(幽繆王攻略の最大キーマン 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム )
幽繆王の遷様さま?
今回、キングダムの本編読んでて、気が付いたんですけど。。
彼って、李牧さんがキチンと向き合えば、更生余地ってありませんかね??
幽繆王って、自分がお飾りってことを理解している分だけ、ある意味、兄貴である、“やる気だけ王子”の嘉太子より、なんか、優秀な奴にも見えてくるんですよ。
嬴政と李信にコテンパンにやられた成蟜が、すっかり成熟して再登場したみたいに、幽繆王もなんかしら人並みの苦労でもいいので、何か乗り越えた経験さえあれば、ココまで変態には育たなかったのではないかと思えてきます。
ぶっちゃけ言うと幽繆王は李牧さんに認められたいんじゃないでしょうか?
とことん還元して、幽繆王ではなく、遷という、いち人物で彼を捉えてみたら、生きていて、何も自信を与えられずに育ってしまった、十代半ばの少年であるというのが、揺るぎのない事実であると思います。
李牧さんも、もしかしたら、遷に対しての、もっと別のアプローチがあったのではないか?と思わせるのが今回のキングダムでしたね。
そして、こんな時に、趙の宮廷に昂くんさえいれば…、
幽繆王『今ココでチンコ見せてよ、昂くん。』
昂くん『いいですよ♪』
ボロンッ!!
幽繆王『は、はうァーーー!?』
趙宮廷の一同『ビクッ!?』
幽繆王『ご、ごごご、ゴメンよ昂クン。僕はまだ何も分かっていない子供でした。ちょ、調子に乗ってすみませんでしたーーーーー!!』
趙宮廷の一同『すみませんでしたーーー!』
こうして幽繆王の自身を打ち砕き、ゼロベースで彼の人格形成に取り組み直すことが出来たかもしれません。
あとまあ、カクカイと姚賈の水面下の腹の探り合いについての話まで出てきましたね。
そして、ただ一人、幽繆王 遷の心の揺れに気が付く姚賈。
今週もキングダム本編について振り返っていきたいと思います。
キングダムネタバレ:カクカイ&姚賈の暗躍
今週は趙都 邯鄲からお話が始まります。
李牧さん人気と秦軍侵攻のジレンマに悩まされるカクカイ陣営の皆さん。
李牧さんが活躍してこのまま国の実権を掌握されるのは嫌だが、秦軍に滅ぼされるのも嫌だという、趙臣の皆さんですが、戦の邪魔をする訳にも行かないので、ほとほと困ったご様子です。
カクカイの取り巻きの一人が、李牧さん陣営にも顔の利く姚賈を見上げて、何かアドバイスは無いかと懇願します。
モブ趙臣『何か李牧の弱みのようなものは?』
カクカイ『どうなのじゃ姚賈?』
これには、現時点で何も有力な情報が無いことを端的に告げる姚賈。
名目上、カクカイ陣営からの二重スパイである姚賈ですが、この返事に、カクカイは『姚賈?貴様はまだ儂の犬なのであろうな??』と一応の牽制を刺し挟みます。
姚賈『当然です。天地が裂けようとも私は死ぬまでカクカイ様の犬です。』
引き続き、姚賈に李牧陣営の探索を命令するカクカイ。
そこに李牧さん、邯鄲到着の知らせが入ります。
カクカイ『一旦、大王の下に行くぞ。』
で―、その肝心の大王ですが。。
相変わらず変態プレイに勤しんでいますね。
同じく、李牧さん到着の知らせを受けた幽繆王。
幽繆王『李牧の奴め、戦争準備と抜かして全く邯鄲へ近づかずに形式的な開戦前の挨拶だけしにやってくるのだな。』
で、李牧さんは東門から邯鄲に入ってきたとのことで、その様子を見てみたいとする幽繆王。
配下と共に、遊興場を後にします。
そして、変態プレイルームから出て来た直後の幽繆王なだけに、恐らくマントの下は全裸の状態なのでしょうか??
ひと際高い城壁から、凱旋する李牧さんを、目の当たりにする幽繆王。
その民衆の余りの李牧さんへの熱狂に圧倒され。
マジビビりします。(笑)
『李牧こそ、この国の(王にふさわしい)…。』
恐らくそんな考えが、幽繆王のアタマをよぎったのでしょう。
そしてタイムリーに、幽繆王の眼下で何故か、直接、幽繆王に聞こえる距離で、李牧さん人気について語る2名の貴族。
貴族A『ぶっちゃけ李牧様が王になってくれたらよくね?みんなそう思ってるんだし。』
貴族B『それ聞かれたらマジでヤベエって。』
で、ソッコーで、幽繆王の側近によって城壁から突き落とされる脇役二人。
そして遠目に、その様子の一部始終を見ていたの姚賈の姿が描かれます。
姚賈『ん?……大王遷。』
ここは、たまたま姚賈が居合わせただけなのかもしれませんが……、
明らかに、何かの違和感に気が付いた様子の姚賈です。
キングダムネタバレ:構ってほしい遷様
朝廷内で、開戦前の口上を述べる李牧さん。
李牧さん『それでは出陣いたします。』
遷さま『まて李牧』
李牧さん『何か?』
遷さま『俺のコトちゃんと王とおもってるよな?』
李牧さん『もちろんです。』
遷さま『だよな。だったら今ココで裸になれ、李牧。』
はい、慌てる王宮一同。
しかし―
李牧さん『…、しっかりして下さい。ここは余興を興じる大王の宮殿ではありません。』
こうして真顔で応える李牧さん。
余裕ぶってた幽繆王も、呆気に取られてしまいます。
モブ大臣『余興とは何と無礼な!』
咄嗟に、幽繆王のフォローに入る大臣もいますが…。
幽繆王『周りは黙ってろ!!』と、一喝する幽繆王。
やっぱり何故か、李牧に絡むのに拘る幽繆王が其処に居ます。
李牧さんは、幽繆王に楯突いたのではなくただ諫めただけなのですが…、
幽繆王『クク、父王が貴様を心底嫌っていた気持ちがよくわかる。…、普通の事が簡単ではない人間がいる事も知れよ。』
李牧さん『……。申し訳ございませんが、王とは自分に厳しくあらねばなりません。』
幽繆王『クソが!!』
ここで漸く辟易とし出した幽繆王。
幽繆王『フッ…、もうよい。どうやらまだ酒が残っているようだ。お前の言う通り、余興が過ぎたわ。』
こうして酒を理由に、グダグダの会話に落としドコロを作った幽繆王ですが…、、
なんか…、普通に人間臭くないですか??
