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キングダムネタバレ第830話 新鄭の混乱 考察 秦国もっと内部調略進めとけって話しだろ。

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(  晃クン 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム)

韓が、自国のみでロクに戦争やってこなかったツケは…、単に兵隊が戦慣れしていないってダケの話しではなく、王宮内の貴族全体が戦慣れしていないって意味で、完全にガタガタなのが露呈された今回の第830話。

まあ、当然と言えば、当然なのでしょうが…、ここに来て、張宰相の統率力が限界を迎え、この期に及んで、好き勝手に、洛亜完将軍の新鄭召喚を叫び出すモブ貴族たち。

寧公主が必死に抑えに奔走しながらも、勝手に魏に亡命しようとする貴婦人連中と…、まあ、相当なレベルでグダグダになって来ています。

何より大王がブルってやがる。爆笑

しかし、これ、英呈平原戦を必勝としていた秦国からすれば、当然に予想できたことでもあります。

予め、韓王宮内の降伏論者の勢力が、張宰相一派に抑えこまれていた現状を把握していた訳ですから、昌平君や昌文君からしてみれば、内部調略し放題なわけです。

確かに、いくら何でもストーリー的に、マジに洛亜完将軍が新鄭に戻されるような、読者的に白ける展開になってしまうのは難しいですが…、

秦がなるべく無傷で韓を落としたいのであれば、合戦の準備と同等に、事前に、韓の臣下から秦に寝返る調略戦を仕掛けて置いておけばヨカッタのになと思います。

呂不韋が居たトキとは、わりと、そういった強かな謀略戦も在ったキングダムなのですが、誰かしら、ソッチ方面の人材やポストとしてコンバートして、相当の役回りを担っているとは言い難い点です。

秦国が六国制覇すると豪語するなら、そりゃまあ軍の強度が必要なのは陶然として、同じレベルで、謀略面においても、無類の強さを発揮する、六大将軍級の人物が欲しいトコロ。

昌文君や李斯が、それを??

うん、今の彼らの姿勢をみていると、それは絶対に無理やな。

で、寧公主も、ここまで内部分裂が露わになった以上、『滅んでたまるか。』とか言っている場合ですか?

韓の民の生命と財産の保証、そして、貴族の婦人連中を糾合して、新鄭降伏、無血開城の軟着陸の選択肢を残すなら、もっと深く騰の語った言葉の意味をかみしめるべきでは無いでしょうか?

モブ貴婦人が何気なく語った、『血統だけは途絶えさせてはならない。』これはこれで、彼ら王族にとってみれば、相当に大事な事柄なのは間違い無いでしょう。

寧公主に政治的実権はなくても、寧公主⇒モブ貴婦人を降伏に説得⇒貴族の旦那多数が、張宰相に対して数で優勢となる。⇒韓王『降伏でいいんじゃない?(ガタガタ)』

このコースはあり得ますね。

ではでは、今回もキングダム本編について振り返って行きましょう。

キングダムネタバレ-英呈平原戦の結果報告

戦地から近いと言う事もあってか?

先に、英呈平原戦の結果が知らされたのは韓の陣営の方です。

寧公主の馬車を追い抜いて、新鄭に伝令が走ります。

洛亜完将軍が東砂平原まで後退したこと。

博王谷将軍の戦死。

端的に言えば、英呈平原で韓軍が負けたって事なのですが…、まあ、戦なのですから、負けた場合も普通は想定して然るべきでしょう。

 

だが、しかし―、

 

ココは平和ボケの極みに在る貴族連中がひしめく、韓王宮の真っただ中。。

それはそれはもう、こぞって脊椎反射の如くに狼狽する貴族連中ww

モブ貴族A『悪鬼の如きの秦の獣達が来るぞー!!』

モブ貴族B『何とかしろー!!』

モブ貴族C『洛亜完将軍を呼戻せーー!!』

モブ貴族D『洛亜完将軍を呼びに伝令走れー!!』

モブ貴族E『博王谷が死んで洛亜完だけで守れねよォォォォ!!』

モブ貴族F『もう無駄じゃーーーー!!』

 

開戦前との態度の変わりよう、コイツ等もう、紙吹雪かよ!?って思わせてくれるほどの、変貌ぶりです。(笑)

 

もしかしたら、我々読者が知らないだけで、既に秦国からの働きかけで、調略完了している貴族が何名かいるんじゃねーか?と思ってしまいます。

 

ただ、ここで一応は張宰相が登場。

張宰相『静まりなされ!』とピシャリと言を発します。

戦には絶対が無いことは、当然ですし、何より洛亜完が次戦を見越して第二戦の為に陣を構築してた訳です。

なので、相曰く、『今は出来るだけ正確に状況を捉え、ここからどう洛亜完将軍を支えられるかを考えるべきであろう。』と、張宰が語ったのは正論ではあります。

 

だがしかしッ―、

 

張宰相一派以外の貴族連中、彼らの狼狽ぶりは、張宰相の予想の斜め上を行きます。

やれ、『昨日負けたヤツが勝てる訳が無い。』だの、『兵力とか調べてる悠長な時間は無い』だの、『張宰相の責任じゃー!』だの…、

まあ、それは醜い内輪もめに大発展ww

揉み合いの喧嘩までしている大臣まで出てきます。(笑)

