( 洛亜完と博王谷 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第822話)
今年は、まあまあキングダム的にテンポよく話が進んできたんじゃないでしょうかね。
ようやく列国のなかの韓の征服に着手できたので。
毎回、そうなのですが、歴史的にキングダムがどうなっていくのかは、最早、ネタバレというが、歴史的事実なので、騰の勝利も揺るがないし、李信の危機も誰も心配しちゃいないのですが…、
作中の連中が、どんなネタで扱われるかが、やはり楽しみなところです。
上記の通り、騰も李信に対しても、こりゃ生き残ることが確実な連中はなんも心配いらんのですよ。
しかしながら、ここ最近の敵キャラの中ではいい味だしてました、洛亜完と博王谷、なんか、もうここで命を使い果たすことを覚悟して出てきたみたいな気がしてきました。
秦に糾合された勢力として、ヨコヨコが昂クンの右腕にとして、第二の人生を送っていくのは、ほぼ確実で、最早、予想というか、予定みたいなものなのは、全読者様、御周知のことだとは思いますが…、
その上司の洛亜完と博王谷までが、敗戦から捕虜になることを選び、自分の人生を秦に託して生きていく様についていこうととは考えないように思えます。
本年、最後の連載を迎えたキングダムですが、次回、全面攻撃に出た騰をどのように、洛亜完が迎撃するのか?
ついでに、博王谷が結局、無駄に李信に話しかけたりとかして、李牧さんと同じミスを犯すのかなどに、ついて予想を進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ-洛亜完と博王谷の実力と、韓衰退の因果関係
前回、騰の回想からも、二人とも列国のスカウト蹴りまくっていた洛亜完と博王谷。
ただ、これは韓の国に対する忠誠心に依るモノなのか?
なんか、あんまり、そうは見えませんね。
国に対する想い、有ることは有るのでしょうが、別に政治家ではないので、そんなに深く考えるような立場でもない。
それこそ、寧公主とも違い、そんなに韓の民のことまで考えて戦ってもいないでしょう。
じゃあ、なんで戦ってるんだ?っていえば、いままで燻っていた人生の最後に、なんか意地を見せつけるチャンスがやってきたから、やるだけやって見っか?みたいな感じなのではないか?
また、韓が列国の中でも最小の国だから、洛亜完と博王谷の軍歴が乏しくなってしまったというのも、私は違うと思うんですよ。
例えば、スイスとかイスラエルみてーに、国の規模は小さくても、兵士も国民自身も、アホほど強い国とかあるわけじゃないですか?
洛亜完と博王谷が、韓の中で燻っていた。
これは事実だと思います。
しかし、彼らが燻っていたのは、干央が言うように、『韓が大軍を保つことができなくなった。』から燻っていたのではなく…、
むしろ逆に、元々強かったハズの、この二人が、今まで20年間燻っていて、戦うべき時に戦って来なかったから、逐次領土を損失して、韓全体が弱体化していったというのが事実なのではないでしょうか?
洛亜完と博王谷なりのこだわりが在って、韓以外の国で活躍することと選ばなかった。
しかしながら、初期の活躍が認められて韓の中で将軍にもなったのに、そこから全然出世できず、韓王と張宰相に対して、国家の防衛戦略、或いは領土拡大戦略を提案する程度までには参画できないでいたのは、キャリア構築に失敗した洛亜完と博王谷自身の努力不足※が原因です。
【※実力不足ではなく、国政に働きかける努力不足。】
こうして考えてみれば、洛亜完と博王谷。
仮にほかの列国に移籍したとしても、本当に頭角を現すことができたのかも微妙に思えてきます。
洛亜完と博王谷は、強い武将だった。しかし、それは局地戦術の規模の戦闘でしか威力発揮できない武将で…、
それ以上に、将軍の立場から、国の重臣として、国家戦略に影響を与え続けてきた、廉頗や王騎らの“それ”とは根本的に違う将軍でしかなかった。
これが、洛亜完と博王谷の全てなのかもしれない。
キングダムネタバレ-洛亜完の戦術
洛亜完、『才能が経験を凌駕!』とか、いっていますが…、
申し訳ございませんが、そんなフワフワとした観念で、戦争に勝てるなら、誰も苦労しませんよ。
具体的に、実際問題、“どのように対処するか?”