これって、普通に構ってちゃんの姿じゃありませんかね??
で、何を思ったのか幽繆王さま。。
幽繆王『思えば俺は、生前の父王とほとんど会っておらぬ。つまり、王の姿を見て居らぬ。まあ、見たところでロクなものでは無かったと想像がつくがな。』
李牧さん『前王の姿を見ずとも、王の姿を学ぶことは出来ます。』
李牧さんは続けて、秦軍を撃退したら、李牧さん自身が教えるとも言ってくれますが、コレを即座に拒む幽繆王。
幽繆王『御免だ!貴様は俺の至高の快楽を取り上げる!』
李牧さん『戦が終わった暁には、其処を含めてお話させていただければと。』
幽繆王『フッ、敵はさらに強大なのであろう、カクカイ?李牧にさらに王都軍5万を預けろ。』
カクカイ『ええええ!!』
李牧さんへの軍権増強にめちゃクチャ驚くカクカイさん。
幽繆王はそのまま李牧さんに出撃を命じます。
幽繆王『行け!李牧、秦軍の悪鬼共を殲滅して、再びこの邯鄲に街宣せよ!』
李牧さん『はッ!!』
そして―、
ただ一人、冷静に幽繆王の心の揺れ幅を見定める姚賈が、李牧さんの背後を見つめます。
明らかに、李牧さんに畏怖しながらも、李牧さんに構ってほしくて溜まらない幽繆王。
これ、幽繆王の心情に、李牧さんが何か気づいているのか分かりませんが、嘉太子の身元保証人との立場を差し引いて考えても…、
幽繆王の心情の揺れを見抜けば、もっと違う朝廷へのアプローチが在ったのではないでしょうか??
番吾戦終わった後、何で、李牧さんは、もっと邯鄲の幽繆王のもとに顔を出さなかったのか??
これは、何か趙の可能性が在ったのでは無いかと考えさせてくれますね。。
李牧さんが、最大限譲歩すれば、例えばロリコンプレイ等の範囲で、幽繆王と趣味をシェアできたかもしれません。
李牧さんの言っていることは尤もなのですが、幽繆王はまだ10代の少年なのでイキナリ高尚な説教などしても意味が分からないでしょう。
なので、若い幽繆王の年相応の実力に併せて、自分も歩み寄ってコミュニケーションを取る等すればヨカッタと思われます。
作中に出てきました…、
幽繆王『御免だ!貴様は俺の至高の快楽を取り上げる!』
李牧さん『戦が終わった暁には、其処を含めてお話させていただければと。』
こういった、李牧さんが語る、戦争やその準備を理由としたニアミスがあったのは、趙にとって非常に宜しくない展開なのが読み取れます。
李牧さんとしては、趙王とのコミュニケーションを先送りにしてしまっているが、痛恨の極みと悔やまれます。
例えばですよ?
番吾で王翦を破った直後、時間の余裕が出来た李牧さんが、下記の様に真摯に幽繆王を一人の青年として、向き合って対応して居たら、趙の歴史は間違いなく、大きく変わった事でしょう。
幽繆王『御免だ!貴様は俺の至高の快楽を取り上げる!』
李牧さん『承知いたしました。その点、番吾で秦軍を大きく退けた今、じっくりと大王と話会いましょう。』
幽繆王『え?』
李牧さん『確かに大王の至高の楽しみは、この李牧如きでは到底、その全てを理解することは不可能ですが、幼女の扱いなら、私は絶対に負けません。ちなみにス○トロプレイに関しても部下のフテイが絶対の自信を持っています。舜水樹なんか毎日野外露出ですよ! 唯一無二の親友である張宰相に至っては無類のババア好きプレイをいつでもお見せできると準備頂いております! さあッ! 宜安と番吾で秦軍を退けた今こそ、しっかりお話させて頂きたいと思いますッ!!』
幽繆王『お、おおおう?(ス、スゴイ、世の中、上には上の変態がいるんだな…。コレからは態度を改めねば…。)』
フテイ&舜水樹『ファッ?? ええええええーーーーーー!?』
- キングダムネタバレ最新848話 以上 -
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。