( 次こそ大将格で参戦なるか?李信さん 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム )
えーっと…。
韓の新鄭が陥落した時点で、流石に李牧さんとしても、次、また秦軍が攻めてくる事くらい、予期し始めていることでしょうから、ボチボチと趙軍のカウンター戦力がどもように結集していくか等も描かれていくでしょう。
ま、その前に秦軍の侵攻ルートがどうなるかが重要なのですが、さすがに昌平君がどんなにバカでも、最早、北方ルートを選択することは完全に無意味なことくらい重々承知でしょうから、結局、王翦と楊端和が駐屯している閼与と平陽を拠点にするしかありません。
こんなん最初から、そうしてろよって話しです。
何のために連載期間3年もかけて鄴を落としだんだよ。(汗)
そもそもが…、史実秦国と違いキングダム秦国は、何故か『俺達、国力が乏しいから鄴を落として最短距離で邯鄲を墜とそう』って戦略だったのですから、宜安とが番吾とか、戦略上何も重要度を伴わない城相手に、『王族が北に逃げるかも?』という、“捕らぬ狸の皮算用”の発想で、無駄な出兵してんじゃねーよって話しなワケです。
でなんで、主要拠点が否応なしに、閼与に決定されるために、結局、次の総大将も王翦になってしまうでしょう。
楊端和が駐屯している平陽ですと、李牧さんが築いた邯鄲南部の長城が塞いでいて、閼与に迂回しないと、邯鄲を直接攻めれないので。
で、ここから次に考えていきたいのは、王翦、楊端和が規定通り邯鄲攻めの主力になるとして、他の戦力がどうなるかです。
飛信隊の参戦は間違いありませんが、蒙恬、王賁の若手に、録嗚未たち韓平定組がどうやって参戦してくるのか?
その間の、魏軍、楚軍の抑えをどうするのか??ここら辺も非常に重要な問題になってきます。
何気に、楚軍を蒙武たった一人の将で抑えているってのが凄いですよね。
バランスぶっ壊れレベルに蒙武が強いのか?
それとも単純に、楚軍の足並みが揃わないのか??
その両方なのでしょうが、今、問題になってくるのが、平定直後の韓に隣接する魏軍です。
韓からあまりに戦力を、趙戦線に送り過ぎると、魏軍に、平定直後の軟弱地盤である韓を攻めようとする機会を与えてしまうのではないか??
既に多くの戦力を、韓から対趙戦線に派兵する事が決まっているので、頼みとするのは、魏に対する外交の力。
すなわち、今や秦の配下になった、張元宰相の風俗外交だけなのかもしれません。
頼む、張元宰相…。
李信や録嗚未たちが、安心して趙を攻めれるかは、アナタの手腕に掛っている。
ではでは、次回のキングダム予想を進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ:秦軍、事前の情報工作
秦軍の攻撃目標は邯鄲総攻撃であるとして…、
攻撃の最大拠点は必然、王翦が駐屯する閼与になると思われます。
武城と平陽も兵站上の拠点として大いに利用できるでしょう。
李牧が作った邯鄲の南壁は、邯鄲の防御には有効ですが、その同時に、秦が奪取した武城と平陽に、趙自ら攻める事も出来なくしてしまっているからです。
楊端和としては、平陽から東周りのルートで、閼与からの王翦軍と、東西で邯鄲を包囲する作戦を構築するかもしれません。
もちろん、秦軍が侵攻ルートで兵力を分散させるのは良くないですが、ここら辺は、事前の情報工作に利用できる余地が大いにあると思います。
何なら、邯鄲の北東に位置するハズの青歌を遊撃して、邯鄲総攻撃に参加させないなどと云った作戦を構築することも可能です。
そして別に、本当に青果(青歌)を攻撃しなくても、『あれだけ番吾で痛めつけられたので、今度は青果(青歌)を先に狙ってくるらしいよ??』とミスリード情報を青果(青歌)陣営に流すでもいいです。
そうなれば、青果(青歌)は自城を守ることが最優先事項となり、邯鄲防衛に派遣する戦力を大きく渋る判断をするかもしれません。
あるいは、ここまで来たら秦は、燕と同盟を結ぶとまでは行きませんが、何か利益供与して、趙の北部地域にに介入させるとか、働きかけてもいいんじゃないでしょうか??
