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キングダムネタバレ考察第820話 騰の話 考察 勘違いし始める寧公主ww

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(  寧公主 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第819話)



あーこりゃ、寧公主だんだんと勘違いし始めるアレですわ。

もはや、騰に対して、薄っすら濡れてている状態なのは、間違いありませんよコレ。

まったく頼むよ寧公主。

無血開城して欲しいという事で、騰が“開いて欲しい”っつたのは、あくまでの城の事であって、別に、姫様、貴女様の股を開けろ言ったわけではありませんよ。

まったく、もー。

まー、でも寧公主も年頃なんだから仕方がないか~。

ま、勘違いしてもしゃーない、しゃーないwww

それにしても、騰が寧公主に実際の戦場をみせてやったのは、非常に良かったんじゃないだろうか?

この後、王宮の中で、寧公主が継戦派から、慎重論者になって、やがて降伏論者になって行くにつれて、机上でしか戦場の実態を知らず、宮廷の中の事しか知らない大王と張宰相との、意見を異にした際の彼女が、自分の意見を、戦場の苦痛という裏付けを語った上で反論する為の材料になっていくとは考えられないでしょうか?

騰が、其れを狙ったかどうかは分かりません。

しかしまた、騰の心根に触れ、そして、戦争継続の意思こそ、今現在は保ったものの、やがて降伏論者となった際に、同時に、騰の事が好きであると自分の気持ちに素直になっていくという、伏線も張られているように思えてなりません。

しかも、それには続きが在って、、。

実は、騰が妻帯者であるということで、寧公主は振られてしまうと思います、、。

そして、国を失ったショックと、その失恋の傷を埋めるためにはどうしたらいいか??

誰よりも、モノ凄い、絶大の“雄”に抱かれる事でしか、騰の事を忘れる事ができないと結論付ける寧公主の姿が、賢明なる読者の皆様には、既に思い浮かんでいる事でしょう。

がんばれ寧公主!

キミなら、第二の大后、嬴政の母ちゃんみたいになれる才能だって秘めている!!

その前に、キチンと新鄭王宮の中を、無血開城派閥で統一するんだぞ?

休載のせいでめちゃクチャ待ったが、今週もキングダム本編について振り返って行きたいと思いますッ。

キングダムネタバレ-無血開城に拒否を突き付ける寧公主

寧公主を会談に呼び出して、新鄭での無血開城を頼み申す騰。

和平交渉と意気込んできた寧公主は、これにはガッカリと肩を落とします。

“和平交渉と思ってきた自分がバカだった。。”

 

期待した気持ちのギャップもあってか?

 

寧公主とて、そこには国の歴史が終わることを是と出来ない気持ちがあり、韓人としての魂が失われてしまう事に怒りを呈します。

寧公主『…新鄭は、無血開城など致しません。』

騰とて、必ずしも好ましい答えが訊けると、期待していた訳では無いとは思いますが…、

ここに更に、寧公主は被せてきます。

寧公主『韓は絶対に降伏などしません、最後まで、徹底抗戦します。』

彼女の護衛からは、“流石”と感嘆の声が上がりますが、ここまで反動的に拒否をしめるのもどうなんでしょう?

これでも一応は外交の場面と考えたら、“最後まで、徹底抗戦します。”という、この最後の一言は、めちゃクチャ余計で、尚且つ、非常に危険な言葉になりませんかね?

なぜならば、一応、前提として、寧公主に正式な外交権があるとは思いませんが…、

この文言は、仮に、今後、韓が自分達にとって都合の良い降伏のタイミングが発生したとしても、それが秦側にとって都合の悪いタイミングであれば、それを拒否させる口実と言質を与えたという形で利用されかねないからです。

ま、キャラクターとして、騰なら、そこまで冷徹になって韓に対して、過剰な仕打ちを重ねるとは思えませんが…、

例えば、韓軍側の抗戦派閥の武将や貴族を合戦が始まった機会に削っておいた方が得策だと、秦と、これからの韓統治のメリットとして考えたら、そこは手心や妥協をするような、甘い人物ではないと考えます。

寧公主『停戦が望めぬなら帰ります、宜しいでしょうね、騰将軍。』

会談は決裂で、ココで解散。。

そう思われたところで。。

騰『いえ、最後に一つだけ寧姫様にお見せしたいものがあります。』

不意に語り出した騰。

指笛で馬を呼ぶと、正しく武術の達人の挙動で、一瞬で寧公主ごと、自らを、馬上の姿へと変えてしまいます。

コレには、両護衛ともに驚く一同。

姫様!!

