( 李信 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第825話)
博王谷に李信らが、長々と喋って、全然戦わなかった前回の824話。
案外、トラッシュトークで喋っている間に、李信は体力を回復させることが出来たかもしれません。
ナイスです、渕さん。
しかし、その反面、秦軍連中がこぞって、『誰々にお守りの石を貰った~。』、『俺も俺も~』と言ってきたところに…、
博王谷兵『あ、あれは本物の南陽石!?』とか、ワザワザ、今まで普通に優勢だったのに、馬鹿正直にマジレスして、手を止めてまで、渕さんのお喋り戦術に引っかかってましたよね。
なんちゅう、純真な奴らなのでしょう。
こんな馬鹿正直な連中、絶対に乱世で生きて行けるわけがありません。
毎回毎回、泥試合のような合戦を楽しむのがキングダム。
ではありますが、英呈平原戦でも、結局、飛信隊が李信一人が一騎打ちでケリをつける、ワンマンチームで終わりそうなので、結果的、飛信隊が“軍”として、強くなった結果は描かれずに終わりそうです。
飛信隊が組織としての強みを出せなきゃ、これ、ぶっちゃけ李信が将軍として、成長しているのか、読者的には、よくわからないんですよね。
というか、コレだと、武将としては、あんまり成長してないですからね、李信。
とりあえず、博王谷との勝負を終わらせて欲しいのですが、次回は休載。。
二週間待ったと思ったら、今後は、騰VS洛亜完の戦線で再開して、VS博王谷戦の結果は、また待たされるのかよ!?ってぐらいの引き延ばしは普通に再現されそうです。
でなんで、どっちに転んでもいいように、今回は、VS博王谷戦の結果だけでなしに、VS洛亜完へ場面が転換した場合も含めて、予想を進めていきたいと思います。
ではでは、次回のキングダム予想を進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ-VS博王谷戦の結果と休載の原因
ま、まあ李信が勝つに決まってんですけど、その前に、羌瘣が沛曇を討って、徐々に韓軍の勢いが消失していく様が描かれるのではないでしょうか?
明らか、投げ捨てキャラクターの沛曇さんですが、羌瘣の咬ませになるなら、彼も本望でしょう。
沛曇軍と羌瘣隊の兵力配分が描かれていないのですが、おそらく兵力では沛曇軍が勝っているようなので、羌瘣隊が少数であるにもかかわらず、沛曇軍が博王谷本軍に援軍を送らせないようにするために、羌瘣は、無理に自軍の兵を広げて戦っているといった状況でしょうか?
沛曇さん、羌瘣が居る方に向って、進軍しているわけではないですが、進行方向が羌瘣にバレているのが、リスクで、羌瘣側は羌瘣側で、沛曇さんに、それなりに距離があって、接触できるかどうかが、勝負の分かれ目といった感じです。
なんか、本編では、この羌瘣の相手している、博王谷左軍には、沛曇将軍以外にも、会雲五千将なる武将もいると語られているので、後出しで、この会雲五千将が、李信に迫ってヤバくなるというのはあるかもしれませんが、いや? もう、流石にそんなんイランでしょう。
仮にそれが、昂クンと彼の特別百人隊の相手であったとしても、流石に、実力不足もいいトコロです。
あと、もう一人の投げ捨てキャラクターである、眉景さんについては、飛信隊方面なのか?騰軍方面なのか??また、登場する持ち場が分かりませんが、騰が洛亜完に迫った際の、後詰で出てくるとか、録嗚未、干央らの各個撃破を狙って行く必殺部隊とか、ポジション出てくるくらいの事は考えられますよね。
さて??
飛信隊方面に関して言えば、折角、特別百人隊の隊長となった、昂クンとその部下たちの活躍が、描かれて然るべきなのですが、以前、その気配すら感じられません。
この点、次回のキングダムが休載になったのも、この、昂クンの取り扱いについて、集英社全体で会議が必要になった故こそが、他らならなぬ原因でしょう。
原先生は、昂クンを出したくて出したくて仕方がない、否!!
より正確に語れば、キングダム本編で、昂クンを出して、さらに、その昂クンの巨大なブツを出させたくて出させたくて仕方がない原先生。
そして、各種コンプライアンスを考慮しなければならない、ヤングジャンプ編集部、及び集英社経営陣との最高会議。
ややもすれば、株主総会にまで、話が発展しているのかもしれません。
状況証拠として、昂クンの登場が残されている状況での。この休載…。
どう考えても、間違いありません。
昂クン登場の是非について、集英社最上層から、待ったが掛ったと見る以外に、分析の仕様がありませんね。
さて、VS博王谷戦の結果に、話を戻してみますと、なんでしょう??
