(幽繆王救済の最大キーマン 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム )
漸くですよ。
そろそろ秦軍、趙軍の両軍展開が描かれますよ。多分。
李牧さん、普通に忙しいし、特別に鈍感ってワケでは無いのでしょうけど、今回、姚賈だけが察してしまった、幽繆王の遷様の心のヒダといいますか、隙間と言いますか??
そこ拾ってやったら、幽繆王も名君になれるとは言いませんが、まだ若いだけあって、凡夫なりに自分の役割を見いだせる可能性が在ったのではないか??
なんて風に思わせてくれた前回の848話だったのですが…、それって、李牧さんが桓騎を打ち破り、王翦を番吾で撃退した直後の、秦軍が対韓戦争に勤しんでいる間の、ある種、最後に趙に残されたモラトリアムみたいな期間がソコだったのですが、李牧さん…。
その帰還、恐らく軍の再編成に再注力していたのだとは思うのですが、忙しいのは仕方がないにしても、全く、邯鄲に寄り付かず、幽繆王とコミュニケーションをとっていなかった。。
朝廷内に、李牧さん派の文官陣営を構築していなかったのも、ヤッパリマズいと思うのですよ。。
幽繆王の遷様が『普段、邯鄲にまったく来ない、出陣前に形式的儀礼に顔を出すだけ。』と言っているように、多分、つーか、絶対に幽繆王の遷様ではなく、幽繆王に担がれた遷少年は、李牧さんに、普段、会いたかったんだと思うんですよ。
『普通の事が簡単ではない人間もいる事を知れ。』
もしかしたら、遷少年??
李牧さん救いを求めていたように感じるのは私だけでしょうか??
遷少年…、
なんか、嬴政や李信、瑠衣なんかと出会う事がなかった、全く別ルートを歩んだ成蟜みたいな感じがしてきます。
前々から、『李牧さんも、少しは幽繆王の変態プレイに付き合ってやるべき』と、僕も、コメント記入いただいている皆さんも、李牧さんに口酸っぱくアドヴァイスを繰り返していたのに、全く聞き入れてもらえなかったのは残念です。
しかし、そんな李牧さんのミスすらフォローしてしまう、とんでもない大物を私たちは知っています。
秦軍が邯鄲を占領して、昂クンが王宮性圧するときに幽繆王の遷少年と出会う場面が来るので、その時に彼は救われるからです。
遷少年『参りました。趙の完全降伏です。まだ未熟な年少チンコである自分と向き合わず、こんな小さなチンコを誤魔化すために、SMをやってきた自分が恥ずかしいと気が付きました。コレからは昂先生の様に自分のチンコを徹底的に鍛え上げ、その身からにじみ出る雄度だけで女性を性圧できるように、一から頑張りたいと思います。』
多分、今回の秦趙戦争の最終顛末は、こうした遷少年の若者として成長を遂げる、感動の最後が待っているに違いが無いと絶対予想できます。
皆さん。
こうした若者の成長エピソードに心揺さぶれ、泣く準備はよろしいでしょうか??
ではでは、次回のキングダム予想を進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ:分断と集中を考えない少年漫画方式。
戦争なのですから、分断して敵の弱点を作り出して、其処を集中攻撃でボッコボコにするのなんて、当たり前の話しなのですが…、
キングダムは健全なバトル漫画なので、王翦や楊端和に李信達も、そんな卑怯なことは絶対にしないでしょう。
正々堂々…、
なんなら、今回もワザワザ秦軍の方が、数的不利に表現される事までやって、各自が各地でテンデンバラになって戦う事間違い無いでしょう。
前々回で、嬴政と昌平君が、広域戦をやる上に、一同に会するのはコレが最後とまで言っていた事もありますし、前回、趙王のご機嫌もあって、李牧軍はさらに5万も兵力が増加されたとありますからね。。
まァ…、秦軍の皆さんにとっては非常に残念ですが、アレだけ全国民の戸籍調査やって、韓全人口を併合までを実施したわけなのですが…、
キングダム趙国のガバガバの人口設定を甘く見てはいけません。(笑)
長平で40万人成人男性が戻らなかったとか、鄴陥落で西方半分の領土を完全にロストしている点等、何故か全く問題にならないレベルの兵力で秦軍を迎え撃ってくる事でしょう。
以下、簡単にマッチアップを考えてみました。
青果軍(青歌)軍VS王翦軍
李牧本軍・王都軍連合VS楊端和軍・飛信隊連合
李白軍VS録嗚未軍
紀彗軍・王都軍連合VS楽華軍・玉鳳軍
