( 洛亜完さん 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第829話)
英呈平原から撤退した、洛亜完以下韓軍の皆さん。
洛亜完の言から察するに、一応のところ、洛亜完は英呈平原戦から後退を余儀なくされた場合に備えて、後方には予め、東砂平原なる地域に、陣を構築していることが明かされています。
博王谷軍にも撤退の指示を出し、ヨコヨコが本軍の殿を務めたワケですが、その後、初日の勝利を収めた秦軍視点の追撃戦が描かれるに至っていないのが、物足りないです。
追撃する余力が秦軍側にもそれほど残っていなかったとも言えますが、当然、騰や河了貂も、次戦で洛亜完が巻き返しやら、立て直しを図ってくることは、当然、予想するべき事柄なので、洛亜完を取り逃がしこそすれ、普通、ここは洛亜完が経戦を断念するほどの、損害を追撃戦であたえなくてはならないハズです。
例えば飛信隊…、
昂クンと彼が率いる、特別百人隊はまた未投入で完全健在なのですから…、
ここからの追撃戦でこそ、彼らの特殊能力を行使して、博王谷軍側に更に壊滅的なダメージをあたえることも可能でした。
昂クンの下腹部に設置された、ロングレンジバスターサテライトキャノンで、大量の白い粘液を韓軍の逃走方向に発射。
ドビュ!……、ドベシャ!!
モブ韓兵A『うわー!何だこの白いやつ。トリモチか!?ネバネバして地面に足が引っ付つくーーー!』
モブ韓兵B『ギャー!足がネバネバに取られて逃げれないーー!!』
そして、仲間の昂クン特別百人隊もまた、ロングレンジバスターサテライトキャノンで、大量の白い粘液を韓軍の逃走方向に発射。
昂クンとその仲間100人の類似イメージ画像(※あくまで類似イメージです、当ブログの内容とガンダムは一切関係ありません。)
作画引用元 機動戦士ガンダム ユニバーサルユニット Gビットセット【プレミアムバンダイ限定】
ドビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュ!……、
ドベシャ!!ドベシャ!!ドベシャ!!ベシャ!!ベシャ!!ベシャ!!ドベシャ!!ドベシャ!!ドベシャ!!ベシャ!!ドベシャ!!ドベシャ!!ドベシャ!!ドベシャ!!ドベシャ!!ベシャ!!ベシャ!!ベシャ!!
モブ韓兵A『うわー!白い粘液に囲まれてもう逃げれない!!』
モブ韓兵B『臭すぎるーーーーー!!!』
河了貂『今だ!さっきまであまり出番がなかった楚水に我呂。昂特別百人隊の特殊能力のお陰で、もう敵は逃げる事ができない!徹底的に追撃して、兵力差を拡大させるんだ!』
楚水『承知!』
我呂『おうよ、俺もスッカリ回復したぜ!』
ドカドカバリバリ!!
とまあ、河了貂がこうして昂クンを起用して、シッカリとしていれば。。。
洛亜完『何やて!?博王谷軍の奴ら、撤退に失敗したやて!?』
という風に、ヨコヨコレベルの殿を務める武将も居らず、そもそも全軍の指揮官自身を失い、撤退指揮を纏めることが出来ない博王谷はであれば、次戦洛亜完が再戦を期待できないほどのダメージを新鄭無血開城になったかもしれません。
とは言え、洛亜完もそうですが、最早、逃がしてしまったものは仕方が在りません。
秦軍側は秦軍側で、それなりに損耗もしているのは確かなので、事前の準備を確りと進めた上で、二日目以降の東砂平原の戦に臨む事でしょう。
ではでは、ここからのキングダムについて予想をすすめていきたいと思います。
キングダムネタバレ-両軍の損害整理
次戦を予想する上で、両軍がどの程度戦力を残したか?