例え秦と燕との連携や同盟が失敗しても、李牧さんからすれば、『燕が秦の勧誘で北部地域に攻めてくるかもしれない?』という噂が立つだけでも、その兵力配置にかける判断の重みは、相当なストレスになるに違いありません。
そして別に、情報で揺さぶりを仕掛けるのは、何も李牧さんじゃなくてもイイんですよ。
とにかく、趙の北部地域や東部地域に権益があり、且つ、朝廷内で発言権のある貴族や武将であえれば、調略を仕掛けるにはそれで十分で、ソイツらが複数名でもパニックになれば、勝手に朝廷内で、李牧さんの足をグイグイ引っ張ってくれることになります。
いずれにしても、昌平君と李斯は、敵の兵力配置がテンデンバラになるように、情報の収集と共に敵陣営にかく乱情報を送り込むといった、事前工作が必要になるでしょう。
しかし、まァ―、
二人とも、そんなの絶対にやらないで、またもや、ぶっつけ本番の出たとこ勝負になるのは間違いないでしょう。
断言します。(苦笑)
キングダムネタバレ:秦軍の主戦力派遣
で、ここからは、王翦軍と楊端和軍以外に、どんなメンツが主戦を張るかです。
李信&録嗚未や隆国、干央たち。
特に、飛信隊と韓平定組の録嗚未たちは、どのように編成されるのでしょうか??
李信が、王翦軍か楊端和軍の副将となるのは、わかるのですが、今更、録嗚未たち旧騰軍が、王翦軍や楊端和軍の組下にされて、十全の動きができるのか??
流石に、こんなバカな編成になってしまうと、昌平君の軍編成センスが無さすぎる結果になると思います。
それともどうでしょう??
総大将こそ、王翦が持っていくとしても…、
李信が旧騰軍の、一軍の大将クラス(※騰の代理とか?)で参戦して、録嗚未や隆国がそれを補佐するポジションで納得してくれるのか??
そうなれば、前々回で騰が録嗚未や隆国、干央を昌平君の前に集めて、王騎の後継者であることを認めさせた場面が、大きな意味を成してくることになってきます。
いや?
むしろ、そうじゃなかったら、何の為に、ワザワザは騰はあの場を設けたのか??
非常に心配なのは、その騰の糸を昌平君が受け止め損ねて、飛信隊、録嗚未軍や隆国軍の韓平定組を、分散して、王翦軍と楊端和軍の組下として、補佐軍だの予備軍だのに、テンデンバラに配置してしまう事です。
こうなると、韓平定組は、いままでの長期にわたる練兵さえ無駄になり、旧騰軍もろとも全く実力を発揮できない結果になりかねません。
あとそれだと、絶対に王翦が狙っている通り、韓兵部隊の全員は、ぜ~ったいに、捨て駒扱いにされてしまいます。(汗)
流石にそれは可哀そうすぎるでしょうし、神(作者)様としては、韓兵を捨て駒扱いに乱暴な運用しようとする王翦将軍に、『そのやり方はねーだろ!』と、とうとう王翦将軍にまで兵士の待遇に関して具申するほど成長した李信を描きたいとかそんなんじゃないですかね???
ま、王翦、総大将になったところで、宜安・番吾とあれだけ株を下げる事やったのは間違いないのですから、韓平定で功績を上げてきた李信が、何か具申するにしても、最早、相対的に、王翦の地位が下がって、李信の地位も上がってきているので、無視はできないハズです。
もちろん、李信は番吾でも宜安でも、敵前逃亡とか李牧さんに釣られて戦ってないとか、とてつもなくデカい失敗をしてるのは確かなのですが…、
王翦が今の立場で、李信に何か言われたからと言って、例えば…、
李信『王翦将軍、元韓兵と云えど、今や彼らは寝食を共に訓練して来た秦の兵士です。これ以上の無体な兵の待遇はお止めください。秦王の逆鱗にも触れますぞ!』とか、李信から云ったとしましょう。
そこに…、
王翦『う、うるさい!お前だって、宜安戦で敵前逃亡したって韓騎兵から聞いたぞ!』
(※王翦の場合、敵前逃亡どころか後で桓騎に追いつくとかいいながら、参戦自体を途中放棄)
王翦『そ、それにお前、李牧さんの釣りに引っかかって、戦ってへんかったやろが!!』
(※亜光と倉央に何も指示を出さずにフリーズしてた王翦自身が原因で敗北したのは、最早、李信の参戦の在る無し関わらず明白である。)
などと云い返しても、もう、言ってて余計に自分が恥の上塗りになるだけじゃないでしょうかね??
