(赤麗城のジジイ共:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第713話)
桓騎の過去に、宜安城での籠城の顛末…。
気になることは多いですが、先ずは壁さんのピンチに向き合っていかねばなりません。
軍力が回復したら出発するとか言ってて、結局は動かない王翦。
当初計画からすべてがグダグダになっても、六大将軍制度を理由に何もせず、最早、何のために存在しているのか分からない昌平君…。
そして…、
そうとう、それら負の要因が全て積み重なった顛末を一身に受けることなった将軍、壁。
壁さんが大いに持ち上げられるトキ、それは持ち上げられて、すぐ叩きつけられる準備であることを、長きキングダムの歴史は示しているので…、
神(作者)様は、最早、読者に隠す必要もないと思ったのか?
早々に、前回の736話のラストで、『赤麗の秦軍は殆ど全滅』と明かしてきました。
それにしても、うーん?
たった一万の兵力で、真っ向からの李牧軍31万人の包囲を凌いで、且つ、かなりの生存を果たした壁軍団の彼らが、赤麗という城壁の防御があるにも関わらずほぼ全滅??
ちょっと、額面通りに受け止めるのが難しいです。
これは、李牧的側から逆読みすると、赤麗城そのものに、秦軍に止めを刺す仕掛けを施していたと考えるべきでしょうか?
なんか、しれッと『お帰りなさいませ。』とか出てきた赤麗城の住人である爺共が怪しいです。
それにしても、このまま、毎回、使い勝手のいい男で終わっていいのか壁さん??
せめて、趙軍に反撃らしい反撃も出来ずに終わっていくのか?
今回のキングダムネタバレ予想では、次回、壁さんと、彼の率いる秦混合軍団の奮戦について、予想を進めていきます。
キングダムネタバレ-李牧が仕掛けた赤麗城の罠、爺共が怪しい。
秦軍が赤麗城に接近した当初…、
趙軍が迎撃にでてくるものと思っていながら、思いがけなく、赤麗城はあっさりと開城…。
秦軍は、損耗ゼロで、赤麗城を手に入れることができたのは、読者の皆さんも記憶されていることかと思います。
当初は、そのあまりにあっさりととした敵の引き際に…、
半信半疑ながらも、秦軍の進軍スピードが速すぎて敵が後手になり撤退せざるを得ない故に生まれた功績と思っていたのが、秦軍一同の所感でした。
しかし、今となっては、そこを含めて李牧の罠であったことは、もう既に明白です。
でなんで…、李牧としては、宜安城はともかくとして、赤麗城に関しては、秦軍に奪わせることを前提に、戦争の準備をしていたことは間違いないので…、
この点、あの鄴攻め編での列尾城よろしく、何らかの形で、再攻撃が簡単になるような仕掛けが施されていてもおかしくない状況であることが予想されます。
しかし―、
一度、赤麗城を奪取した、桓騎軍、飛信隊、楽華軍の一同を見ると、かつて上記の鄴攻め編での列尾の罠を見破った経験がある面子ばかりです。
当然、『赤麗は流石に何か仕掛けが在るのかもしれない。』と赤麗城の占領当時は、河了貂をはじめ、相当、城の検証を進めていました。
その上で、赤麗城を占拠した時点にて、楽華と飛信隊が調査を進めても、城内に怪しいところは見つからなかったことが分かっています。(参照:第713話)
ただし、この点で、それ以降、河了貂をはじめ秦軍の誰もが、赤麗城の問題性について、何も言及していないことが、逆に不安を掻き立てます。
神(作者)様も、これで壁さんたちに壮大な事後設定の罠にかけ放題です。
問題は、ここからです。
赤麗城に命からがら逃れ込んだ、壁さんとその軍団、桓騎軍、北東軍の皆さん。
上記のように、赤麗城に李牧がどんな仕掛けを施していた等の観点を、今さら顧みる余裕などありません。
恐らく、壁さんをはじめ、なんとか士気を奮い立たせて、今後、包囲してくるハズの李牧軍に対して、籠城として対抗することを考えるので精いっぱいでしょう。
というか、実際に、それ以外に選択肢が無いのも実情です。
当然、今から何か新しい問題点を、見つけ出す余裕もないでしょう。
http://shinitikun1228.com/wp/kingdom713/
この点、一度、過去の考察のネタで、どうも赤麗城の城門で、老衰してて、プルプル震えながら秦軍の一同を迎え入れた爺共が、なんか怪しいとおもったことがありました。
この時は不発に終わってしまいましたが…、
この爺ィ共が、実は凄腕のアサシン集団&工作部隊で、赤麗城中に火を放ちまくり、井戸にも毒物を混入させて…、要所要所で暗殺も手掛ける大活躍ッ!!