数値上の規模を整理しておくことはどうしても必要です。
各軍の戦闘の経緯と状況から、それを分析してみましょう。
①博王谷の損害規模
韓軍の損害は何よりも李信に博王谷が討たれたことが大きいですが、上述の通り、指揮官を失い、ヨコヨコらの強力殿が居なかった点で、どの程度軍力が保存されたかが、韓軍が戦闘継続をするにおいて、非常に重要なリソースファクターになります。
この点、第829話の終幕を見る限り、李信は依然疲労してて、河了貂も羌瘣も追撃戦を展開していたワケではなさそうなので、以前、距離があって、羌瘣に討たれたわけではない沛曇将軍が、それなりの規模で博王谷軍を逃がしきったとも取れそうです。
負けた戦闘で、仲間を纏めて撤退させるって、相当大変なのですが、実戦経験の乏しいはずの韓軍で、何故、それが実現できたのか? なかなか、理由を導き出すのは困難なのですが、あの半分モブ同然の沛曇将軍がそれだけ優秀であったと脳内補完するしかなさそうです。。
②洛亜完軍の損害規模
状況と洛亜完自身が展開した作戦内容からして、一番損害が大きいのが洛亜完軍のハズなんですよ。
洛亜完の場合、博王谷のように自ら本陣を李信の前に出しただけの話しではなくて、意味不明に騰だけを包囲するで無しに、録嗚未、干央、隆国の三将までを、分断して各個を全軍で包囲するという…、、
どう見ても、“選択と”集中”という原則に反する、兵力リソースの無駄遣いを初日に展開しているのが、殊更、撤退を難しくしているんですよ。
少なくとも…、
録嗚未、干央、隆国の三軍の後方で、踏ん張りながら背面包囲戦を展開していた、韓兵は、洛亜完の撤退後は完全に置いてきぼりになって、全滅するか、降伏するかの二通りの選択肢しかないのではないでしょうか?
この状況で、韓軍の彼らが撤退しようにも…
既に洛亜完軍の大半の兵員が、騰軍側に広範囲に散開活動しており、騰や録嗚未が、割り切って洛亜完やヨコヨコを捨て置いてしまえば、いくらでも各個撃破して、葬り放題です。
洛亜完を助けに戻った親衛隊月光とかは、一緒に撤退できたかもしれませんが…、
騰を中心に、録嗚未、干央、隆国の三軍を分断する為に放たれた重装騎兵団なんかは、洛亜完が逃げた後は、ソッコーで、騰と録嗚未、干央、隆国の4軍で被包囲されるんですよ?
こんなん、どう考えても、死ぬしかないじゃないですか?
というか、そもそも韓の国が小さくて、兵力が限られているのに、洛亜完は、なんでこんな一発勝負に近く、兵力を最大動員しないと無理な作戦を展開してしまったのか?しかも初日から。。
騰軍が初日から一気に勝負決めに来てたのは分かるんですが…、コレは違うと思います。
国や軍が小さいなら、そこは、地形や外交援軍を最大限活用して、自軍の役割について、徹底して“選択と集中”をさせた上で運用しないと、ソッコーで国は滅びますよ??
とは言え、大丈夫ですよ、洛亜完将軍。
キングダム…、
モブ兵員がいくら死んでも、無かった事にしてしまえるのが、本作の神(作者)様なので。
③飛信隊の損害規模
我呂が失神していた以外、大した損害は無さそうですね。。
モブ兵員がいくら死んでも、無かった事にできるので…、
騰としては、ヨコヨコの抑えに飛信隊、とりわけ李信自身の武力や羌瘣の起用を考えるかもしれないので、先ずは武将個人単位の体力回復に努めてほしいトコロです。
そして、超絶秘密兵器…、
昂クン百人隊が温存状態なのはデカいです。
非常にデカいです。
④騰軍の損害規模
とは言え、兵員ロストの規模で言えば、騰軍とて、カナリ大きいことは間違いないでしょう。
しかしながら、洛亜完軍の損害の内容とは分けて考える必要が在ります。
何故なら、騰軍はその突撃の形態からして、熟練軍を先行させて、且つ、一般兵を、防御に徹する形にしつつ、後方に残したまま突撃をしていました。
先行して、且つ、初日からトップギアで戦っていた熟練軍は、相当疲弊しているでしょうし、今の騰軍にとって希少な精鋭戦力にもかかわらず、これも相当数が戦死、脱落したかもしれません。
とは言え、上記のとおり、モブ兵員がいくら死んでも、無かった事にしてしまえるのが、本作の神(作者)様なのですが…、
その分、逆に心配なのが、武将の進退です。
とりわけ僕は、干央さんが心配です。
前回829話では、その姿が描かれはしても、一言も台詞を発しなかったし(喋る必要が無いだけとも取れるが)、前々回で洛亜完が、『本当は“死に体”なのにこと切れずに来たのか。』などとモノローグしていたのが、物凄く心配なんですよ。
しかしながら、作中で何か致命打を喰らった様子(松左みたく)なども無いので、過度な心配は、かえって干央さんに失礼。
先ずは心して、次回の秦軍作戦ターンがどう描かれるかを待つのみです。
そして、もう一つの視点として、今回、一旦は捨て置かれた、新人兵団なのですが…、
二日目以降は、英呈平原戦に勝ったという事実で、且つ、一日目を生き延びたという事で、初日とは別物の兵士に変わっているという、勝利がバフを生むみたいな展開はあり得ませんかね??