ポイントにしてみたのは、趙にとって青歌軍は、防衛戦力というより、秦軍を削る打撃戦力としては李牧さんは構築してきていると、予想する点です。
逆に秦軍にとってみれば、楊端和軍と飛信隊が最大の打撃戦力となります。
李牧さんも、昌平君もお互いにそれらの投入先は、慎重に見極めを付けるはずだと思います。
次に、注目したいのは趙軍にとってみれば李牧本軍が総司令官として明確に機能するであろう点に対して、秦軍は王翦軍と楊端和軍の両方が、総司令部として機能するであろう点です。
なので、命令系統という点では、趙軍の方が組織的に洗練されているようにも見えますが、こと、広域戦という点で、六大将軍制度を敷く秦軍に有利さがみられる展開になるかもしれません。
ただし…、
李牧軍について言えば、雁門や青歌軍、紀彗軍等の地方郡は恐らく李牧さんの指揮権と連動するよう、将軍同士の信頼関係も構築されてきているとは思うのですが、非常に気になるのは王都軍と李牧さんの関係性です。
李白は問題ないと思うのですが、霊咒公、趙忽と顔聚の背景に注目すべき点であるのは明白かと思われます。
秦軍とってみれば、この新キャラの三名…、
読者目線で見ても、必ずしも李牧さんの足を引っ張るとも言い切れない点で強敵になるかもしれません。
何故なら、前回の848話でのカクカイ陣営でのお食事会の会話をみていると、少なくともカクカイ陣営から、将軍を派遣していて、軍権内に自陣営の者を仕込んでいるワケでもはなく、カクカイ陣営の影響力に関して言えば、どうも宮廷内、邯鄲内に限られてた規模でしか会話していないからです。
霊咒公などは、今は無き、扈輒軍の残党と思しきネームドから察すれば、王都軍直下の指揮官筆頭は彼であったりするのかもしれません。
とは言えですね??
キングダム的に、この王都軍って、なんかあんまり強いイメージが湧いてこないのが、趙軍にとってみれば厄介です。
実戦について言えば、李牧や司馬尚らの地方郡がそれぞれの辺境地域で他国軍と実践を積み重ねて来て強い。。
元藺相如軍であった、尭雲たちも、時代を隔てたとは言え、其れになりに強さを残していたのも分るんですが…、
今の幽繆王になる時代まで、王都を守ることが使命ということで、ほとんど李牧さんらに、兵権がリリースされることがなく、恐らく結果的に実践経験が乏しくなってしまったであろう王都軍が、強いというイメージはどうしても湧いて出て来ません。
そりゃまあ、訓練はしてたのでしょうけどね。。
前回の韓軍みたいなもんで、この点で、霊咒公、趙忽と顔聚の三人が李牧さんに協力的であったとしても、李牧さん、雁門や宜安から戻って、王都軍と雁門軍との合同訓練等、カクカイ陣営や幽繆王の台詞から読み解く限り、ほとんどやっていなかったのではないか??
この点で、秦軍が序盤で攻め入る口になって来るのではないか??
録嗚未、蒙恬、王賁が野戦で王都軍を相手しているウチに、李牧軍や青歌軍程の練度の無さを見抜いたあたりから、李牧さんの意図から戦況がズレて来る等が、展開として考えられそうです。
で―、
其れだけ戦況が秦軍有利に傾いても、ヤッパリ司馬尚に勝てない王翦が描かれるのではないでしょうか?(汗)
李信が李牧軍筆頭の馬南慈と絡んだことは無いのですが、小型ガイモウである李信で馬南慈を抑えておけば、後は楊端和がバジオウを投入するだけで、フテイと舜水樹はミリ単位でスライスされるのは間違いありません。
いや?
仮にそこまで酷くなくても、飛信隊と楊端和軍の強ユニットの枚数で行けば、シンプルに戦術の幅で雁門軍は楊端和と李信が連合して直でバトルしたら持たないと思うんですよ。。
李信が小型ガイモウで、そこにバジオウと羌瘣・羌礼が重なってきたら、もう終わりじゃないですか??
十弓クラスの実力を持った弓矢兄弟だっているんですよ?
とりあえず李牧さん的には、骨珉伯を消費して時間を稼ぐとか、ソレくらいしかできる事が無いと思います。
そして、優秀な馬風慈には、どうしても雁門の未来を託さなくてはなりませんので、李牧さんがフテイと舜水樹に愛想を尽かして、後退を始めた頃に、王翦軍、やっとこ司馬尚相手に元気を出してくるといった展開になるモノと予想します。
- キングダムネタバレ最新849話 以上 -
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。