さて、今回もキングダム第890話の展開予想を進めていきましょう。
まずは、前回第889話「見捨てられた地」のおさらいからです。
前回は、李牧さんとカイネが出会った、雁門時代の回想が描かれました。
いや、それにしても、今回は本当に重たいお話でしたね。。
現在、河了貂を捕らえているカイネですが、彼女が語り始めたのは、自分自身の壮絶な過去でした。
カイネは、河了貂に匈奴という民族について知っているかと尋ねます。
河了貂は、楊端和率いる山の民軍と行動を共にしていることから、少しは知っていると答えます。
しかし、カイネによれば、匈奴は西方の山の民とは全く異なる存在でした。
彼らが暮らすのは、北方に広がる果てしない大地。
その領域がどこまで広がっているのか、どれほど巨大な集団なのかさえ分からない、恐るべき騎馬民族だったのです。
しかも、匈奴は趙国北方の集落を繰り返し襲撃し、財産を奪い、人々を殺し続けていました。
ところが、王都邯鄲の中央政府は、他の六国との争いに忙しく、北方の防衛を現地の人々に丸投げしていたのです。
当然ながら、北方の限られた兵力だけで、巨大な匈奴を防ぎ続けることなどできません。
つまり、雁門は趙国から見捨てられた土地だったわけです。
そして、カイネは、まさにその雁門で生まれ育ったのでした。
カイネの家族を襲った悲劇
ある日、匈奴による襲撃の報せを受けたカイネは、馬南慈らとともに現場へ急行します。
しかし、彼女たちが到着したときには、すでに集落は陥落していました。
そこには、匈奴によって蹂躙された凄惨な光景が広がっていたのです。
さらに、別の集落にも匈奴が現れたという急報が届きます。
しかも、その近くには、カイネ自身の家族が暮らす集落がありました。
カイネは、仲間たちを置き去りにするほどの勢いで馬を走らせます。
しかし、集落に到着したときには、すでに匈奴による襲撃が始まっていました。
そして、カイネの目の前で、父親が匈奴の兵士に首を刎ねられてしまいます。
さらに、妹のカイヤを助けようとした母親まで殺されてしまいました。
残されたカイヤも、匈奴の男に連れ去られようとしています。
しかし、カイヤは姉の姿を見つけると、必死に暴れて匈奴の手から逃れました。
そして、カイネに向かって駆け出します。
あと少し。
本当に、あと少しで、姉の手が届くところまで来ていたのです。
ところが、その瞬間。
匈奴の男が放った矢によって、カイヤは命を落としてしまいました。
目の前で両親を殺され、最後に残された妹まで失ってしまったカイネ。
彼女はカイヤの亡骸を抱きながら、泣き叫びます。
こんなのは夢に決まっていると。
そして、何度呼びかけても反応しない妹に向かって、間に合わなくてごめんと、何度も謝り続けるのでした。
いや、本当に凄惨な場面でした。。
これまでのキングダムでは、カイネが李牧さんを慕う姿が繰り返し描かれてきました。
しかし、その背景には、これほど悲惨な過去があったわけですね。
復讐の鬼となったカイネ
家族を失ったカイネは、その後、復讐の鬼となります。
匈奴が現れたと聞けば、誰よりも早く駆けつけました。
もはや、自分が死ぬことなど怖くありません。
それよりも、一人でも多くの匈奴を殺したかったのです。
やがて、雁門には対匈奴の大規模な武闘集団が組織され、カイネも志願して先陣隊に加わりました。
そして、ひたすら馬術と剣術を鍛え続けます。
誰よりも早く敵に到達し、一人でも多くの匈奴を討ち取るためです。
実際、カイネは数多くの匈奴を討ち殺しました。
しかし、匈奴の襲撃は収まるどころか、日に日に激しさを増していきます。
とうとう雁門全体が、戦場のような状態になってしまったのです。
そんな中、雁門の司令官を務めていた将軍が戦死しました。
そこで、王都邯鄲の中央政府から、新しい司令官が派遣されることになります。
そうです。
ここで、ついに李牧さんが登場するのです。
李牧さん、雁門に赴任する!!
