそも、趙北部軍を率いる袁環さんは、番吾・宜安軍の主力武将であり、兵力はおよそ六万規模です。
常識的に考えれば、この袁環さんがこそが、玉鳳本軍を北部側面から圧迫し、霊咒公の方が正面から、追撃役に回る方が、ミスの少ない戦い方だったはずです。(笑)
にもかかわらず、実際には
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霊咒公が正面から先に突貫
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袁環さんは間接的・遅延気味な関与
という、ややちぐはぐな形になっています。
確かに、司馬尚軍への介入を急いでいた、という事情は理解できます。
しかし、その焦りが、玉鳳軍に対する圧力の重なり方を曖昧にしてしまったように見えるのです。
そもそも論、挟撃という戦術は、単に二方向から攻めれば成立するものではありません。
重要なのは、
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玉鳳軍が「逃げ場を失った」と認識するタイミング
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正面圧力と側面圧力が、ほぼ同時に最大化されること
この二点です。
ところが今回の趙軍は、
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玉鳳軍の消耗が十分に進む前に霊咒公が前に出過ぎ
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袁環さんの本格的な圧迫が、その動きと重なっていない
結果として、挟撃のはずが、**「順番に当たっているだけ」**の状態になっています。
これでは、いくら兵力で勝っていても、戦果は半減してしまいます。
玉鳳軍から見れば、
「今は正面を耐えればいい」
「まだ逃げ道はある」
という判断が可能になってしまうからです。
本来であれば、
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袁環さんが玉鳳本軍を押さえ込む
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逃げ場が消えた瞬間に霊咒公が踏み込む
この“重複した圧”を作らなければなりませんでした。
趙軍は兵力で勝ちながら、タイミングという最も重要な資源を使い切れていない。
このズレこそが、亜花錦の奇襲という「想定外」を呼び込む最大の要因になっているように思えます。
そして―、
この袁環さんと霊咒公の、絶妙なウマの合わなさ、性格の不一致を生んでいる原因は何か??
その答えは、“性癖の違い”であることは、最早言うまでも在りません。
袁環さんは、デブ専の汗臭い臭いフェチデブなのに対して―、
一方、霊咒公は、清純潔癖で、女性に過度の理想を求める、拗らせ婚期中年であることが、その見た目からも明白です。
デブ専の肉団子フェチと、高理想拗らせ中年婚活男性との呼吸が、こんな重大な作戦局面で合うはずが在りません。
昂クンと違い、特別、高度な性欲を持たなさそうな王賁が、この二人に勝つには、その、お互いの性癖の不一致を、暴走させ混乱させるしか、勝つ方法がなかったためです。
これは、取りも直さず―、
精密射撃粒子の調査によって、昂クンから王賁に伝達された、袁環さんと霊咒公の性癖情報によって、ようやく王賁が今回の作戦構築の着想を得たと、解釈するのが最も自然な分析結果でしょう。
つまり―、
精密射撃粒子からの情報によって、王賁は、袁環さんと霊咒公の性癖が合わない事を、昂クンに教えてもらっていた。
そこから、彼らの挟撃のタイミングが合わない事を見抜き、今回の、霊咒公から先に攻撃させ、亜花錦奇襲の作戦構築を完成さてていた。
今回のキングダムでは、王賁と壁さん。
王賁と亜花錦といったように、2回も回想シーンが描かれています。
次回、間違いなく、精子(※精密射撃粒子の事)を通じてリモートで話す、王賁と昂クンの回想シーンが描かれて、上記の勝利の秘訣の背景が描かれるに決まっています。


霊咒公討死後の戦場――、一気に崩れず、拮抗へ
仮に亜花錦の奇襲が成功し、霊咒公が討たれた場合、戦場はどうなるでしょうか。
霊咒公軍は指揮官を失い、確実に能力低下を起こします。しかし、兵力そのものが消えるわけではありません。
結果として、
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玉鳳軍の持ち場では
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袁環さんが趙北部軍の大将として残る
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霊咒公軍残党という“大兵力の処理”が必要になる
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という展開が想定されます。
つまり、霊咒公が討たれた瞬間に一気に戦局が決するというよりも、その後は拮抗した消耗戦に移行するというのが、最も穏当な予想ではないでしょうか。
まとめ――奇襲は成立条件を満たしている
総合的に見ると、
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亜花錦軍は視界から消えている
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霊咒公は戦力配分を誤っている
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“神殺”を早期投入したことで余力がない
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今この瞬間が、奇襲の唯一のタイミング
これらの条件は、奇襲成立に必要な要素を十分に満たしていると言えます。
あとは、亜花錦が
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騎馬主体であるか
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速度を最優先できるか
この一点に尽きるでしょう。
次回、戦場の裏側から刃が届くのか。
それとも、あと一歩届かず、側面戦に移行するのか。
いずれにしても、玉鳳軍にとって最大の勝負所が、まさに目前に迫っています。
-キングダムネタバレ最新868話 以上 -
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。
