( 岳白公 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第678話 )
クッソ…、
悪いことは実現するもんだな。
結局、期待もしていない岳白公さんのキャラ掘り下げで一話まるまる使われてしまったよ。
戦局もストーリーも、今回またまた何一すすんでいないじゃないか…。
岳白公は丁寧語でしゃべる仏面。
以前にも書いた通り、この時代にはまだ中国に仏教は伝来していませんので、偽仏と言ってもいいくらいです。
神(作者)としては、もしかして、キングダム初期の王騎将軍の不気味な“濃さ”を今の武将だれかしらで表現したかったんでしょうか?
う~ん?
ではでは、今週のキングダムも振り返っていきたいと思います~。
キングダムネタバレ-体術使うデブ
岳白公の側近『全く…、困ったお人だ。』
大きく振りかぶって、飛信隊騎馬隊の前衛を吹き飛ばす岳白公。
後方から接近してきた、羌礼らにまで、吹き飛ばされてきた前衛兵たち。
羌礼『気を付けろ、何かおるぞ!』
さらに進み出て、追撃で再び馬ごと、飛信隊に打撃を食らわせる岳白公。
描写をよく見ると、羌礼らの前方にいたはずの岳白公は、いつの間にか、彼女らの横に廻って攻撃を浴びせてきています。
結果、不意に左からの横撃を食らった羌礼らは…、崖際と出会った為に馬事、崖下に落下させられました。
羌礼と一緒に行軍していた田永は無事ですが…、
羌礼『気を付けろ、そ奴おかしな体術を使うぞ!』
ということで…、『くそオオオオオオ~…、』と緊張感無くユルくさけびながら落下。
そんな様子なので、とりあえず彼女は大丈夫そうですね。
ここで分かったのは、どうやら神(作者)様としても、岳白公をタダの巨漢で終わらせるつもりが無いことが、はっきりしてしまいました。
『ハァ…、長くなるな今回も…。』と、ここで、ため息交じりに落胆したキングダム読者も非常に多かったに違いありません。
もういいよ、細目の強敵は輪虎で十分楽しませてもらったよ。
ってゆーか、こんなのにヤラれたら輪虎あの世で泣くよ。
先頭の騎馬隊に追いついた信。
なにやら仲間が狼狽していることに、気が付きます。
信『どうしたお前ら!?』
飛信隊士『気を付けて下さい、新手がいる!デカいくせに動きが早くて!!』
『くそ!どこ行った、あの巨漢で見失うんなんて!?』
その瞬間、飛信隊の馬群の中に、紛れ込むように、膝を屈めて待機する岳白公が。
信『ん? 何やってる!?そこにいるぞ!!』
信が気が付いた瞬間、ほとんど“縮地”でも使ったみたいに、横撃を浴びせ来る岳白公。
信は落馬までさせられてしまいます。
なんでしょう?
こと漫画界関していうなら、ステルス性能に長けた敵の能力バトルなんてのは、ありふれた設定なのですが、これをキングダムで持ってこられると、またまた違和感を感じます。
岳白公のこの様子のタネは、超スピードなのか、催眠術や錯覚の応用なのでしょうか?
或いは、ハン○ー×○ンターみたく、“絶”を使えるとかは、流石に勘弁してくれよ。と言いたくなります。
龍白公が、家族モノの軍団なので…、
スイマセン、最悪の結果、岳白公の体術の正体は、同じ顔した“三つ子”などという兄弟戦法だったら失笑モノです。
いや、逆に笑うしかないかもです。
もし、そうだったとしたら、『てめーら、まじ○る☆タルるー○くんに出てきた、楠田三姉妹か!?』とでも、コメントすることにいたしましょう。
さて、飛信隊の出鼻をくじく形で登場した岳白公。
ここで丁寧に、自己紹介をし始めます。
岳白公『よくここまで来た…、(以下省略)』
信『逃げるかとおもったが、そっちから出てくるとはなァ、手間が省けたぜ饅頭ヤロォ!』
丁寧に自己紹介してくれている岳白公に対して、悪口で応酬する信。(笑)
いいですね〜。
今回は信、読者の苛立ちを非常によく代弁してくれているような感じがします。
岳白公『逃げる?まさか…、』
と、いうことで、どうやら岳白公は、信が迫って来ることを寧ろ、願っていたようです。
岳白公『お前のような侵略者の将である…、(以下省略)』
…、
…あ、スイマセン。
どうやら、ここの見開き、神(作者)様的には岳白公の見せ場であるようなのですが…、もう、端折っちゃいました。
いや、だってですよ?
信たち(秦軍)が“あくまで侵略者側でどうこう”って話、流石にもう、皆さんも聞き飽きちゃってません?
そんなん、キングダム1巻から読み始めた読者にとっては、最初から分かっていたことですよね。
今更、そんな正義論争、とっくにキングダムじゃ周回遅れのネタなんだよ。
でなんで、やっぱりコイツに偽仏だ。
この際、仏像でもなくて、地方に置いていあるような、水かけ地蔵とか、油かけ地蔵でもいいですよ。
信に飛信隊の皆さん。
頼むから早く撤去してくださいよ。
で、ここで岳白公に続いて彼の親衛隊まで登場。
扈輒さんと共に邯鄲に引きこもっている間、岳白公と共に、戦闘の研究と訓練に、勤しんでいた近衛兵団“閃叫”の皆さんです。
どうやら、相当の使い手集団であることを雰囲気が物語っています。
んでも、この彼らの兜って、回り全然見えないよね。
どうやって、周囲を視認しているのでしょう?
彼らも何か、岳白公の研究成果が仕込まれた戦闘を繰り広げるということでしょうか?
これに、呼応するように登場する我呂と岳雷、飛信隊側は飛麃が相手です。
岳白公『この世は複雑そうに…、(以下省略)』
信『よくしゃべる饅頭野郎だ!』
我呂『俺もずっと思ってた。』
読者一同『ホントにね!!』
ここで、次のページで、ヒュ…、ドス!とかって弓矢兄弟の矢が当たればスーパーグッドジョブなんですけど…、
岳白公『断罪の時だ、飛信隊、皆殺しにしなさい。』
ということで、信に相手してもらえてよかったね、岳白公。
キングダムネタバレ-扈輒さん登場
扈輒軍本陣
竜布にひっ捕らえられた、雷土たち。
『…待たせたな。』
と言いつつ扈輒さん登場。
横には、砂鬼一家の廉価版みたいな連中が、拷問セットを両手に下げて一緒に天幕に入ってきます。
動じずに扈輒を見据えかえす雷土。
いまさら拷問の在るなしで、どうにかなる雷土ではないでしょう。
隙さえあらば、扈輒の首に咬みつくくらいしそうな目ツキです。
― キングダムネタバレ最新685話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。