悲鳴のような声で叫ぶ、侍女たち。

騰『大事ない!姫君の歩けぬ獣道をしばし行くだけだ。心配ならついてくるがいい!』

そうは言われても、当然、動揺を隠せぬ韓の護衛兵たち。

『姫を降ろされよ!』

『騰将軍を止めろ!』

手荒な真似はできずとも、致し方無しに、双方の護衛兵ともに、騰の後を追います。

しばし、山林の間を駆ける騰と寧公主。

騰『申し訳ありません。ほんのスグです。』

寧公主『(韓を滅ぼしに来た憎き秦の六大将軍、なのに…、私を支える手は、とても優しくいたわりを感じる。)』

はい、こうして寧公主なりの、騰の人物理解が深まっていきます。

恐らく、こうして自分から好意の沼に嵌まっていくタイプなのでしょう。

『この男は私にだけは特別な事をする…。』

恐らく、現代であれば、簡単にホストに引っかかるタイプだと考えて間違いないでしょう。

ここで再び騰が説明を加えます。

騰『(新鄭が徹底抗戦の場合)新鄭の城門を秦が力ずくで突破して、なだれ込む場合、如何に私とて末端兵までの制御を聞かせることはできません。城内は火の海に一般市民にも犠牲は出てしまうやもしれません。無血開城の場合は、城内には私が選んだ正規兵だけを入れる故、そういう悲劇は起こさせません。』

今回の冒頭でも、その点を、韓人の誇りの話であったり、王朝の歴史など、論点がズレがちな寧公主に対して、前回から、騰は、あくまでも一般市民の安全確保のために、無血開城をせよと一貫して勧告している様子がココでも見て取れます。

そうしているウチに、目的の場所に着いた寧公主と騰。

騰『本物の戦場です。』

これについては、騰も場所を抑えて、狙っていたのでしょう。

少しばかりの高台で、眼下に兵士の殺し合う様がすぐにも見渡せる丘に出る二人。

驚愕、目の当たりにした寧公主は反射的に嘔吐してしまいます。

 

騰『吐いてもイイですが、目をそらさないで頂きたい。』

 

涙も目に浮かべて、なんとか見据える寧公主。

そこから騰は、戦場には誉の光など一切ない現実を寧公主に突き付けます。

国と家族の為と高潔に奮い立つのは開戦まで。

あとはただ、恐怖と苦痛に耐えて血を流すだけです。

 

一瞬、、『何でこのようなものを私に…、』と言いかけた寧公主ですが…、

それでも尚、『いえ…、こ、この光景は王室として見ておくべきものです。私は目をそらしたりなどしませんよ!そして、この光景は、あなた方が攻めて来たから起きているという事も!』

騰『残念ですが、我らは軍人故に命令通りに戦うだけです。戦争を始めるのも終わらせるのも、出来るのは王族だけです。

なんと??

大王が健在の韓において、寧公主にそこまでの実権があるとは思えませんが、“戦争を始めるのも終わらせるのも、出来るのは王族だけ。この言葉によって、確かに秦が戦争を始めはしたが、“それを受けて立つのも、軟着陸にもっていくのも、どちらも韓の王族の責任”であると、やんわりと寧公主に含みを持たせた言い方になっているのは、考え深いトコロです。

流石、騰。

ココで騰はさらに、先ほどの『最後まで徹底抗戦する』との、寧公主の言質を持って含めて…、

騰『しかし、本当に最後までとなると韓の民は全滅となります。そうなる前にどこかで降伏せざるを得ません。その線引きが遅すぎると、今度は“死なせすぎた”と国民に恨まれます。』

寧公主『分かっています、そんなことは。』

ほ、ホンマか?

寧公主…。

どう見ても、先ほどは感情的にリアクションしていたようにしか見えませんでしたよ・・。(汗)

其処からは、騰がより高い解像度を加えるように…、

王都が追い詰められた際は…、

やれ、一族で逃げる者。

保身の為に、降伏を唱える者。

秦に寝返る者…、(※張宰相の事ww 『(`・ω・´)キリッ☆ だから儂は最初から、あれほど秦とは戦争をするなと言っておったのじゃ!』)

それらに怒りを覚え、暴力で阻もうとする者などが現れる事を予告します。

コレ…、

ぶっちゃけ云うと、騰からしてみれば、別段、寧公主など頼らなくても、今後、英呈平原戦に勝利して、未だ本国を発進すらしていない魏軍と趙軍が、全くアテにならないような状況さえ作り出せば、調略の相手なんて全く事欠かない状況であると、暗に教えてやっている様なモノなのですが…、

その上で、騰が寧公主を呼び出した事について…、

騰『そして―、誰よりも民の事を第一に考える者、私は、寧様がそうだと思い、今回、強引に来てもらいました。』と、とりわけ大きな理由を付して、今回の会談に、意味合い持たせた形をのこしました。

無血開城については、この時点で、合意には至らなかった。

しかし、それでも自分の考えは話せた騰。

寧公主としても、何も今の時点で答えを出す必要はなく、王都に帰って考えてもらう事にした騰。

『後は王都に帰って、よくお考え下さい。韓を一日でも長く保つのか?それとも早めに犠牲を止めるのか? 韓の民にとって何が一番なのかを。

韓の国益ではなく、“韓の民にとって何が一番なのか?”