もう戦闘ははじまってるんですから、そこで問われるのは“実務能力“です。
しかし-、
洛亜完『雷進、はじめろ!』と、事細かにではなく、言葉少なく端的に、部下に対して指示を出して話が終わった822話。
この様子を見る限り。洛亜完とて、騰軍が全面攻撃にシフトした際の、迎撃態勢をどうするか、それなりに準備していたようです。
この点、洛亜完の迎撃作戦が具体的にどのようなものかについては、予想が簡単です。
前の項に書いた通り、千人規模の局地戦術が得意な洛亜完は、先頭に立って攻めてくる騰を分断包囲するべく動きます。
騰軍の全面攻撃といっても、その主要攻撃起点は、騰を含む録嗚未、干央、隆国の4将が並列処理で戦線を進めてくる形になっており、なおかつ、騰の居場所も自分から知らせてくれている状況なので…、
洛亜完としては、録嗚未、干央、隆国の三武将の進行についてはさて置いて、騰を刈り取ることに集中するでしょう。
この点、さらに、騰の部隊の勢いに、録嗚未、干央、隆国の三武将の足並みが揃っておらず、単軍行動に近い様態になっているのが、洛亜完の狙いどころになります。
状況的には洛亜完にとって、それなりにオイシイ部分は揃っています。
しかしー、
洛亜完のできることは、そこで終わりです。
騰を打ち取れたら、確かに洛亜完の勝利ですが、騰とて敵からの被包囲戦を受ける状況など、当然すぎるほど想定しています。
というか…、敵が局地的に包囲してきても、それを“突き”の行軍で余裕で打ち崩せる自信があるから、騰も突撃してきるワケですよ。
また、洛亜完が騰を打ち取るのに時間がかかれば、録嗚未、干央、隆国の三武将に本陣を落とされて、今度は逆に、洛亜完が包囲を食らう側になりますし…、
逆に焦って、洛亜完本人が自分で騰を“打ち取らなきゃ”となれば、結局、またキングダム慣例の一騎打ち勝負に持ち込まれて、洛亜完の人生が詰むでしょう。
いや、しかし、それ含めて、洛亜完が望んだことなのかもしれない。
仮に洛亜完、韓が戦に勝ったところで、韓にはどの道、先がない。
洛亜完も、所詮は今の韓王と張宰相側の体制の人間で、韓が衰退していくのを放置していた側の人間であることには違いがないのだ。
20年大戦やってこなかったってのは、事実、韓の衰亡に拍車がかかるのを将軍として傍観、あるいは諦観していたのと同意義やからな。
戦うべき時に戦ってこなかった、人生が今更、どうにかできるワケでもない。
本当は、洛亜完もそれを分かってはいるけど、大将軍となった地位で、騰に屠られることで、これまでの燻り人生で、韓を守ってこれなった悔いを清算する。
多分、それが彼にとっての最大の救いなるのではないかと予想する。
キングダムネタバレ-博王谷、李牧さんと同じ過ち再び。
李信が一人でポツーン。。
目の前には、既にフル装備の騎馬隊数十騎以上の隊列。
これ、もうそのまま物理的に馬群で李信を踏みつぶしたら勝利確定なのですが…、
博王谷さん…、
きっと、やりますよ、ここで。
李信相手に、無駄話を。(笑)
もう、ワザと負けとるやんけ。としか思えない顛末なのですが、無駄話している間に、崇原やら田有が集まってきて、李信打ち大失敗となるのが目に浮かびます。
しかし、これは神様の仕込んだ、伏線の一つにすぎません。
なぜならば、博王谷と李信の二人をかませ犬にしてまで、神(作者)様が描きたい、本当のバトルが別に在るからです。
もう、何度も、当ブログで予想してきましたが、ヨコヨコと昂クンに雄バトルこそ、英呈平原戦のハイライトになると予想できます。
それこそ例えると、ヨコヨコVS昂クンの戦闘と比べたら、博王谷との戦闘など、世界ヘビー級タイトルマッチに比した、前座試合くらいの価値しかないバトルであります。
以下、実戦シュミレートになります。
博王谷が李信に会話でマウントとるために、くっ喋ってて、いつの間にやら、崇原やら田有らの飛信隊援軍が到着、見事、李信打ち漏らし。
博王谷『しまった!かっこつけて喋りすぎた!』
そしてー、
馬鹿馬鹿しい現実にヨコヨコ激怒。
ヨコヨコ『アホかお前(博王谷)!、あのまま俺が闘ったほうが良かったやんけ!!なんじゃこのクソ茶番は!?』
韓最強の武、ヨコヨコが再度、乱入します。
博王谷直下軍と戦って疲弊した、李信、崇原やら田有たち。
全力戦闘直後の上に、忘れられていたマジギレのヨコヨコ再登場に虚を突かれます。
これでは、李信はおろか、飛信隊主要メンバーの命すら危うい状況です。
ここを置いて、真打ちである、“あの雄”が登場するタイミングが何処にありましょう?
