( 桓騎 :作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第747話 )
はー、先週の予想と全然違う展開になってきた。
しかも、桓騎本人の個人的背景、出自やら、白老や王翦と出会った頃の話や、なにより心の根っこの部分についての伏線が、何も回収されていないことから…、
正直言って…、なんやかんやで桓騎は今しばらく生き続けると予想していました。
『いや~神(作者)様?流石に、ここで桓騎死なすのは早すぎるっしょww』などと思い…、
肥下の戦いで桓騎が歴史上の敗北を迎えるのは不可抗力と割り切っていたものの、ストーリー上、“死ぬ”かどうかについては、けっこう引っ張るだろうと予想していましたよ。
それこそ、例えるなら銀魂が最終回を迎える迄の、終わる終わる詐欺みたく…、桓騎の死ぬ死ぬ詐欺で、2023年も、いつもの原先生得意である、顛末の引き&伸ばし先送りの繰り返しで、桓騎の個人背景についての伏線回収が拝めるのかとおもっていたのに…、
うわ~~~~。
もう完全に、ほぼ李牧軍全軍の包囲を喰らっていますやん。(泣)
流石に、これで桓騎が捕まらずに脱出って、難しいでしょう~~~?
しかも、あんなに反目されていた李信にまで伝言を伝えるなんて、読者としても否応なしに覚悟すしかないじゃないですか。(泣)
いや、しかし待てよ?
どれだけ厳重な桓騎包囲を敷いたとしても、そこは、いつも人がイイ李牧師匠!!
ようやく緊張感から解き放たれたことで、とんでもない大ポカをやらかして、桓騎を取り逃がすとかやってくれるかもしれない。
まだ、桓騎が死ぬと決まったわけではないので、お頭の事は最後まで心して応援を続けていくしかないだろう。
ではでは今回も、来週のキングダム予想を皆様と一緒に楽しんで参りたいと思います。
キングダムネタバレ-桓騎を狩るに足る武将はいない。
まず思いついたのは…、
『このまま桓騎が物語から退場するかも…。』という、今わの際まで来ると、『今更、虎白公の復讐劇などどーでもいいよ。』という感情が大きくもたげてきた思いがいたします。
まー、つい最近までは、李牧師匠一派とは違う部外者である虎白公、頑張ってるな。とか思ってたんですが…、
よくよく考えたら、『別に戦国時代なんだから、同僚や上司が討たれるなんて話自体は、どの軍隊でも当然にある話であって、別段、虎白公だけ特別にクローズアップしてやるほどの話ではなくない?』などと感じがしてきまして…、
実際に、桓騎本人が危機を迎えたのを見ると、急にどーでもよくなり始めました。
いや?なんと言いましょうか?
虎白公が頑張って、ある程度、桓騎を追い詰めるのはいいんですが、別に、虎白公が直接、桓騎を討つのは、華を持たせ過ぎといいますか?
キャラとしての格が違いますし、別に、読者としても、『そこまで虎白公に期待しちゃいねーよ。』という気持ちが、どーしても出てきます。
そうです。
今週、李牧への援軍の到着で、桓騎の攻撃が失敗濃厚となったのは確かなのですが、その反面で、どこか、薄ぼんやりと感じていたのは…、
果たして“攻撃の失敗=桓騎の死亡”と考えるのは、早計なのではないか?という疑問です。
上和龍にしても虎白公にしても、既に、桓騎軍と飛信隊相手に、包囲の失敗をやらかしているような連中に過ぎません。
この点でも、果たして、到着したと同時に、李牧救援と桓騎包囲の作戦を並行して展開できるほど有能な連中なのか??
正味、武将としての“格”を問うと、虎白公だけでなく上和龍まで、正直、桓騎を討ち果たすに足る武将だと、どうしても思えません。
勿論、そう思うのは、なにより、泥臭い実際の戦闘の話ではなくて、漫画だからというのも理由です。
しかし―、
だからこそ、ぶっちゃけ、桓騎に直接、手を下せるに足る趙将と言えば、どんだけヘロヘロになっていても、李牧しかいないんじゃないでしょうか?
そうでなければ、司馬尚出すしかないでしょう??
強いて予想するなら、いよいよ桓騎が逃げられなくなって、とっ捕まり。
李牧の前に引き出されて、嚙み合わぬ世界観についての問答の末に、処刑されるか…。
突如、登場した司馬尚に武力で斃されるくらいしか、桓騎の最後を飾るのは難しいのではないでしょうか?