黙って、李信の進言を聞き入れる王翦、あるいは改めて李信を見直す王翦の姿などが描かれるのではないでしょうか。
蒙恬&王賁
対李牧戦闘の大詰めに、蒙恬と王賁がお留守番ってのは、なにか淋しい気がします。
しかも、二人とも宜安戦と番吾戦で、李牧相手に敗戦の借りをもっているので、是非是非リベンジを果していただきたいと思います。
今回の戦闘が、邯鄲包囲戦となるならば、流石に敵王都に対する包囲戦線を敢行するだけあって、秦軍の兵力だけでなく、武将の数も、相当揃えておかなくては、作戦展開に無理が生じます。
邯鄲と敵主力の王都軍だけを攻めれば良いわけではなく、李牧さんの主戦力の雁門北部軍も南下を果してくるでしょうし、青果とその他の邯鄲周辺戦力に加えて、邯鄲南部に在る“李牧の壁”に駐屯するであろう李白らが率いる外殻軍も無視できません。
これら趙軍の多数のユニットをである敵連合軍を、王都邯鄲と分断できれば良いのですが、李牧さんも、流石に既に、友軍動員くらい始動しているでしょうから、秦軍としては、既に李牧さんが支援配置、連携配置した敵布陣が構築されたものと捉えて、コレを分断、かく乱していく算段の上で敵勢力圏内に突入していくことになるでしょう。
そう考えると、楽華や玉鳳に期待される動きとしては、当然、部隊単位の遊撃や敵の抑えだけでなく、初戦では先行戦力として、後半では予備戦力としても一定の大軍として運動できる軍でれば、王翦も楊端和もより有利に作戦行動が展開できることになります。
ザックリ考えた布陣
邯鄲王都軍VS楊端和軍
青果(青歌)軍VS王翦軍
李牧率いる北部軍VS李信&録嗚未や隆国・干央軍+蒙恬&王賁
こんな感じでしょうか??
李牧軍は、宜安戦でも番吾戦でも犠牲になったのは青果の武将しか居ませんでした、なので、フテイに馬南慈親子と舜水樹に、袁環さんなど、それなりに武将らユニットが残っていることが分かります。
でなんで、李信たちも総動員して、戦わなければなりません。
ただし、李牧直下軍…、
正直、言って馬南慈と馬風慈の親子くらいしか、頼りになる武将が存在していないとも言えます。
だいたいですよ??
つい最近の韓平定戦でも、スグに韓が降伏したとは言え…、舜水樹は10万単位の援軍を率いて、たった半数の5万で広域展開していた蒙恬ただ一人を抜くことができなかったんですよ??
他のフテイとか馬南慈に随伴してきてもらっていたにも拘わらず…。
こんなん例えば、舜水樹が一人で王賁、玉鳳と戦ったら即死しますよ?彼。
フテイについて言えば、何の功績もないのに、李牧さんは彼を将軍にしてしまっていますが、気は確かなのでしょうか??
100%の確率で、馬南慈親子の足を引っ張りそうな気がするのは私だけはないと思います。
多少、フテイの動きが早くても、蒙恬直下の愛閃が『ヴォオオオオオ!!』と矛をブン回せば、軽すぎて戦場から邯鄲までフッ飛ばされて戦線離脱すること間違い無いでしょう。
そして、肝心の李牧さんと云えば…。
彼自身、もう“秦軍と戦争は無い。”と思っていたところからの秦軍との再戦準備なワケです。
番吾戦から、恐らく、雁門で晴れてカイネを結婚を果したとかあるのかもしれませんが、ようやく結婚できて、童貞を捨てたと思い平和ボケしていたところに、急遽の参戦ですから、どれだけ迎撃の準備をしたと言っても、初動の出遅れがそれなりに存在していないとも言い切れないでしょう。
李牧さんにとっては、“番吾で勝っから秦軍はもう終わり”と想定していた点と、"韓は絶対に落ちない”とタカを括っていていた点で、完全に昌平君と王翦の準備から出遅れているのは間違いないのですから。
そして、カイネと結婚して、童貞も捨てれて嬉しいのは、重々理解できるのですが。
どうか、李牧さんが昂クンと戦場で出会わずに終わることを、祈らずにはいられません。
男としての自信をようやく手に入れた後の李牧さんが、飛信隊との敗戦後、戦場で李牧さんを追いかけて迫りくる、飛チン隊と圧巻の昂クンの逸物を見て、男としてのプライドをズタズタに引き裂かれて失ってしまうなんて、あんまりだからです…。
飛チン隊『ウオーー!待て李牧ゥーーー!!』
李牧さん『ひィ!! カ、カイネを差し上げます。どうか許して下さい!!』
カイネ『はァーーー!?』
(※どんな状況だよ??)
- キングダムネタバレ最新847話 以上 -
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
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