( 蒙恬:原泰久先生 作 キングダム第718話)
今週の第一印象…。
桓騎軍…弱ッww
黒羊戦とかあの紀彗軍とガンガン闘り合っていたのに、どーしたんだよ!?(汗)
強いとか弱い以前に、戦闘前からビビり過ぎだろ。
全然から、飛信隊と楽華軍が打てる手は、包囲に対して“突く”しかないだろうと予想していましたが、これだけは当たって良かったです。
この点、予想より上回る論点として、飛信隊だけが単独で突撃を仕掛けるより、楽華軍と重なり強固になった上で攻撃を仕掛ける方が確度も上がりますね。
実際に、那貴と陸仙のベテラン連合は、長くキングダム読者をやっている者にとって、どこか熱く感じさせるものがあったのではないでしょうか?
しかし、相対する李牧の反応も気なるところですが、流石に多少、局地的な優勢になったくらいで動じるような李牧ではありません。
早速、楽彰さんと上和龍さん率いる青歌軍が投入!!
あれ? ホントは多少、局地的な優勢になったくらいなら放っときゃいいんでは?
これって有力武将が前線に引きずりだされている体じゃありません??
李牧さん??
もう、いきなりミスってません??
ではでは、何かと今週もキングダム本編を振り返っていきたいと思います。
キングダムネタバレ-各戦地の様子
慌てる摩論ww
趙軍の接近に備え、至急右側の防壁構築の指示を叫びます。
慌ただしく陣形を固める桓騎軍ですが、粛々と足並みをそろえつつ接近して来る趙軍の皆さん。
辛うじて、迎撃の体裁が整った桓騎軍ですが、対応が後手に回っていることと、どうやら数に圧倒されていることからも、かなり心理的なプレッシャーが激しいようです。
まあ、っつってもそこは歴戦の桓騎軍一家なんだし…、
と思ったら大間違いww
グア!
ギャ!!
グオッ!!!
どーも、一方的に狩られまくって横陣が早々と浸食されつつある桓騎本軍…。
開戦早々から、ほとんど桓騎兵ばかりが打ち取られるような状況で、戦闘が進んでいきます。
普段、荒くれ者としてイキリまくって桓騎軍なだけに、これは殊更しょーもない連中に見えてしょうがないです。
数が劣勢ってだけで、ここまでビビる奴らだったかな?という印象を受けます。
しかし、まぁこれは前回のラストからある程度は予想のついていたこと。
遠目に飛信隊からも好き放題に桓騎軍がやられまくっているのが見えます。
で、信も蒙恬も、そんな桓騎軍はほおっていて、先ずは自分たちの持ち場こそが最重要と語ります。
信『ムカつくが桓騎は馬鹿じゃねえ、ああなったらなったで何か対処はしてくる―。』
蒙恬『その通りだ、結局、桓騎本軍の命運も―、ここからの俺たちにかかっている。まずは二隊で協力して、ここの局面をひっくり返す。』
蒙恬らが語っている間―、
既に各所で飛信隊が合流を果たしていき、随所で変化が見られていきます。
愛閃の下には羌瘣が合流、互いに副長格で両隊の最強戦力です。
場所は、中央正面にて、羌瘣が騎馬で敵背面から挟撃を敢行。
歩兵も愛閃指揮下に残してくれます。
羌瘣『うちの歩兵は石よりも頑丈だ!』
うん、少しツボりそうですww
左下のモブ兵の顔が、『え?羌瘣さん、この人また滅茶苦茶言ってんよ!?』と思っているみたいに見えてきそうです。
まあ、考えても仕方ないんですが、残された歩兵部隊で羌瘣目当ての入隊してきた奴がいる場合、彼女が見ていない所では能力が半減する連中がいてもおかしくありません。(笑)
羌瘣の申し出を受け入れた愛閃、取り急ぎ、先ずは自軍の立て直しを図ることために羌瘣隊の活躍に頼ります。
羌瘣『もちろん、そのために来た。』
快諾する羌瘣に『!…。』何か閃く愛閃。
行くぞ!とその場を後にした羌瘣を見送って…、
愛閃『いかん、、あの娘は蒙恬様に近づけてはならん…。私の蒙恬様が…。』
やはり、池面(イケメン)でもどこか頭が残念な愛閃。(笑)
早く、細身の剛力同士ということで汁粉勢力の千斗雲と戦わせてみたいです。
まあ、コイツは羌瘣のバックアップが入れば問題ないでしょう。
寧ろ羌瘣が上手く立ち回って、剛腕をふるいまくる愛閃の下に、敵の中核隊や要の将を送り込んで効率的に敵を削減するやもしれません。
次に、飛信隊が合流を図った先は陸仙隊です。
しかも、そこに向かったのは那貴という、なんとも心憎いほどの人選で合流。
指示したのは河了貂でしょうか?
