( 晃クン 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム)
英呈平原戦の決着、遥かとおくに晴れた秦国王都である咸陽まで、その詳報が届いていたくらいなのですから…、
韓の隣国である魏軍あたりには、流石にその結果は、既に伝わっているんじゃないでしょうか?
飛び地になった趙はよくわかりませんが、それこそ、飛鳥による伝令とか? 李牧さん的には、相当数の諜報部隊を抱えているとかで、こちらも既に、英呈平原戦の結果を、少しでも早く知る算段を用意しているのではないかと考えます。
魏軍にしても、趙軍にしても、両国とも秦に韓を落とされるのは非常にマズイ。。
相当の理解関係のある両国なので、キングダム連載開始以来、韓は、魏と趙の援軍によって、絶妙な国家間バランスととっていた的な説明が何度もされていましたが…、
ところが、今回の秦韓戦争がはじまってみるや?
魏の呉鳳明が語ったように、『援軍、行くには行くけど、とりあえず、まずは韓自身にたたかわせよーぜ。』となってしまい。
今までの沿革的経緯とは、魏軍と趙軍の態度がうってわかったかのように、援軍の動きがきわめて後手に回ったかのような印象さえ受けてしまいます。
いや?
李牧も呉鳳明も、明らかに、自分が主役じゃねーからって、コレ、やる気がねーだろ、おい?(笑)
もちろん、これまでの連載の中で、既に、魏軍と趙軍の、援軍進行ルートの拠点上に、王賁と蒙恬が陣取っていて、あまりに早く援軍として行動すると、肝心の、韓軍より先に疲弊してしまうという懸念は、非常に理解できるのですが…、
それにしたって、流石に、対応が、遅すぎやしませんかね?
趙軍では、李牧はいまだ戦後処理で、番呉に残っていて、援軍を率いるのは舜水樹なのですが、魏の呉鳳明ともども、揃って、援軍は『秦軍が新鄭に迫ってからでいい。』とか、言っちゃってるあたり、マジでやる気がねーか、物理的なスケジュール感覚がバグっているとしか考えられません。
むしろ、既に、援軍進行ルートの拠点上に、王賁と蒙恬が陣取っているなら、そいつらを撃破する時間も考慮に入れておかないと、進軍が新鄭に近接してから援軍を動かしたところで、どう考えても、韓王都新鄭の陥落まで、援軍が間に合わないと思います。
何故ならば、前回の第830話で明らかになったように、韓の、特に王宮の貴族連中こそは、韓軍が野戦で敗戦を重ねれば重ねるほど、狼狽して、簡単に内部崩壊するような、状態にあるからです。
これでは、なんぼ新鄭の城壁が堅牢であっても、内部組織から裏切りやら、脱走する貴族が続出して、洛亜完が新鄭に呼び戻されてたとしても、めちゃくちゃ戦いにくい状況での指揮を余儀なくされてしまうでしょう。
ではでは、今回も次週以降のキングダムについて、予想をすすめていいきたいと思います
キングダムネタバレ-洛亜完の次戦、東砂平原の陣とは?
さて、韓の王宮では、王様含めて、ほぼ全員が英呈平原戦の敗戦について、狼狽きわまる状況でしたが…、
洛亜完的には、最初から次戦に備えて、東砂平原なる中間地にて、秦軍迎撃の陣を構築していた様子でしたし…、
英呈平原戦の開戦前にも、同僚の博王谷に対して、無理なら下がって建て直せと、助言したことからもわかるとおり、英呈平原戦に万全を期しても、当然の事なら、戦である以上は絶対は無いということも想定していたみたいな印象を受けます。
もとより、洛亜完は張宰相から、魏と趙の援軍がくること位の話は、聞かされていたのですから、援軍が来るまで、秦に疲労を負わせながら、韓の奥地に引き込む的なことを考えていたとしても、おかしくありません。
むしろ、洛亜完であれば、秦軍が疲れ切ったタイミングで、魏と趙の援軍がぶつければよいとすら考えてもおかしくないでしょう。
少なくとも、英呈平原戦の開戦当初から、次戦の陣地構築くくらいは完了していたのかもしれません。
張宰相と、その貴族のお仲間たちから言っても、韓の戦争戦略は、趙と魏からの援軍がくるまでの、“時間稼ぎ”であるのは、長年、なんどもそうやって秦を撃退してきたことからも、相当理解しているハズなのに、どうして狼狽する必要があるのでしょう?(汗)
新鄭にも、それなりの兵員が残っているのであれば、さっさと、東砂平原とやらの開戦向けて、支援をすすめてやれよ?と疑問に思えます。
で、その肝心の東砂平原についてなのですが、一体、洛亜完は、どのような場所を、次戦の陣地に選んだのでしょうか?
