( キタリさん 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム795話)
そういや今まで、このブログでは、番吾で史実キャラは誰も死なない的な事を随分書いてきましたが…、
冷静に考えてみれば、それって正確に言えば、王翦や楊端和、李信、王賁の如き大物武将が死ななかったという話であって…、
壁さんみたいな、史実キャラであったとしても、いつ死んだのかよく分からない武将であったりする場合は、当然、この例には入らないという事態もアリ得るわけですよね。。(汗)
もともと、神(作者)様の腹案の中で、壁さんは、屯留反乱編の生協(成蟜)救出戦で死ぬ事すら予定されていたくらいなので、今回も、再び壁さんが、マジに死ぬ可能性のある局面が巡ってきたと言えるでしょう。
勿論個人的には、毎度壁さんお得意の、どんなに危機でも、死ぬ死ぬ詐欺同然に、結局、生還を果たす壁さんを楽しみにしているのですが…、
冷静に考えれば考えるほど…、
王翦軍がとっくに壊滅してて、楊端和軍が撤退をし始めているのに…、部隊単独同然に、メラ族と猿手族しかいない状態で、どうやって城内深くから脱出して、舜水樹率いる雁門軍から逃げられるのか?
状況が渋すぎて、まったく脱出可能な方法が思い付きません。。
いや、しかし?
おっと!?
もう少し考えてみればですよ?
どんなに秦軍がピンチでも…、毎回毎回、ピンチの秦将に、ある意味、手を差し伸べるかのように、助けてくれる人たちもいましたよね。
それは誰かっつーと、李牧さんとか、舜水樹さんとかです。
恐らくですよ?
キット今回も『お前ら本当は戦争終わらす気ねーだろ!』くらいの勢いで、かつ、お得意の“油断芸”を発動させて、壁さん&キタリの大脱出に、自ら手を貸すも同然に…、
李牧が!
舜水樹が!
そして骨眠伯らのみなさんが!!
秦将脱出に手を貸して下さるに違いありません!!
例えば、李牧さんが無駄覚悟で作りまくった、砦やら地下道がまだ、そこいらに残ってるんですよね?確か。。
壁さんが、番吾城周辺に仕掛けられた、李牧砦と地下道を逆に利用して大脱出!!
…とか、そんな顛末もあり得るんじゃないでしょうか?
壁さんが、何故か、李牧の仕掛けた罠を知っているのが、幸いする感じです。
というか李牧さん、そもそもの話ですよ?
壁さん程の、秦王中枢にめちゃクチャ近い秦将を、何故、捕虜にしておきながら把握もしておらず、通常の奴隷待遇で、働かせているんですかね?
まったく意味が分かりません。
壁さんなんて、めちゃクチャ貴重な外交のカードとして、活用することが可能じゃないですか??(笑)
そうです。
李牧さんは、壁さんを捕虜にしておきならも…、
この人物が、あの遼陽のロゾさえ仕留めた、秦将壁であることや、その壁将軍が、自分の手の内に居る事に、全く気付きもせずにいる時点で、もうカナリ手痛いミスをしているのです。
流石、李牧師匠です。
壁さんを取り逃がすうえで、これほど、入念の準備をされていたとは、思いもしませんでした。
でなんで多分、安心だ!
キタリも壁さんも、あとはしっかりと脱出をはかってくれ!!
しかし―、
それでも壁さんとキタリ? 命が助かりそうだなと分かっても、とりあえず今は、合体しなくてイイから、先に脱出してね。
いいか?
地下道の中が暗いからといって、絶対に変な気起こすんじゃないぞ!?