遊撃隊同士、陸仙の突撃に合わせる初見の随伴行動でも、最も柔軟な動きが取れるメンバーを送り込んできました。
陸仙『飛信隊が来てくれたおかげでやっと我々も外で戦えるぞ!』
那貴『敵のあの継ぎ目を断つと、あとは向こうの力は半減しそうだな。』
突然の那貴の登場に驚く楽華軍。
部下の出で立ちがどうにも桓騎軍なのだからでしょう。
端的に、元桓騎軍出身の飛信隊と端的に自己紹介する那貴。
陸仙も楽華の五千将と手短に名乗ります。
陸仙『那貴、お前の言った通りだ、少し手伝え、俺の隊だけではやや戦力不足だ。』
楽華の一番槍たる陸仙隊をメインに据え、那貴隊は、その後方周辺をバックアップ。
陸仙は全面に集中する形を即時合意。
ここから楽華軍もようやく敵の分断に動き出します。
陸仙『行くぞ陸戦隊!』
一方、桓騎軍はどうなっているのでしょうか?
やはり摩論が狼狽しています。
早々と、リン玉騎馬隊を投入することを提言。
しかし、桓騎は『まだ早い。』と一蹴します。
桓騎『摩論、こんな時のために来たんじゃねえのか?アイツらは。』
ということで動かされたのは風ハンさんが率いる秦軍北東部軍の皆さんでした。
正直、いままで何処に配置されていたのかすら不明だったのは、不憫としか言いようがないのですが、ようやくその存在が日の目を見た北東軍の皆さん。
桓騎の指令を受けて、どうにも士気がやたらと高い姿を示してくれました。
狼孟軍の攻撃からは無傷だった皆さん。
風ハンさん同様にやけに士気が高いのは、どうやら地方で中央の話を聞き続けてきた彼らにとって、機会の少なかった戦線投入は本当に誉れであったらしく…、
直下として配置された六大将軍桓騎もそのまま英雄として扱われるものだったようです。
いままで全然接点のなかった桓騎に対して、何でそんなスキスキでいられるのか全く不明ですが、その勢いのまま風ハンさんも激を飛ばします。
風ハンさん『秦北東部の漢たちよ!今こそ我らの力を示すときぞ、血を流せ、命を捨てよ!桓騎将軍に勝利をォ!!』
ついさっきまで、桓騎本軍をザコ扱いに殺しまくっていたモブ趙軍が、新手として登場した秦北東部軍に急襲を受けています。
桓騎本軍に対いて攻勢にでてた趙軍も、ここでようやく強い抵抗に遭い、損害を出し始めた模様です。
うん、やっぱり桓騎本軍弱くなりすぎでしょ。(笑)
しかし、数で大きく圧倒する趙軍なので、秦軍北東軍も次々に損耗を重ねているようです。
どういう配置で秦軍北東軍が突撃したのか、イメージつきにくいんですが、ここはあくまでも防御の戦闘なので、風ハンさんたちがどのくらい持つかは時間の問題であることには変わりがありません。
めっちゃ死ぬ死ぬ率が高いので、読者も心配ですね。
キングダムネタバレー李牧の対応
楽華軍と飛信隊、各所で圧倒しています。
李牧の本陣からもこの様子は明確に見て取れるようです。
しかし、この程度は何も慌てない李牧。
優位に反転した乱戦の中、早々と趙の第二陣が接近してきます。
しかも、最初の突撃よりもかなりの多数の軍勢で。
率いるのは…、青歌の楽彰さんと上和龍さんの二将。
李牧も新しいカードをここで切ってきました。
楽華兵A『こっちはもう兵がボロボロだと言うのに。』
楽華兵B『しかも、あれと戦っても次が…。』
確かに、ここで李牧が飛信隊と楽華軍の二強部隊に圧を掛けてきたのは良いと思うのですが…。
コレ、逆に早々に青歌の楽彰さんと上和龍さんが前線に引き釣り出されたとも見て取れませんかね??
李牧的には、この青歌の楽彰さんと上和龍さんに、しばらく手が付けられない飛信隊と楽華軍を、打ち取らなくてもいいのでテキトーに“いなし続けて”もらって、桓騎本軍のダメージを深刻化させるでいいような気がするのですが…。
早速、李牧さんにも油断が生じているとは、私の考えすぎでしょうか?
新手の敵の接近を見た蒙恬。
信に向かって、『今度は俺に任せるか?』と問いかけます。
信『もちろん。』
そこからの蒙恬の指示は一瞬でした。
蒙恬『飛信隊と楽華軍、全軍にて大錐型の陣、先頭には俺と信が入る。両軍で一つの矢となり、あの軍を突き抜けて、この李牧の“籠”の外に出る!』
いや~ようやく来ましたよ。
敵の単純横陣に対しての突撃形態。
奇策でも破れかぶれでもなんでもなくて、兵数で劣っている以上、“面”で勝負するメリットはどこにもありませんからね。
李牧側の、秦軍が錐型で"突いて"来るのは予想できたハズなのですが、別段、ただの単純横陣で楽彰さんと上和龍さんを接近させたのはマズイっしょ。
次週、またまたの李牧の“まさか!?”が楽しみです。
― キングダムネタバレ最新718話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。