新しい司令官を迎えるため、雁門の兵士たちは大砦に集められていました。
そこには、若き日の馬南慈や骨珉伯らの姿もあります。
兵士たちの間では、新しい司令官について、様々な噂が飛び交っていました。
武闘派で名を馳せた、いかつい将軍らしい。
いや、中央から来る人間なんか信用できない。
そもそも李牧という名前も、羊飼いみたいじゃないか。
そんな具合に、好き勝手なことを話していたのです。
ところが、実際に姿を現した李牧さんは、彼らの想像とは全く異なる人物でした。
明るく、気さくに挨拶する李牧さん。
とても、歴戦の武闘派将軍には見えません。
そして、集まった兵士たちの顔を眺めながら、強い怒りと覚悟を秘めた、いい顔をしていると語ります。
匈奴に痛めつけられ続けているだけのことはある、と。
当然ながら、兵士たちは面白くありません。
自分たちが馬鹿にされていると感じた者も多く、周囲がざわつき始めます。
しかし、李牧さんは、さらに驚くべき発言をします。
この北方の防衛は、それほど難しいことではないと。
いや、それどころか、簡単だとまで言い切ったのです。
これには、さすがの雁門の兵士たちも黙っていられません。
そして、一人の女性剣士が前へと進み出ました。
匈奴から「血狼」と呼ばれていた、カイネです。
カイネは李牧さんを睨みつけ、この地が簡単だと言うのなら、その理由を説明してほしいと詰め寄ります。
周囲の兵士たちも、カイネに同調しました。
当然、この雁門を救うための策があるのでしょうな、と。
ところが、李牧さんは全く動じません。
もちろん、策はあると答えたのです。
李牧さんが提示した、たった四文字の作戦!!
そして、李牧さんが披露した作戦。
それは、たった四文字でした。
「不戦逃避」
匈奴が攻めてきたら、誰一人として戦わない。
羊も家財も全て持って、大砦へ逃げ込む。
なんと、李牧さんが提示したのは、匈奴と戦わずに逃げるという作戦だったのです。
当然ながら、カイネは猛反発します。
家族を殺され、復讐のために剣を振るい続けてきたカイネにとって、到底受け入れられる話ではありません。
誰がそんなたわ言につき合うものかと、李牧さんに食ってかかります。
しかし、李牧さんは笑みを浮かべながら、総司令官命令だから従ってもらうと告げます。
それでも従わなかったら、どうするつもりなのか。
カイネがそう問いかけると、李牧さんは、あっさりと答えました。
「斬首です」
いやいや、なんということでしょう。(笑)
匈奴と戦うな。
命令に従わなければ斬首。
これまで、命懸けで匈奴と戦ってきた雁門の兵士たちからすれば、到底納得できるものではありません。
当然ながら、カイネの怒りは爆発します。
「ふざけるな貴様ァ!」
こうして、若き日の李牧さんとカイネは、最悪ともいえる形で対立することになったのでした。
しかし、我々読者は知っています。
この二人が、後にどのような関係になるのかを。
そして、今回描かれているのが、キングダムの初期読み切り作品『李牧』にも通じる、重要な物語であることを。
さて、果たして李牧さんは、どのようにして雁門の人々を救うのでしょうか。
そして、復讐の鬼となっていたカイネは、どのようにして李牧さんに心酔するようになるのでしょうか。
ここから、キングダム第890話の展開を予想していきたいと思います。
キングダム890話 ネタバレ予想ポイント① 原先生が読み切り『李牧』の二番煎じを描くだろうか??
さて、今回の第889話では、李牧さんが雁門に赴任し、カイネたちに「不戦逃避」という作戦を提示したところで終了しました。
当然ながら、次回第890話では、この作戦が実行されていくことになるのでしょう。
しかし、ここで一つ疑問があります。
原先生が、わざわざ読み切り『李牧』の二番煎じを描くだろうか??
ということです。
読み切り作品のネタバレを防ぐため、詳しい内容については触れませんが、今回、李牧さんが提案した作戦自体は、極めて合理的なものです。
そもそも、匈奴が雁門の村落を襲撃する目的は、住民の殺害や略奪です。
ところが、李牧さんの命令に従って、住民たちが羊や家財を持って大砦に逃げ込んでしまえば、どうなるでしょうか?