いや、洛亜完もカナリ見失っていたのは確かなのですが、普通に考えて、今回も、魏軍と趙軍の援軍をアテにするのが、韓軍劣勢の場合の、着地点なのですから…、

英呈平原などでの、都度の合戦において敗戦しても、新鄭までの道程において、秦軍を少しでも足止めするのが、戦略になるので、即座に洛亜完召喚で新鄭迎撃になどと云った、構想にはならんわけですよ。

寧公主『張宰相が場を鎮められない?』

モブ大臣『だ、大王様!場をお鎮め下さいッ!』

 

一見、マイペースにスカしている大王ですが。。

ガタガタガタガタ

大王『よい、議論を進めろ。』

完全にブルって、使い物にならん、玉座の置物と化しています。

モブ大臣ズ『くッ(ダメだこりゃ!)』

モモブ大臣ズ『張一派は黙れー!』

ブ大臣ズ『洛亜完呼戻せー!!』

一方、時間差で、秦王都咸陽にも英呈平原の戦果が伝わります。

現場の騰将軍に、信を置く嬴政始め、秦軍本営。

嬴政『いよいよ見えてくるな韓王都新鄭が。』

まあ、ここまでは予定調和なので、戦勝に興奮はするものの、みなさん冷静です。

キングダムネタバレ-寧公主なりの政治工作

韓王がガタガタ震え、張宰相が貴族連中を説得している間。

寧公主は寧公主で、何やら奔走しています。

王宮貴族のご婦人連中も、同じく狼狽、混乱しているからです。

新鄭では、議論が公式な場としてなされている王の前以外にも、貴族連中の勢力として、その奥様ども集まりが背後の勢力として存在しているようです。

まあ、これは秦国でも、後宮勢力がめちゃクチャ大きな政治的影響力を持っていたので、王宮勢力の水面下で、夫人の集まりが無視できない政治勢力として存在していたというのは、非常に理解できます。

で、流言とは言え、『新鄭は落ちる。』等云った悲観論まで飛び交い、孫子だけでも、城の外にどうにか逃がそうと考えている者達も出てきています。

寧公主『身の振り方は東砂平原の勝敗が決してからでも十分です。』

『新鄭の城壁は中華でも最強の堅固さを誇るので、決して落ちません。』

とまあ、自重の促す寧公主ですが、まあ皆さん、アンマリ信じてないようです。。

モブ貴婦人A『まあ、信じるけど、もし国が滅びるトキは早めに教えておくれ?寧。』

モブ貴婦人B『血統だけは途絶えさせてはならんのよ。』

モブ貴婦人C『子や財産も外に逃がさねば…。』

寧公主は王族直系の子女なので、傍系血族の王女らが、勝手な行動を取らないように説得を進めたいトコロなのですが…、

彼女らの狼狽は、それそのまま旦那である、表立って政治の場で活躍する貴族の発言にも影響するでしょう。

モブ貴婦人『寧!アンタ何か私らに隠してないだろうね?』

はい、寧公主は、騰将軍から、降伏勧告を受けている事、龍安さんを始め、南陽の貴族住民が、地位と財産を安堵されて暮らしている事などを、全て、思いっきり隠しています。(笑)

とは言え、まだそれを口にするのは、早いと思ったのか。。

ここでは、マジに韓が戦力的に危ういと知ってはいながら、降伏論を展開するを先送りにしてしまいます。

次の貴婦人の屋敷に訪問せねばならない、寧公主。

何気に、次の訪問先の貴族は、既に魏への亡命の準備まで進めてしまっているようです。

寧公主『(皆、自分のことばっかり!)』

いや、そりゃそうでしょう。

自分達の生命と財産を保証すらしてくれないような国家に誰が忠誠など誓いますか?

騰『韓は滅びます。しかし韓の民は救えます。』

寧公主『(滅んでたまるか。)』

一見、秦に最後まで抵抗する姿勢を見せる寧公主。

しかしッ!

これは実は秦にとっては寧公主からナイスアシストとなります。

寧公主が、こうして、韓の王宮女性を国外に逃がさず、韓王宮内のホールドし続けることでどうなるか?

ご賢明な読者諸兄は、もう既にお分かりいただけたかと思います。

飛信隊が新鄭にやってきた時、間違いなく、晃特別百人隊の王宮乱入による、圧倒的チン圧劇、或いは、一方的な性圧戦が展開されることになるでしょうッ!!

圧倒的なチン!

一方的な性圧!!

絶対的な性服!!!

寧公主『ああ、なんて事に…、こうなったら私が責任を持って、アノ、特別百人隊長の第二婦人になりますッ!!』

間違いない、神(作者)様が描きたい次のキングダムの風景はこれだ。

繰り返しますが、寧公主は、一見、秦に最後まで抵抗する姿勢を見せていますが、それは違います。

コレは完全に、韓王宮の血統を、晃クン一味に塗替える為の仕込みに外なりません。

寧公主、六大将軍騰へのナイスアシスト炸裂の第830話!!

- キングダムネタバレ最新830話 以上 -

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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