李牧と司馬尚以外の武将、ましてや、モブ兵に包囲されての雑兵の手柄にされてしまうような最後を、原先生が桓騎に与えるのか?っつたら、流石に無いと思いたいんですよ。
でなんで、ここからは、このマジに絶体絶命の状況に、桓騎目線で考えてどう動くのかについて考えたら?
李牧が普段、どんな奴かまで考えたら??
“桓騎の攻撃の失敗=桓騎の死亡”ではない公算だって成り立つのはないか?という予想をすすめることが可能だと考えます。
ぶっちゃけ予想します。
確かに、歴史バリアに従って、桓騎の李牧狩りは失敗しますが…、
キングダムの李牧達は、この場の形勢逆転の勢いを活かして、桓騎達全員を捕らえるほど優秀な連中ではないと断言できます。
100%、李牧達は追撃でミスをします。
キングダムネタバレ-虎白公、上和龍と一緒に梯子外しを喰らう
で、ここから真面目に予想を進めます。
先ず整理したいのは、李牧軍と桓騎軍の戦力比較です。
桓騎にとって、今最大の脅威となるのは、現着したばかりの上和龍軍と虎白公隊です。
たった今まで防戦に徹していたバフージ率いる雁門兵団とフテイ隊の状況を考えたら、率先して、桓騎を狩るまでの力をここから出すのは難しいでしょう。
上記に書いた通り、虎白公も上和龍も既に、過去の絶対的有利な戦闘状況下で、桓騎や李信を取り逃がし、スルーしているような連中です。
まぁ、普通に考えたら、一度失敗しているからこそ、次は同じような失敗をしないように、反省して仕事に取り組むもので、経験を活かしてより手強くなって、相対してくるものですが…、
まあ、言うて、そこは彼らも、我らがキングダムのキャラクターです。
正直、上和龍に至っては、なんか強そうではあるけど、“ぬぼ~ッとした巨人”程度の印象しか、読者に残せていないじゃないですか?
現着したばかりの混乱も相まって、虎白公も上和龍も、ここで武将として、以下の必用な作戦について、明確な、分別や指示分けをしないまま、漫然と突撃を敢行するだけで精一杯で、結果、桓騎を取り逃がす結果になるかと思います。
①李牧の保護
②桓騎兵の掃討
③桓騎個人を討つ
そして―、
“状況を見る―。”
この言葉を深堀すると、状況をありのまま厳しく見るのは当然の事なのですが、これは別段、だからと言って、必ずしも悲観的になるとか、諦めるといった意味につながるとは限りません。
敵のミスに期待するのは、ある意味、甘えにや希望的観測ともとれる、モノの見方であるのは確かですが、逆を言えば、敵の傾向を捉えて、脱出や反撃の機会を得る切っ掛け見逃さぬようにするために、備えて然るべき予測の一つともいえるでしょう。
この点、桓騎なら、今の状況をどう見るでしょうか?
到着した趙援軍が、上記の①李牧の保護 ②桓騎兵の掃討 ③桓騎個人を討つ という3つの行動基準の内、どのような行動を優先して選択するかを考えたら…、
おそらくはその大半が、①李牧の保護 を最優先に行動指針を決定すると見て取れるのではないでしょうか?