ピクっ
ヨコヨコ『なんだ…!?この雄気は?貴様らの最強は李信将軍ではないな。まだ戦士を隠しているだろ!』
昂クン『ちっ、しょうがねェな。相手してやるか。』
目の間に出てきたのは、ヨコヨコの半分程度の体躯しかない小男、昂クン。
つぎの連載は、新年第一号のキングダムでもあります。
2025年1月9日、次回、新年最初のキングダム、飛信隊 昂クンと、彼の特別百人部隊の投入のタイミングはここしかないでしょう。
今まで、ヤンジャン編集部の阻止により、本気の昂クン投入は避けられつづけて来られてましたが、神(作者)様自身は、間違いなく、昂クンと下ネタの両方ともがお好きなのは、間違いないです。
神(作者)様『君たち、何度言ったらわかるんだ!キングダムの裏主人公は昂なんだぞ。それに、俺が定期的にティムポネタを投入しないと精神に異常を来すことは知っているだろう!』などと、編集部を説得されておられるかは僕にはわかりませんが…、
今現在も、正月返上で、神(作者)様と編集の折衝が続いているのは間違いないでしょう。
そして―、
ヨコヨコ『うおー!』
恐怖に駆られて、昂クンに矛を降りかかるヨコヨコ。
鎧ごと、真っ二つにされたと思われた、昂クン。
しかし―、
毎晩にわたるキョウ礼との運動会で、ヨコヨコ程度の動きは一瞬で見切る昂クン。
紙一重でよけます。
昂クン『おっとw 紙一重で避けたつもりだけど、服が破けちまったぜww』
ボロンッ!!
開けた鎧と服から、飛び出たのは…、優に人外レベルの巨大さを誇る、矛のような一物。
ヨコヨコ『!?』
特別百人隊『隊長~。ワザとでしょ~w ゲラゲラゲラゲラwww』
その結果、ヨコヨコどころか、周囲の韓兵も、一瞬で戦意を喪失…。
こうして、全ての決着を武力ではなく、一物でつけつことにより、開戦当初の目標であった、韓兵の損耗を防ぐという、戦略目的も達成した、李信とテンたち。
振り返ってみれば、今回の戦争は、韓の民と、兵も守るという、無理ゲーレベルの戦略的伏線が在ったわけですが…、
昂クン一人でその難問をすべて解決できる、キーマンであることが、このような高度予想から算出できることが、分かっていただけたと思います。
さてさて…、
いや~、今年も一年キングダムネタバレを継続することができました。
年末に、契約していたサーバーがサ終になってしまい、もとのドメインがぶっ壊してしまったのですが、なんとか続けることができました。
そんな、執念を発揮することができましたのも、ひとえに、こんなフザケタ、下ネタ予想を見に来てくれる皆様のおかげでございます。
来年のキングダム連載は、たぶん、神(作者)様が性病にかかって、休載にでもならない限り、1月9日で見れるハズなので、楽しみにして待ってます。
ではでは皆さま、よいお年をww
- キングダムネタバレ最新822話 以上 -
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。