匈奴は、基本的に騎馬民族です。
村落を襲撃することは得意でも、まともな攻城兵器を持っているわけではありません。
つまり、住民たちが城の中に逃げ込んでしまえば、匈奴は彼らを襲撃できなくなってしまうわけです。
そして、何も奪えないまま、退散するしかありません。
まあ、これは実際に李牧さんの目論見どおりとなり、雁門一帯では匈奴による襲撃そのものは続くものの、住民たちの人的被害はなくなっていくわけです。
これまで、匈奴が襲ってくるたびに、命懸けで迎撃していた雁門の人々。
しかし、李牧さんは、そもそも匈奴と戦わないことで、住民たちの生命を守ろうとしたのです。
ここまでは、読み切り『李牧』でも描かれた、李牧さんの軍略の根幹部分ですね。
ただし……。
これだけだったら、単に読み切り作品を書き直しただけじゃないですか??
もちろん、20年前の読み切り作品を、現在のキングダム本編で再構成すること自体には、大きな意味があります。
しかし、せっかく本編で李牧さんの過去を描くのであれば、原先生が、それだけで終わらせるとは思えないんですよね。。
私は、今回の回想編について、もう一段階先の展開が描かれるのではないかと予想しています。
それが……。
李牧さんによる、10万規模の匈奴掃討作戦です。
歴史上の李牧さんは、雁門の防衛において、匈奴との正面衝突を避ける戦術を採用したことで知られています。
しかし、李牧さんの対匈奴戦は、単に住民を避難させて終わったわけではありません。
むしろ、長期間にわたって匈奴との交戦を避けた後、最終的には大規模な反撃作戦を実施することになります。
そして、史記には、李牧さんが匈奴を十余万騎も討ち破ったという記録が残されています。
つまり、李牧さんの雁門時代には、住民を守るための防衛戦から、匈奴の大軍を撃破する大規模な掃討戦へと、軍略が転換する局面があったわけです。
今回、原先生が描こうとしているのは、まさにその部分ではないでしょうか?
最初は、李牧さんの命令に猛反発していたカイネたち。
しかし、実際に住民たちの被害がなくなっていけば、李牧さんの軍略を認めざるを得なくなるでしょう。
そして、その先に待っているのが、匈奴の大軍を相手にした決戦です。
これなら、読み切り『李牧』の内容を再構成するだけでなく、キングダム本編における李牧さんの軍事的な実績を、さらに掘り下げることができます。
しかも、この展開には、もう一つ重要な意味があります。
キングダム本編で、李牧さんとカイネが初登場した馬陽編へと、物語を接続できるのです。
そもそも、馬陽編で李牧さんが登場したとき、彼はすでに匈奴との戦いで大きな戦果を挙げていました。
つまり、現在描かれている雁門時代の回想は、そのまま李牧さんが秦国の前に姿を現すまでの物語へとつながっていく可能性があるわけです。
雁門に赴任したばかりの、まだカイネたちから信用されていない李牧さん。
そこから、どのようにして匈奴の大軍を撃破し、趙国を代表する大将軍へと成長していったのか。
そして、復讐の鬼だったカイネが、なぜ李牧さんに絶対的な信頼を寄せるようになったのか。
この二つを同時に描くのであれば、匈奴との大規模な決戦ほど、ふさわしい舞台はないでしょう。
もちろん、次回第890話で、いきなり10万規模の匈奴掃討戦が始まるとは限りません。
しかし、今回の回想編が、単なる読み切り作品の再演ではなく、馬陽編へとつながる李牧さんの軍歴を描くものだとすれば……。
原先生が、あの対匈奴大決戦まで描いてくださる可能性は、十分にあるのではないでしょうか??
個人的には、ここまで踏み込んでほしいところですね。
キングダム890話 ネタバレ予想ポイント② 李牧さんは、どうやって十万規模の匈奴を撃破したのか!?
というか、そもそも、雁門周辺の兵力だけで、十万規模の匈奴に対する反攻作戦を成功させたわけがありませんよね。。
一体、当時の李牧さんは、どうやってこれほど大規模な作戦を成功に導いたのでしょうか??
単純に気になります。
そこで、実際に史記を確認してみたのですが……。
これが、なかなか興味深いんですよね。
史記によれば、李牧さんは匈奴との決戦に際して、戦車1,300乗、騎兵13,000騎、精鋭兵50,000人、そして弓兵100,000人という、凄まじい規模の戦力を準備しています。
いやいやいや。。
雁門に、そんな大軍がいたんですか!?(笑)
もちろん、各兵種の人数に重複があった可能性もありますから、単純に合算することはできません。
しかし、それでも、今回描かれた雁門の集落を守っていた兵士たちだけで、これほどの大軍を編成できたとは、なかなか考えにくいものがあります。
では、どこから兵士を集めてきたのでしょうか?