これから反撃の準備を整えてつつある、壁さん率いる秦軍混合部隊を、阿鼻叫喚の大地獄に叩き落す…。
爺1『…準備は良いかの…。』
爺2『うむ、それにしても秦軍共…、愚かにも浮かれておるわい。』
爺3『ちょうどよい風が吹いてきたわ。』
名もなき地味キャラ共が、イキナリここまで派手な後方かく乱を壁軍団に炸裂させるとか普通にありそうな予感がしませんかね?
何故ならば…、
キングダムって、何故かですよ??
李牧達等の有力キャラと、その直下部隊などよりも、ゼノウ一家を全滅させた“名もなき弓兵団”とかの方が、全然使えたりすることが多いからです。
⇩
名もなき趙弓兵団(現・最強ユニット)≧ゼノウ一家≧扈輒本陣軍・紀彗軍・慶舎軍
そう考えれば…、
最早、軍属ですらないタダの爺共が、謎に最大の戦力を誇るという顛末も、李牧軍として相応しいような気がしてきました。
⇩
爺共のアサシン部隊≧壁軍団≧31万人大部隊
うん!
やっぱり李牧軍団、弱ッwww
キングダムネタバレ-壁さんはどやって生き残るか?
実際に、赤麗城の外で壁軍を攻撃するのは、誰でしょうか??
宜安戦、一日目の夜、つまり、壁たちが赤麗城にたどり着いた時点で、李牧軍の幹部連中は、ストーリーの展開上、そのほとんどが李牧を中心とした本陣にいます。
この本陣と赤麗城の距離は不明ですが、夜明け前に、赤麗城に向けて出発するのかもしれません。
一度、遼陽城で壁さんを散々苦しめた、舜水樹が、虎白公と組んで、出立するのでしょうか?
いずれにしても、秦軍にとって、宜安城を含めて、二つしかない重要拠点を攻撃するワケですから、李牧としても自分の副官クラスを派遣すると考えると、この点、本当に舜水樹が向かうような気がしてきます。
何より李牧本人が、現時点で桓騎が宜安城で合流している可能性について、肯定的に捉えているので、馬南慈含め本軍を宜安城方面の奪還に差し向ける可能性の方が高いでしょう。
そして、河了貂や蒙恬が予期していたよりも早く、宜安城の集中攻撃が開始されるのも間違いないかと考えられます。
話が逸れましたが、ここでの問題は壁さんの生存可能性についてです。
この点、私は風ハンさんが、今の時点で、生き残っていることが、大きなカギになってきそうな気がします。
もう間違いなく、ですよ…、
風ハンさんが犠牲になって、壁さんを逃がし…、
風ハン『どの道、私は助からない。壁将軍、貴殿が国境まで逃れて救援を頼む以外に方法は無いッ!!』
そうして、舜水樹兵の包囲を突破しようとする壁さんとナジャラ族。
舜水樹『あの男は?…逃すなッ、絶対に仕留めろ。』
風ハンさん『そうはさせるかッ!』
舜水樹『何ッ!? 貴様ッ! ぐアあ!?』(※それなりの負傷を負う舜水樹)
役割上、カン・サロ軍の引き立てから始まり、桓騎本陣の防壁など、終始、かませ犬にされてしまった、風ハンさんと北東軍の皆さんなのですが…、
それならせめて、彼らの最期は犬死では無しに、秦軍の希望を繋ぐ大役を担ったという花道で最後を飾って頂くのが救いなのではないのかと、思ったりします…。(泣)
― キングダムネタバレ最新737話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。