というか、普通に考えたら、虎白公や上和龍の立場であれば、どうせ援軍に向かうなら、最初から、上記の3つ役割分担を、部隊ごとに明確に決めておくべきだと思います。
多分、そんな程度の準備すら、二人はやっていないでしょう。そのため、必然、現場に到着してから考えて指示を出すので、状況把握に時間が掛かるわ、伝達に支障が生じるわで、彼ら二人とも、正味、詰の甘い仕事しかできないものと予想します。
正直、神(作者)様もそこまで、深く考えて描いていないでしょう。
そして、この予想について、もう一歩、深読みして考えたら…。
大半の趙援軍が、①李牧の保護 を優先して行動しているのに対して、一匹だけ、アホみてーに単軍で桓騎個人に突っかかっていくバカが出てくることが予想できます。
そうです。
虎白公です。
どんな大軍でも、行動指針なく、バラバラで動いていたら意味がありません。
桓騎目線で見れば、『あれ?(。´・ω・)、なんか趙軍のほとんどが、李牧のこと「ヨシヨシ痛かったでちゅね~。」とか言いに向かっているのに、単独でコッチに来る奴がいる。』と見えるかもしれません。
でなんで、予想としては…、
桓騎が、一人だけ浮足立った虎白公を発見して、狙いを絞り、逆に、先の先を取って始末するという、“攻めた予想”を捻りだすことも可能です。
そして、援軍の到着によって―、
今、趙軍で、一番油断してはならない人物が、再び油断し始めると思うんですよ。
はい、我らの李牧師匠です。
この際、どんなに今までのバトルが凄かった“大型新人バフージ“や、その逆の“年がら年中、大物になった自分の妄想オナニーに浸っているフテイ“が、援軍の到着で、若干でも気を抜くのは仕方がないことだ思います。
さらに―、
李牧とて人間なので、ある程度は仕方がないとは思いますが…、
ここで李牧が自分や側近の仲間が助かった事実に心を奪われ、桓騎の討ち果たしの発令について、一呼吸遅れ、あるいは、発令のタイミングを見逃すなんてことも、大いにありうる話ではないかと予想します。
キングダムネタバレ-相も変らぬ幼稚園サッカー並みの全員行動
虎白公、上和龍、李牧…。
まあまあボロボロのフテイにバフージ、ついでにカイネ。
桓騎軍は、満身創痍のゼノウさんに、黒桜さん、リン玉さん、そして桓騎。
外枠に、楽彰と舜水樹が居ますが…、
まぁ、この状況って、相も変らずの李牧軍、31万人もいるのに、何故か将校は毎回毎回…、
ボールに全員が集まる幼稚園のサッカー同様の動きになっているのが、今の状況でも同じなのが明確に分かります。(※桓騎をボールに見立てた場合。)
そうです。
趙軍が先回りして、これから脱出に向かうであろう、飛信隊、楽華軍、桓騎軍の包囲遮断に動いている軍が皆無なのが分かります。
細かいことを言えば、バナージと骨珉伯が所在不明で、袁環さんが先行して肥下城に行き過ぎているという部分はあるのですが、そもそも李牧の最初の命令が、『全員、肥下城に急げ~!』だったので…、
バナージと骨珉伯が、突然、気を利かせて、『よし、俺たちは西側に秦軍が逃げられないように、後方で横陣を展開して遮断しとこう。』とかなるのは、流石に無理があるでしょう。
そして、敵の援軍が到着したからと言って、桓騎。
この場で諦めて、投降するとか武器を捨てるとかって、そんな大人しいタじゃないことは、多くの読者が知る所だと思います。
桓騎が虎白公を返り討ちにした後に…、
ヴィィイイイイイイ!!!と、お頭自らの火兎が響き渡ります。
“なんだかんで、この逃げ方が一番助かる。”
包囲が決定的に狭まるまでの間を、桓騎が逃すハズがありません。
ただ、ゼノウさんこそは、ここでラストバトルでしょうか?
ゼノウさんが虎白公を止めるでもいいですし…、
急造で惜しくもない(早速、ジ・アガとキャラ被りを起こしているので。)、上和龍という青果将をソッコーでオシャカにしてくれるでもイイです。
兎に角、ゼノウさんの最後は、壮絶なものとなるのは間違いありません!!
ゼノウ『ヴォォオオオオオオ!』
上和龍に突進して突然抱き着くゼノウさん。
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…、(ゼノウの体内から聞こえる電子音)
上和龍『ぬおおお!何だ!離せェーーーーー!!』
桓騎が遠ざかっていくのを見届けるゼノウさん。
ゼノウ『ガンギ、ダイズギ、イヅモイッジョ…。(桓騎、大好き、いつも一緒。)』
ピッ、ピッ、ピッ、ピピピピピピピッ ピーーーーーー…。
上和龍『!?』
フテイ『えッ、何!?』
シュッ…、ドォ――――ン!!
辺り一面を巻き込む大爆発。
既に重傷を負っていた李牧、バフージ、カイネの三名は先に離脱していたものの…、
フテイという尊い若者の命まで、ここで戦火に焼き尽くされる…。
悲しいですが、これもまた戦争なので起こりえる予想になります。
そう、来週は桓騎の身を案じる前に…、
ゼノウさんの最後の雄姿を焼き付ける思いで、心して来週のキングダムを拝読しようと思います。
予想しなきゃいけないこと多すぎですが…、
摩論とオギコが飛信隊に向かって何を語るのかも気になるけど、たぶん、もうちょっと先じゃないかな…。
いや、そうであって下され。
― キングダムネタバレそれ最新748話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。