( ヨコヨコ 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第816話)
英呈平原戦が始まったと思ったら、休載を挟んで、騰と寧公主の会談で2週間使ってしまっていて…。
実は、コイツ等なんも戦い進んでへんやんけーーーー!!(笑)
もう今年終わるぞ!?
騰が寧公主に、無血開城を持ち掛けて、考えを巡らせる時間を与えたが、それも結局、英呈平原戦のバトルに勝利することが大前提なので、ここから大いに奮戦してもらいたいトコロ。
彼ら二人が話をしていたのは、ほんの数分の事だと思いますが、その間、両軍の戦線は一体どうなっているのか?
秦軍は、依然、新人部隊を中心に、韓に押し込まれていることだとは思いますが、李信や録嗚未、隆国、干央らとて、敵が新人部隊を狙いに来ることくらい容易に予想出来たハズなので、このまま劣勢で年内終了…、。
な~んて、体たらくで終わってしまわれるのは、かなり残念に思います。
騰が戦線参加すると同時に、どのように戦線が変化するのか?
韓軍、洛亜完とて、ヨコヨコらの隠し玉をどの様に起用するのか?など、次回の見どころについて、様々な切り口で予想する余地が残っている現状、いよいよ、ようやく戦本番に局面が移行していく局面になってきました。
韓の秘密兵器であるヨコヨコが参戦してきたら、止められるのは、特別百人長に出世しながらも、まだ活躍が描かれていない昂クンが、同じく秘密兵器として登場するしか、飛信隊が対抗する術が無いでしょう。
そして、残念ながら、その昂クンの活躍を観る前に、女性である寧公主が、戦場から撤収してしまったのがニアミスとも呼べます。
もしも、昂クンの戦線投入が早ければ、前回のキングダム820話は下記の様になっていたでしょう。
騰『寧姫、つきました。これが本物の戦場です。』
英呈平原全体を見渡せる丘に到着した、騰と寧公主。
目前に、多くの兵士が殺し合いをす騰軍と洛亜完軍の姿が見えるのは同じですが、その更に、遠くの飛信隊と博王谷が戦う戦場まで見渡せます。
その迫力の前に、慄く寧公主ですが…、
それと同に、遥か遠くの戦場であるにもかかわらず、寧公主の目にハッキリと視認できるほどの、そそり立つ巨大な円柱のようなモノが目に入ってきます。
寧公主『え?アノ形…、アレってもしや? うッ、うえッ!』
騰『吐いてもいいです、しかし出来れば目をそらさないで頂きたい。アレこそが秦国の誇る極大男根兵器、昂クンです。(信、寧公主に見せるタイミングがバッチシだ、よくやった。)』
寧公主『お、恐ろしい! し、秦はなんという恐ろしい兵器を…、あんなモノ見せられたら…、そんな、韓の国じゅうの女は、、そ、そんな…。 謹んで無血開城してお待ち申しておりますッ♡』
ではでは、次週の予想を開始します。
キングダムネタバレ-韓軍:守の洛亜完に攻めの博王谷
最初から野戦が得意な博王谷との評価が公開されていた以上、韓軍の攻守の大枠は…、
洛亜完が守備と全体フォローに徹して、博王谷が攻撃の中心を担うというモノでほぼ間違いないことだと思います。
問題は、初見で秦軍側がどこまで韓軍の攻撃パターンの見極めをつけることが出来るかですが、秦軍が南陽統治の準備期間で、韓軍の情報収集にどこまで徹しきれたかについては、殆ど描かれていないので、読者目線でなら予想を立てられても…、
騰や河了貂のキャラクター目線にとってみれば、上記の、韓軍のどの部隊が強ユニットで、どのタイミング勝負を仕掛けてくるのか等、どの程度まで予見できるかは、かなり厳しいものがあるのではないでしょうか?