このポイントだけは、確りと念押しする騰。

一体、どっちが大事なのか

答え方が比較的簡単なイエスORノー方式とも違い、“AorB”という選択を突き付ける騰は流石です。

しかしながら、この点、読者的には、相手が寧公主という点で、ヤハリ心配な部分がのこるんですよね。。

王族とは言え、韓王宮で政治の実権を、寧公主がもっているかも分からないのに、どの程度、彼女が韓中枢の意思決定に参画できるのか?

寧公主が父王を説得して、無血開城となり…、

最後まで抗戦を唱える張宰相が『お前、実はお飾りだったのかよww』というオチでもイイのですが、なんか、それだと余計に韓の国がペラッペラの連中で、『騰や李信はおろか、何故、旧六将までも、いままでの韓に苦戦していたんだ!?』みたいになりゃしませんかね??

最後に…、寧公主がどんな選択をしても、騰は、それを尊重して彼女を応援すると語る騰。

 

寧公主『敵なのに応援でスカ?』

騰『立場と胸の内は同じではありませんよ。』

 

話しはココまでとして、姫の身柄を韓兵に帰す騰。

 

そこからは、完全に戦闘モードに切り替える騰。

騰『ここから入るぞ、干央と合流する。』

 

寧公主『将軍もあの中へ行かれるのですか?』

マジに反応する寧公主ですが、この発言で、また彼女が現実をまだまだ知らない王族という身分なのが浮き彫りになっていますね。

王族である自分は当然の事、その王族たる自分と接する、騰などの上位将軍は、現実の戦場などに直接身を投じる事が信じられない。

そんな別世界といった世界観が、明らかに本当の危機感と一線を画しているんですよ。

本当に賢明な王族なら、『民が地獄を見る、という以上に、最後まで秦を本気にさせたら、“自分自身がこの戦場に叩き落される”あるいは“徹底抗戦から脱落した韓のそれまでの味方に殺される”という、可能性まで、顛末の予想を思いめぐらせるからです。』

 

繰り返すようですが、寧公主の『将軍もあの中へ行かれるのですか?』という感嘆、これ、実に、まだ寧公主も騰の言っている事を、危機感の上で正確に理解できていない。

自分はあの乱戦には絶対に巻き込まれないとでも思っているのか?

結局、戦争を“他人事”にしか思っちゃいないという、非常に平和ボケしてて、間抜けな気持ち丸出しの言葉だったりするんですよ。

騰『洛亜完の首を取って新鄭に参ります、どういう形で在れ再会しましょう。』

寧公主『武運を、なんて言いませんよ。』

騰『お立場的にそれはマズいでしょう、。胸の内で思っていただけるだけで十分です。』

寧公主『誰が!!』

ようやく、護衛と共に戦場に乱入した騰。

ようやくです。

ようやくファルファルが開始されました。

そして―、

うーん?もういっそ、王女でしかない寧公主が、『無血開城しましょw』となっただけで、ひっくり返る超単純な韓王宮というのも、それはそれで見てみたい気がする。

張宰相『なんと、無開城ですと!?し、しかしですじゃ、大王!姫様!!』

大王『えー? 寧が言うから決定したよ。だって儂が大王じゃし。どうせ儂らは、コネと慣習で国を動かす人治国家なんだから別にいいじゃろ?お前の嫌いな韓非子みてーに、ルールとか固い事言うなよww 騰将軍、これからの韓も同じとか言っておるのじゃろ? 儂も王のままで居られるしお前も宰相のまんまなんじゃから、別に構わんじゃろ??』

張宰相『ファッ!?そ、それでは、スグに降伏しましょう!開戦に踏み切ったのは李牧に唆されて仕方なくやった事にしましょう! 秦軍武将の皆様には、この儂が全責任を持って、新鄭風俗街の優良店でご接待いたしますのじゃ!!』

条世さん『(ダメだ、どっちに転んでも、ウチの王様と張宰相、やっぱり何も分かってねェ。ダメだこりゃ。)』

他の大臣達『ヽ(・ω・)/ズコー! 張宰相、いままでアレだけ威張ってたのに何なんだよ!?』

 

そして、新鄭に入場する騰、録嗚未、干央、隆国、李信、羌瘣らの一行。。

干央『ん? 録嗚未、アレはなんだ?』

録嗚未『い、いや…、前に来たときは、あんなの居なかったぞ。』

隆国『し、信、お前は知っているのか?(汗)』

李信『え、いいいいいや、あんなの俺も見てねーよ!💦』

其処に居たのは、何者か?

王宮の前で、突如、騰ご一行に向って、高速ですり寄って来る人影が、現れます。

張宰相『いよッ、社長お疲れ様です!今日はどういった女の子をお探しで!?』(※ヘコヘコしながら。)

李信、干央、隆国『は、はァ…?』

張宰相『フへッ、へへへw グへッ、グへへへへへッww』(※更に卑しく、ものすごくヘコヘコしながら。)

- キングダムネタバレ最新820話 以上 -

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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