韓軍としても、自軍の19万(英呈平原戦後のはある程度数を減らしたと思うが。)という大軍を展開するために、平原を選ぶことになったとは言いつつも…、
博王谷や洛亜完自身が、実力の上で、英呈平原での戦闘が及ばなかった結果として、次の東砂平原での戦闘にならざるを得ない状況でこそ戦う場所なので…、
ここで、ようやく秦軍に対して、地形上の制限を強いて、たたかうような戦地を選ぶのかもしれません。
作者としても、すっかり忘れてしまった感すらある、韓軍名産の独兵器も、秦軍に行動を制限して、密集させてこそ威力を発揮するので、あるいはと思わせてくれます。
また、独兵器については、原先生が忘れているという話だけではなしに、どうも洛亜完が、自身の才能ある武将としての戦いの姿勢にこだわる部分で、彼自身は、独兵器の使用を嫌っているようにも感じますが、この点、ほかの武将が、独兵器の式に徹するのかもしれません。
例えば、ヨコヨコが、仮面を脱ぎ捨てた姿が、毒物の汚染で、酷く爛れた顔であって、マジに窮地に陥ったら、武辺者のプライドすら脱ぎ捨てて、秦軍に猛攻を仕掛けて来るとか、ワンチャンありかもしれません。
今回の予想では、次戦、洛亜完の迎撃地点である東砂平原では、秦軍を迎え討つにあたって、平原とは言っても、例えば、傾斜や丘陵、水源から派生する湿地帯等が存在して、秦軍にとっては、大軍の運用にどうしても制限が発生するような難地であるのが、洛亜完の選定するような戦地条件になってくるのではないでしょうか?
また、韓軍にとってみれば、英呈平原から、さらに奥深く秦軍を引き込むことで、新鄭からの支援が受けやすくなる利点も発生します。
また、英呈平原戦で数を減らした味方の数であっても、相当時間、秦軍の猛攻を支え切れるようにして、戦闘を構築する必要があります。
何より、洛亜完は博王谷を失い、精鋭部隊の月光も既に使用しているだけに、事前からは、敵の武将を狙って、何度も一撃必殺の手を打つほど、余裕はないはずです。
自軍もまた攻撃の手札を減らした以上、秦軍にも攻撃の選択肢を制限したうえで、魏と趙の援軍を嫌う秦軍が、否が応でも、長期戦を強いられるような形で戦闘を継続するほかありません。
ただでさえ、韓軍は博王谷という副将をロストしているだけに、全軍19万人を機能的に行動させることが、できなくなっているのですから。
ま、今更、博王谷の存在とか、そんなん関係無しに、乱戦で、何故か、飛信隊が指揮官すらいない敵(博王谷軍)に苦しんでいるとかが描かれるかもしれませんが。(笑)
また、メタ目線で語ると、東砂平原戦の次回本戦が、それなりにモタついてくれないと、折角配置された、王賁と蒙恬の見せ場すらなくなってしまうので…、
魏軍と趙軍がダラダラしていて、本来、秦軍にとってもやる必要のない戦闘を、描くためにも、ある程度、洛亜完と騰に厭戦を強いてやるでもないと、仲間を分散配置した意味がなくなってしまうのかもしれません。
いや?
っつーか、こんなに趙と魏がダラダラしているんだったら、蒙恬と王賁の軍、合計10万でさっさと新鄭に雪崩れ込んで、さらに、思っクソ、狼狽するであろう韓側貴族に調略を仕掛けまくってしまえば、ソッコーで、漢王朝など陥落するのではないだろうか?
多分、そう考えている人は多いと思う。
キングダムネタバレ-で、いつになったら魏と趙の援軍は動くのか?
で、韓にはそうして、神(作者)様が、スケジュール調整をしつつ、いつか援軍がやってくる。
しかし、そうはいっても、韓と、魏趙の三国の間で、秦軍の進行に対して、張宰相を中心として、“どの時期”に、援軍介入が実現するのか、まったく明確になっていないのが、韓の国にとって最大の不幸だとは、やっぱり思う。
流石、老害宰相の張のジジイww
そんなん、履行期限が明確になっていない外交など、最早、約束になってすらいないではないか。
李牧・呉鳳明『援軍?あー、行けたら行くわ。』
趙と魏を代表する二人にとって、ぶっちゃけ、知り合いにカラオケ誘われたとか、その程度の約束でしかないのではないか。。(笑)
そして―、
英呈平原戦においての、韓軍を敗走を聞いて、李牧と呉鳳明の両者は、自国軍の援軍派兵を決定するのだろうか?
普通に考えたら、援軍出さなきゃ手遅れになる。。
なんだが、多分…、
やっぱり、判断を先送りにするでしょうね。(笑)
李牧・呉鳳明『騰が新鄭に迫ったら援軍を出そう。』(キリッ)
蒙恬・王賁『いや、お前ら?自国から新鄭までどんだけ距離があると思ってんだよ。(汗)』
このように…、
新鄭をめぐって、李牧(舜水樹)・呉鳳明の派遣軍VS蒙恬・王賁の迎撃軍が戦っている間に…、
肝心の、その新鄭では、昂クン率いる特別特殊百人隊が、劇的、王宮チン圧戦、性圧戦、性服戦を展開ッ!!
そして―、
趙より韓の国境が近く、なんとか王賁の邪魔をかいくぐって、呉鳳明がガイモウを随伴して、新鄭たどり着くものの、新鄭の惨劇を目の当たりにした、性欲の薄そうな呉鳳明は、昂クンの金剛棒を目の当たりにして完全に気絶…。
そこから、再び目を覚ました呉鳳明は…、
呉鳳明『う、うーん? さっきのは一体何だったんだ…、 ん?』
気絶している間に、連れてきたガイモウ将軍が何故か魏軍を離脱していて、退職代行業者から送られてきた『昂殿という真の雄、最高のリーダーを見つけました。本日をもちまして魏軍将軍及び、魏火龍を退職します。追伸 魏軍の皆さんには、とても気まずいので連絡して来ないでください。後日お詫びの品をお届けいたします。 ガイモウより。』などと言う、謎のメッセージを目の当たりにして、彼は二度目の気絶をして、秦韓戦争は幕を閉じます。
- キングダムネタバレ最新831話 以上 -
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。