しかし、この点で、前々回では、自ら先頭に立って攻め込んで来る李信を、深縦陣形に引き込んで、後方と分断することに成功した博王谷が…、
早々に本軍ごと動かして、李信討ちに機動しだした状況が描き出されています。
ここで更に気になるのは、この博王谷の動きが、李信たちからみて、秘密裏とした動きとして描かれているのではなく、周囲で見ていた羌瘣や羌礼はおろか、博王谷の標的である李信までもが、この大胆とも言える規模の、博王谷本軍の接近に気が付いていることですね。
例えば、コレを比較してみたら…、
朱色平原戦で、王賁や李信の前に、突然、馬南慈や尭雲が現れて、急激な進退を繰り返しを強いられるとなった際と、状況を比べる事ができると思います。
李信も『向こうから近づいてくるなら、掘る手間が省ける。』と言っている通り、これは、言葉通りに捉えれば、李信にとっては強がりでも何でも無しに、武将討ちの機会が向うから提供してきているも同然の話で…、
強敵と分かりやすい本軍が、自ら接近してきてくれているのが、事前に分かってしまっている分だけ、いままでの飛信隊のバトルの様に、不意に、突然、敵の強ユニットの奇襲を喰らい、即応対応が迫られる事が多かった状況に比べたら、これだけでも、全然、李信側に余裕が在る状況だと言えるんですよ。
これは、博王谷が“野戦が得意”と云われるほど、実は、尭雲や馬南慈と比べたら、それほど実力が高くないと考えていいのか?
以前と比べて、李信の戦場全体の把握キャパシティーが向上していて、博王谷を迎撃できる実力が備わって来たと捉えるべきなのか?
あるいは、その両方が原因で発生した状況といえるのか?
実は、なかなか興味深い状況設定であるようにも思えてきます。
少なくとも、李信本人が、自分に向って、敵の本命級戦力が接近してきているが分かっているという点は、飛信隊側にとってみれば、ピンチであると同時に好機と捉えることが出来ます。
しかし、この点で、博王谷から見てはどうでしょう??
コレ、博王谷の作戦、単純に愚策であることが分かります。
何故なら、韓軍の中での攻勢部隊である博王谷軍と言っても、ワザワザ、第二将である博王谷が討たれるリスクを負ってまで、韓軍にとって最大級の武力脅威である李信を狙って、攻撃を仕掛けるメリットは何一つもないからです。
そもそも、韓軍の基本戦略である、“秦軍の強部隊をいなして置いて、新人部隊を中心に削って消耗させる”という作戦方針と、全く逆の作戦方針であるとも分析できます。
この点、改めて考えると…、
李牧さんが、番吾戦で、李信が大将軍であればともかく、一将軍に過ぎない点を考慮して、彼については無力化することに徹して、敢えて首取りには拘らなかった点については、ヤハリ大きく評価できるのではないかと考えられます。
(※ただし、そのやり方よww 李信と河了貂がアホ過ぎるという前提に立った、ダミーの城を使った地下道遁走ってのは、流石に茶番が過ぎたが。)
しかし、この場合…、
博王谷が李信を狙わないで、博王谷とその直下軍だけで、確実に削れる飛信隊中核部隊を狙うために、攻勢を仕掛けてくるのであれば、全然話は違ってきます。
博王谷が冷静になって、一応は、ホーケン級の武将となった李信や、羌瘣らは、引き続きさて置いて…、
なんなら、我呂や満童あたりの、公必殺ユニットである両飛麃へも、専守防衛で、ほっといたらいいです。
強力ではあっても、彼らより、若干は打撃力の下がる、多方面への対応力に秀でた、田有さんの千人部隊や、田永の騎馬隊等の、中規模攻撃部隊を確実に損耗させた方が、博王谷軍のメリットは大きいです。
そうしておくことで、飛信隊全体の打撃力を削ぐと同時に、より、新人部隊への攻撃が容易になって行きます。