とりわけ、騰らの軍の運営側が、一般兵の中から、武勲を上げたもの、敵を討ったり、それこそ、小隊長などの首を上げた者がいたら、コレを大いに初日から褒めたたえ喧伝するなどは、一般団の士気向上に繋がるかもしれない。
キングダムネタバレ-秦軍速攻の継続戦闘2日目
洛亜完は建て直しを狙っていますが、騰軍としては2日目の再戦…、
これも結構、マキで急がなきゃならんわけです。
もともと一日で勝負を付ける心算で在ったということでは無しに、あまりにダラダラと戦っていたら、魏と趙の援軍が動き出して、新鄭攻略時に、敵国援軍が来てしまうリスクが在るからです。
もちろん、蒙恬と王賁の要撃もある訳ですが、彼らの援軍遮断が長期に持つかどうかは、まったく別の話し。
まあ、もちろん合戦二日目というのが、この英呈平原からの翌日かどうかはさて置き、一度、韓に視察にきている騰と録嗚未、そして李信が、次戦、敵が迎撃戦を展開する東砂平原とやらを、キチンと把握しているのか?
もしかしたら、次の東砂平原…、平原という割には、近くに山や丘陵があり、山地から水が流れ込むゆえに湿地があったりと…、
ここで漸く、減ってしまった兵士リソースを補うために洛亜完側として、地形リソースを活用した戦いを展開して来るのかもしれぬと予想。
李信が韓の地形を既に忘れていても、別に驚きはしませんが…、
騰や録嗚未は、その点でより厳重な注意を払って軍を進めるものと予想。
洛亜完としては、合戦で勝てずとも、最悪、時間稼ぎできるだけでも、韓軍を有利にすることができるからだ。
しかしながら、洛亜完。
複雑な地形で秦軍の行進を図ったとしても、無駄であろう。
秦軍には、いまだ無傷な昂特戦隊がいるのだ。
しかも、101基の長特大射程兵器を全員が装備していてな。
地形をたよりに、自ら動かずに拠点に籠り守っても…、
昂クンの下腹部に設置された、ロングレンジバスターサテライトキャノンで、大量の白い粘液を洛亜完拠点に発射。
そして、仲間の昂クン特別百人隊もまた、ロングレンジバスターサテライトキャノンで、大量の白い粘液を洛亜完拠点に発射。
どう考えても、動きを止めた瞬間、彼らからの集中砲火を浴びて死を待つのみになってしまうだろう。。
昂クンとその仲間100人の類似イメージ画像(※あくまで類似イメージです、当ブログの内容とガンダムは一切関係ありません。)
作画引用元 機動戦士ガンダム ユニバーサルユニット Gビットセット【プレミアムバンダイ限定】
洛亜完『ギャーーー!臭すぎるーーー!! ヴォエエエエエッ』
ヨコヨコ『洛亜完様!今すぐ降伏しましょう!!』
- キングダムネタバレ最新830話 以上 -
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。