実は、史記には、李牧さんが北方の役人を自ら任命し、交易に伴う租税収入を軍事費に充当していたという記録まで残されています。
つまり、李牧さんは、単に雁門の防衛を任されていた将軍ではなく、北方の行政や財政にも、相当な裁量を与えられていたようなのです。
しかも、匈奴との交戦を避けている間も、兵士たちの訓練を怠っていません。
騎射の訓練を続け、兵士を厚遇し、情報収集を徹底していたのです。
そして、長年にわたって匈奴との戦闘を回避し続けた結果、匈奴は李牧さんを臆病者だと思い込むようになります。
ところが、これこそが李牧さんの狙いだったわけですね。
十分な兵力を整えた李牧さんは、今度は家畜や住民を野外に出し、匈奴を誘い出します。
そして、わざと敗走して敵を油断させたところに、匈奴の大軍が侵入。
待ち構えていた趙軍が左右から攻撃し、十余万騎を撃破したとされています。
いや、こうして見ると、李牧さんの軍略というのは、単に戦場で奇策を使うだけではないんですよね。
行政権限、財政、兵力の育成、情報収集、そして敵の心理まで利用した、長期的な軍事戦略だったわけです。
ただし、ここで一つ、気になる問題があります。
史記には、これほど大規模な軍を、具体的にどの地域から、どのような過程で集めたのかまでは詳しく書かれていません。
そして、キングダム本編では、まさにその部分を描く余地が残されているわけです。
今回登場した若き日の馬南慈や骨珉伯。
そして、復讐の鬼となっていたカイネ。
彼らが李牧さんのもとで、どのようにして巨大な軍事組織を形成していったのか。
さらに、匈奴の大軍を迎え撃つため、李牧さんはどのようにして兵力を調達し、軍の指揮系統を整えていったのか。
ここまで描いてくだされば、読み切り『李牧』の再構成にとどまらず、現在の李牧軍が形成される過程まで明らかになることになります。
個人的には、単なる匈奴との決戦だけでなく、その大軍を組織するまでの過程も、ぜひ見てみたいところですね。
キングダム890話 ネタバレ予想ポイント③ 史実の趙王も、やっぱり趙王だった件。(笑)
さて、ここまで史記の記述を確認していて、もう一つ、気になったことがあります。
それが、当時の趙王の存在です。
だって、考えてみてください。
史記によれば、李牧さんは、北方の役人を自ら任命する権限を与えられ、交易に伴う租税収入まで軍事費に充当していたわけですよね。
つまり、当時の趙王は、李牧さんに対して、相当に大きな裁量を認めていたことになります。
あれれれ??
これ、キングダム本編で描かれている趙王の姿とは、随分と印象が違いませんか??
少なくとも、北方の防衛を任せる以上、現地の行政権限や財政上の裁量まで与えていたというのですから、軍事的な合理性を理解していたようにも見えます。
もしかすると、キングダム本編で描かれているほど、当時の趙王は無茶苦茶な人物ではなかったのかもしれません。
……と、思いきや。
やっぱり、そんなことはありませんでした。(笑)
実は、史記には、この後の趙王と李牧さんのやり取りまで記録されているのです。
まず、李牧さんは、匈奴との戦闘を徹底して避けるようになります。
匈奴が襲撃してきたら、兵士も住民も城砦に避難させる。
そして、匈奴が退散するまで、絶対に戦わない。
その一方で、兵士たちには十分な待遇を与え、訓練を続けていました。
ところが、そんな李牧さんの戦い方を見て、匈奴は彼を臆病者だと思い込むようになります。
まあ、ここまでは李牧さんの狙いどおりだったわけですが……。
なんと、趙王まで、李牧さんが臆病者だと思い始めてしまったのです。
いやいやいや!!