今、合体したら、壁さん、多分、体力なさ過ぎて脱出できても死ぬからな。
ではでは、次回のキングダム予想に進んで参りたいと思います。
キングダムネタバレ-番吾城の侵入と脱出、犠牲になるモブ捕虜秦兵
前回の795話のラスト…、
部隊同士の合戦でさえ、あんなに苦しい戦いを強いられていた秦軍ですが…、
城という強大なハードを擁する番吾城守備隊相手に、速攻で、城壁攻略が完了。。
いや?いくら猿手族が居るからと言っても、難易度がバグり過ぎでしょう。(笑)
こんなん、楊端和軍が足並みそろえて攻城戦に取り掛かっていたら、番吾城は完全に詰みだったわけじゃないですか。
まァ、当然、番吾城城壁が破られたからと言っても、メラ族と猿手族だけで、番吾城を占領できるわけがありません。
当然、楊端和軍本隊が追従してこないと、城に侵入したところで、逆に、キタリ達は袋のネズミにされてしまいます。
おそらく連載でも、楊端和は撤退を始めているので、間違いなく、次の展開ではそうなるでしょう。。
番吾城に入ったはいいが…、そこからの脱出が困難になるメラ族と猿手族部隊。
ましてや、キタリは壁さんが番吾城内に囚われていると、山の民占いで確信を持って行動していますが…、
実際に、壁さんが収監されているポイントを割り出すのも時間がかかるんじゃないでしょうか。。
そこら辺の趙兵をぶん殴って、捕虜収容所の場所を吐かせるとかでしょうかね?
この点、壁さん達の救出を試みたとして、どうしても、キタリ達だけが頑張っても、難しいものがあるでしょう。
そこできっと、キタリ達が侵入してきたことによる騒ぎに併せて、壁さん達も暴動を仕掛ける等の動きも見せるんじゃないでしょうか?
コレは、いまままで希望を捨てずにいた壁さんたちであればあり得ますし…、
第771話で、間抜けにも親切にも、ワザワザ監視の趙兵自ら、秦軍が番吾に攻めてきた事を、教えてしまっていることからも、壁さん達は脱出の準備に取り掛かる最低限の情報を既に得てしまっております。
それこそ、力技で牢屋をブチ破る等のことは無理だとは思いますが…、
例えば、秦兵の襲撃によって、城の防御に趙兵の何人かが移動し、さらに残った監視の兵が狼狽しているトコロを挑発して、檻の近くに招きよせ、即座に腕を伸ばして拘束。
そこから鮮やかに腰の鍵を奪う…! などのような事でもやって見せたら、大きく状況は変わります。
実際に、普通に考えてみて、番吾城は、20万単位の趙軍が外で張っていながら、初日で城に攻撃を喰らっているのは事実なので…、
李牧の作戦をよく分かっていない末端の守衛が、攻撃にパニックを起こしていてもおかしくないかもしれません。
問題は、そこから暴動を起こす事が出来たとして…、体力がほとんど無い状態で、どうやって集団で移動するかです。
コッチのほうが難しいような気がします。
収監施設で多人数で、鍵や武器を奪い暴動を起こしてしまえば…、
城に侵入したキタリ達に、自分達の居場所を気付かせる切っ掛けにもなるでしょう。
しかし、そこからどうやって移動するのか?
これはカナリ難しいでしょう。
この点、最早、致し方無しという形で、捕虜の大半が壁さんをキタリ達と逃がすため、犠牲になるのではないでしょうか?
メラ族の馬に乗せてもらえる捕虜の数など、どうしても限られてくるので、これは厳しい現実になると予想します。
秦兵捕虜『俺達が、騒ぎを大きくして混乱させます。どうか、壁様だけでも逃げて下さい!』
壁さん『そ、そんな…! お前達!!』
キングダムネタバレ-撤退指揮に残る楊端和との合流
さて、キタリと壁さんたちが、なんとか番吾城を脱出できたとしても、そこから、どのようにすれば、楊端和本体と合流を果たせるのかも問題になってきます。
コレは、キタリ達が、敵の最深部に居て、ほぼ被包囲が完了している状態から、ここから強引に力技で抜いていくとなれば、それこそ漫画としては見物になるでしょうが…、
現実的にコレを描こうと思ったらカナリ無理があるんじゃないでしょうか?