ぶっちゃけ、李信が勝つに決まってんだから、結論、もう、どうでもイイです。
博王谷がそれなりにカッコいい敵みたいに、原先生が作ってしまったので、花を持たせた最後を与えるぐらいは在るんやろうな。ってのは予想できますが…。
多分、アレっスわ。
合従軍編で李信が満極を倒したトキと同じように、『お前が心配している様な事は、絶対に韓では起きねえ。』と博王谷に聞かせて、見送るとか、そんな感じやと思いますわ。
少なくとも、洛亜完の相棒の博王谷。
今までは、昂クンの圧倒的雄力で、心を折られて降参して、新しく秦の人間として生きていくという、幸福な路線で予想していたのですが…、
そうでは無しに、死なすのであれば、みっともない死に方だけは、神(作者)様もさせんだろうなと。
博王谷兵も、博王谷が死んだら、もう士気を喪失して、抗戦できない。
時間的に、そこは間違いなのかなと。
キングダムネタバレ-VS洛亜完戦の結果
前面の騰、左右の録嗚未と干央らの、各所包囲を進めた洛亜完。
騰が中途半端に、引くワケもないので、洛亜完としては、このまま騰を絡め取る動きに移行するハズです。
とは言えですよ?
洛亜完の、この包囲作戦。
洛亜完本人が期待しているほど、果たして本当に、完成度の高い包囲なのかは、私は、かなり疑問視しています。
何故なら、騰軍は、最前線を、騰が指揮して、後方を、隆国がバックアップする体制が、維持されているからです。
強いて例えれば、馬陽編で、王騎将軍が、最初に軍師目を持つ、フウキを飛信隊に始末させたみたいに、参謀格でバックアップ能力抜群の隆国を先に仕留めないと、今回の複数個所包囲陣形は、効力を発揮しきれないと、私は見ます。
騰軍全体を後方攻撃しているのは、先行して発進させた前衛部隊を反転させたものですが、こんなもの、騰軍としては、同じく、後方に残して来た残兵に、再度、乱戦に持ち込ませたらよいだけですし、その指揮を最後尾の隆国が担うことが出来ます。
そして、何より、騰と、左右の録嗚未と干央らを分断している、騎兵団は、当然、騰に向った上で、録嗚未、干央、隆国の三軍に背を向けているも同然なので、速攻で餌食になる以外ありませんよね。。
雑に考えても、騰と録嗚未と干央は、この分断騎兵も、隆国に任せて、引き続き前攻撃に収集するだけでも、全く問題が無いんですよ。。
何故なら、洛亜完は貴重な騎兵突撃力を、分断の為に、もう既に使ってしまっていて、録嗚未と干央が本陣を攻撃する為に、前攻してきても、歩兵団の地力ダケで守らなくてはなりません。
上述の、眉景なる残りの未登場武将が、騰や録嗚未と干央と対戦する可能性はありますが、洛亜完としては、今更、彼の使い方が何処に在るのか判断が微妙なトコロです。
例えばですよ?
最も眉景さんを効果的に使うなら、騰軍への背面攻撃をより効果的にするために、実は、最初から最前線にいて、反転する先行軍の士気官として戦場に登場、それまで、乱戦から復帰したばかりで、少数単位のバラバラの攻撃しかしていなかった反転軍を、部隊レベルに一気に編成、そこから隆国を背後から攻撃するといった描き方なら、戦術的補完として、一気に恐ろしい存在になります。
まあ、しかし、そうでは無しに洛亜完の居る本陣側に、眉景さんが居た場合を考えると、もう大した使い道は無いように思えます。
後は精々、録嗚未の咬ませにするくらいでしょうか?
んでもって、干央さんが、そのまま横陣を抜いて本陣を陥落させ、騰が洛亜完の首を取るといった流れが、まあ、予想できる穏当な結果でしょうかね?
ただ、洛亜完。
博王谷と違って、彼はヨコヨコと一緒に、韓非子編から登場してきていて、急造武将などとは呼べないくらいには、仕上がった武将でもあり、しかも、列国中最初に滅亡する国の武将ということも在って、みっともない死なせ方は、神(作者)様にとっても、読者にとっても、受け入れがたいモノが在るでしょう。
恐らく、騰と剣戟する場面になって、洛亜完が何か“回想”しだす局面が描かれだしたら、もう幕引きでしょう。
せめて、寧公主がまだ戦場に粘って居残りしているなら、洛亜完が討たれた様子も察知するかもしれません。
それを確認した上で、王宮で寧公主が『洛亜完でさえ一日と持たなかった。いつ来るか分からぬ魏と趙の援軍などアテにしても、もう無理です。降参しましょう。』それくらい言って、洛亜完が守ろうとした、韓の国民が無傷のまま終戦を迎えるとか、なんとか彼の心意気を弔ってやって欲しいと思う。
- キングダムネタバレ最新825話 以上 -
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。