お前まで騙されてどうするんだよ!!(笑)
そして、趙王は李牧さんに対して、匈奴と戦うように命令します。
しかし、李牧さんは、従来の作戦を変更しません。
すると、趙王はとうとう怒り出し、李牧さんを更迭してしまったのです。
いや、ちょっと待ってください。。
せっかく北方の行政権限や財政上の裁量まで与えておきながら、戦わないという理由で更迭してしまうんですか??
しかも、その後、趙王が新しく派遣した将軍は、匈奴と積極的に交戦するようになります。
ところが、結果は散々でした。
匈奴と戦っては敗北を繰り返し、雁門の被害は再び拡大してしまったのです。
結局、困り果てた趙王は、李牧さんを再び呼び戻そうとします。
しかし、李牧さんは、病気を理由に復帰を断ります。
それでも趙王が復帰を求めると、李牧さんは条件を提示しました。
以前と同じ作戦を続けることを認めるのであれば、復帰しましょうと。
そして、趙王はこれを承諾。
ようやく李牧さんが、北方の司令官に復帰することになったのです。
いや、なんということでしょう。。
最初から李牧さんに任せておけばよかったじゃないですか。(笑)
もちろん、史記の当該記述だけでは、このときの趙王が具体的に誰だったのかまでは確定できません。
したがって、キングダム本編に登場する悼襄王と、史実のこの趙王を、そのまま同一人物として扱うことはできません。
しかし、それにしても……。
やっぱり、趙王は趙王だったのかよ!!(笑)
しかも、これが単なる歴史上の笑い話で終わらないところが、キングダムの恐ろしいところです。
なにしろ、李牧さんという人物は、後に秦国との戦いでも、趙王との関係に苦しめられることになるわけですからね。。
そう考えると、今回の雁門時代の回想においても、李牧さんの軍略だけでなく、王都邯鄲との関係が描かれる可能性があります。
そもそも、第889話の時点で、カイネは、北方が王都邯鄲から見捨てられた土地だったと語っています。
そのような土地に赴任してきた李牧さんが、独自の軍略によって住民たちを救い、やがて匈奴の大軍を撃破する。
しかし、その過程で、王都の中央政府と対立することになったとすれば……。
これは、現在のキングダム本編における李牧さんと趙王の関係にも、つながってくるお話ですよね。
もちろん、原先生が史記の記述をどこまで採用するかは分かりません。
しかし、李牧さんの雁門時代を描くのであれば、単なる対匈奴戦だけでなく、趙王との関係にも触れてほしいところです。
何しろ、李牧さんという人物は、敵軍と戦うだけでも大変なのに、味方の王様まで相手にしなければならないのですから。。
いや、本当に。。
秦軍と戦う前に、まず趙王をどうにかした方がいいんじゃないですかね??(笑)
いや、そもそもですよ??
キングダムに登場する趙王といえば、代々、好色な人物として描かれているじゃないですか。
こんなの、趙コツと同類ですよ。。
つまり、昂クンの圧倒的な雄力に一度でも接触してしまえば、趙王朝そのものが、あっさり完全降伏してしまう可能性すらあるわけです。
もはや、李牧さんが何十万もの軍勢を率いて、秦軍と戦う必要すらありません。
昂クンを一人、邯鄲の王宮に送り込めば、それで趙国は終わりです。(笑)
ところが、ここ最近のキングダムでは、飛信隊が邯鄲のすぐ近くまで迫っているにもかかわらず、肝心の昂クンと趙王との接触が、ことごとくニアミスに終わっているんですよね。。
いや、原先生!!
ここまで来たら、もう一度くらい、昂クンと趙王を直接対面させてみてもいいんじゃないですか!?
李牧さんが何年もかけて築き上げた趙国の防衛体制。
それが、昂クンの圧倒的な雄力によって、一瞬で崩壊してしまうかもしれません。
匈奴十万騎を撃破した李牧さんでも、昂クンの雄力だけは防ぎようがないのです!!(笑)
さて、次回第890話では、李牧さんの「不戦逃避」が、どのようにして雁門の人々を救っていくのでしょうか。
そして、今回の回想編は、読み切り『李牧』の再構成にとどまるのか、それとも、史記に記された対匈奴大決戦まで描かれるのでしょうか。
個人的には、若き日の馬南慈や骨珉伯、そしてカイネたちが、李牧さんのもとで軍団を形成していく過程にも期待したいところです。
というわけで、今回はここまで。
次回のキングダム第890話も、楽しみに待ちたいと思います!!