しかし、舜水樹を始めとして、全軍で後方へと撤退に取り掛かる楊端和軍相手に、同じく大多数の趙軍部隊が、追撃態勢を取っている点や、殿でフィゴ族が残って奮戦している事から…、
或いは趙軍とて、、城から脱出してきたキタリとメラ族の一団だけに、以外にも、それほどの戦力を注いでいなかった等の、隙が残っているかもしれません。
そしてまた、メラ族の支援に向った黒修馬軍ですが、今回の795話で分かった通り、彼らを途中で骨珉伯軍が捕まえて、抑止している状況から…、
逆に言えば、番吾城の周辺には、雁門軍からの本隊級部隊が、それほど到達しておらず、案外、メラ族軍は、黒修馬軍に相対している、骨珉伯の背後を捉える形で、接敵する形にもなりゃしませんかね??
キングダムネタバレ-骨珉伯の顔よ顔…、ジ・アガ以上にどーでもいいキャラでしょ。
で、今回の記事、何が言いたいかというと…、
ジ・アガで死ぬんだったら、それこそ骨珉伯なんて、更に打って付けの“死に役キャラ”じゃないですかね?
もう、顔からして、神(作者)様が、殺す為だけに作ったような造形の急造キャラに見えるのは私だけでしょうか??
つーか、王賁もそうなんですけど、もう連載ベースというと、年単位で、長らく戦ってもいない楊端和軍。。
今回、ようやく参戦が叶ったところで、結局、見せ場らしい見せ場も無く撤収というのも、コレは読者にとってもカナリ消化不良なのは確かなので…、
骨珉伯あたりで神(作者)様も手を討って下さるんじゃないか?
それくらいワンチャン、楊端和軍に活躍の機会が与えられるんじゃないか? そんな期待も兼ねた予想が挙げられます。
まァ、それこそ…、期待とか言いだしたら、山の民のバトルという事であれば、僕はバジオウのバーサーカーモードが見たいので…、
追撃に出てきた舜水樹を、バジオウがバーサーカーモードで迎え撃ち、素手で馬乗り(マウント)になりながら、舜水樹が、恐怖でションベン漏らしながら死ぬまで殴るとか見てみたいのですが…。
ボグッ! バギッ! ズバン!!
ガシッ! グシュ! ブチュッ!! ドチュッ!!
バジオウ『グルルルル! ウガァァアー! ぐがいおるあgfんぱぐあおbtぎやう」f:あdfんgぎあ!!』
シュンメン『ハハハw 何言ってんのか分かんねーじゃねェかww』
舜水樹『……、、、』
馬南慈『どうやら舜水樹は深追いし過ぎたようじゃ。戦は勝っておる。充分じゃ、引き返そう。ワシらはヤツの分まで生き残って、李牧様に忠誠を尽くすのじゃww』
(※物影から様子を見ていた、異様に舜水樹に冷たい馬親子)
バフージ君『それもそうですね、分かりました。それじゃ、舜水樹さん。今まで勉強になりました。(※思ってもいないことを云うバフージw)どうか安らかに眠ってくださいww』
舜水樹『……、、、』
バジオウ『がルルルル! ウギギギギギアー!』
シュンメン『オイ、バジオウ! もういいだろ。そろそろ俺らも撤収するぞ!』
とまあ…。
この予想が現実化して欲しいのは山々なのですが…、
それは流石に贅沢なので、例えば、フィゴ王ダントが、馬南慈との剛力勝負で撤退を支える局面や、追撃に出た舜水樹軍の攻勢を交えつつ、、
(※ダントさんが死んだらショック過ぎるけど。。(汗))
残る主要な雁門軍である骨珉伯とその軍が、黒修馬軍にイキリ散らしている骨珉伯軍の背後に、キタリとメラ族が出現! そこから骨珉伯軍の追撃態勢が崩されてしまう。
で…、
骨珉伯『ゲハハハハ! え?嘘、何で!?ギャーーーー!』
ザシュッ!!
…といったあたりが、楊端和軍の今戦の見せ所になると予想します。
うん、多分、これだったら、そこまで無理はないカモしれません。
そうすることで、趙軍の追撃に遅れが生じて、無事に楊端和軍が撤退できた理由にもなるやもと予想します。
- キングダムネタバレ最新796話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。