李信や羌瘣、その他の強ユニットである我呂等は、より眼前の敵へ、攻撃を強化するでしょうが、博王谷が、飛信隊の中間中核部隊を先に潰す事で、その間に、次の攻撃目標を設定することが可能になります。
恐らく、李信達が状況に焦り、先頭を務める李信に代わって、韓軍強襲部隊へのインターセプトに動くのは、誰よりも飛信隊の中で応用力に秀でた、楚水さんが、河了貂の指事で動くことになるでしょうから…。
博王谷は目下の最大戦果として、飛信隊副将である楚水さんを引き出して、コレを討ち取るのを、作戦目的として行動をとるべきでした。
つまり、博王谷と李信の、戦力比較と双方リスク計算を最大限考慮して考えれば、博王谷は現時点で、飛信隊の副将討ちを至上目的として捉えるべきでしたが、ここで彼は、リスク計算と、そもそもが英呈平原は防衛戦であるという、戦闘目的を見失った作戦を立ててしまっていることがよく分かります。
(※韓軍側は秦軍が攻撃を断念すればそれで勝利であることを、見失っている。李信や騰の首を取るかどうかは二の次でよい。)
そして、結論を申し上げますと、リスク計算を入れずに李信に攻撃を仕掛ける博王谷は、現状、このまま作戦を進めれば、早期退場することになるでしょう。
博王谷が李信に接近するであろう様は、李信本人にだけでなく、羌瘣や羌礼にも気が付かれてしまっているのだ。
ましてや、折角、全体が韓軍有利に進んでいるのに、李信に本軍勝負を挑んだことで、『あれ、やっぱり無理?』となって、第二将博王谷自身が討たれるリスクに気が付いて、本軍を途中で撤退させようものなら…、
一度、前進した本陣や本軍が後退するとなると、それは、韓軍にとって、想像以上の大事になります。
ましてや…、
実戦経験に乏しい韓軍が、演習想定外の状況にも等しい、大将の後退を目にするとなると、大混乱を来すのは間違いありません。
田有『オイ、敵の総大将が逃げたぞー!(事実)』
田永『敵将、博王谷が李信将軍にビビッて逃げたぞー!!(事実)』
干斗『敵の大将は大怪我したぞー!(ウソ)』
崇原『よし!敵の本軍が後退を始めたぞ!(事実)』
我呂『オラオラ、逃げた手前ェらの本軍を見てみろw もうお前らの後に味方は居ねェぞ。(事実)』
渕さん『韓本軍の皆さん、もう早く家に帰って、オナニーするって言ってましたよ。(ウソ)』
この様に、事実と嘘をない交ぜにすることで、本軍撤退の事実の間際に、韓軍全体の士気に一気に精神的打撃を与える事も可能になります。
というか、本軍とて一度、野戦で戦線投入ともなれば、逃げても普通に追撃を喰らって、それ相応のダメージを追います。
キングダムネタバレ-韓軍の真打登場
上記の予想をみて…、
『なんだ…、英呈平原戦、博王谷の失敗で早く終わるんじゃねーかよ。つまんねーな。』と思った方。。。
ご安心ください。
きっと、いや絶対に。
神(作者)様である原先生は、韓軍の真打を絶対に別に用意して下さっている事でしょう。
それは、間違いなく洛亜完の側近、仮面の戦士 ヨコヨコです。
ヨコヨコの登場により、以前の予想で紹介しました、ヨコヨコVS昂クンの人外超常バトル展開され…、
【※昂クンが中心になり、ロウアイ先輩からのフィードバックを元に、百人の漢たちがチンポに車輪を突きさして超速回転ッ。ヨコヨコ率いる韓の毒兵器軍団を逆風で吹き飛ばすぞッ!!】
暴力ではなく、チンポの力で国際問題を解決した飛信隊の姿勢に、自分の人間的未熟さを痛感した洛亜完と博王谷。
博王谷『に、人間ちゃうやろ! こんなん勝てるわけが無いわー。』
洛亜完『ゆ、許してください。スイマセンでしたー!』
彼らの無条件降伏による、感動的決着に帰着されることを予想いたします。
- キングダムネタバレ最新821話 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。