(洛亜完 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム 839話 )
いや、もう今回の話、完璧なエピソードやろ。
洛亜完、いままで戦ってきた敵将の中で、俺は最高の好漢だと認識したよ。
洛亜完が撤収する切っ掛けを作ってくれた寧公主も、見事としか言いようがない。
まあ、強いていうなら、洛亜完の下で息巻いている、モブ韓兵が、情けないこと情けないこと。。。
こんなカスどもに、英呈平原では苦戦させられていたのかよ??(汗)
ってゆーか、洛亜完。。
彼には生きて、残って併合された韓兵たちを、秦軍の中でも戦えるように指導して、融和をはかるリーダーとして戦い続ける、使命も見いだせただろうに。。
ヨコヨコもまたどうなるのか??
しかしながら、洛亜完が併合後に残る危険分子たちを、あらかじめ、今の現状を利用して、新鄭の外に誘導してしまうことのほうが、現在の、秦軍と韓の国にとっては、はるかに利益が大きいと私は考える。。
うーん、、、。
マジに、真剣な気持ちにさせられる回だったよ。
ではでは、今回もキングダム本編を振り返っていきたいと思います。
キングダムネタバレ:両軍突撃を止めた寧公主。
睨み合う、騰軍と洛亜完軍。
軍といっても、城内の広場の規模なので、ぶっちゃけ、両軍とも部隊単位の規模でしかないのですが、洛亜完軍は西壁を背にした、単純な横陣なのに対して、騰軍はさらに左右に録嗚未、干央、隆国の軍が控えています。
どうみても、三方同時攻撃を食らうだけなので、最後のあがきにしても、形の上では分が悪すぎです。
しかしながら、秦軍の側から見てみれば、洛亜完軍、前衛こそ決死隊体を見せていますが、その後方には、子供たちの民兵が配置されています。
これは、もう滅茶苦茶やりにくい。。
つーか。
無理!!(泣)
録嗚未『始まりゃ、んなこといってらんねェ。。』
騰も同じ事を危惧していますが、両軍突撃の最悪の選択な選択の中でも、そこまでいけば、秦軍としては、子供たちを攻撃の手にかける前に…、
それこそ、乱戦、混戦になる前に、一点攻撃で洛亜完の首を取って、電光石火で戦闘を終わらせるしかないでしょう。
おそらく、騰をはじめ、録嗚未たちもその認識でいるはず。
防御面で、流石に隆国がヨコヨコへの対策に備えているのは流石です。
で―、、、。
そうして、鋭意。
戦闘が始まるにしても、洛亜完とヨコヨコにのみ、戦意を集中させている秦軍に対して、洛亜完軍の皆さんはどうでしょう。
洛亜完兵A『始めましょう洛亜完様。』→本気になるの遅すぎ。(汗)
洛亜完兵B『騰の姿が見えています、左右の挟撃を受けるでしょうが全力で貫けば騰を討てます。』→何を根拠に??君ら、そもそも今回の戦が初陣なんでしょ。(汗)
洛亜完兵C『二つの平原の借りを返すぞ!』→二日連続でコテンパンにやられてまだ実力差が分らんのか??
とまあ…。
170年という、長い韓の歴史の中で、縮小期を生きて、いままで地方領土の放棄ばかりを繰り返してきて、ロクに戦闘経験も積んできていなかった兵士たちがですよ??
以前から、韓を守るために本気で戦ってきたわけでもないのに、なんで、急にこんな歴戦の戦士ヅラをし始めることができたのでしょう??
しつこいようですが、以前から、韓を守るために本気で戦ってきたわけでもないのに、です。
いや、そんなに戦いたいなら、もっと早く国がマシな段階で、本気出せるチャンスあったやん??
なんなんでしょう??
ほら?夏休みが終わってから、宿題やるの本気で頑張っているバカって、どの学校にも居たと思うんですけど…、
ソイツらと同じ方向性で、何百倍ものレベルでバカに成長してしまった大人の姿がコレですよ。。
しかも、一番滑稽なのがコイツですよ。
洛亜完兵C『二つの平原の借りを返すぞ!』
いや??
あなた? 戦士なら、よくそんな恥ずかしいことが言えますね??
さっきも書きましたが、小手先も小手先無しの戦闘を含めた、二日連続の正面勝負で、あれだけコテンパンにやられてまだ実力差が分らんのでしょうか??
しかも、東砂平原に至っては、神(作者)様に描く必要がないと判断されたレベルの敗戦で在ったにもかかわらずに…、
アホすぎる…。
しかし、そこに…、
洛亜完が、何か、観念したように、左手で号令をかけようとしたとき、両軍の間、中央に、何者かが騎馬で乱入します。
寧公主です。
寧公主『寧です、武器を置いて投稿してください、洛亜完将軍。韓はもう降伏しました!』
間一髪のタイミングで、飛び込んでくれた寧公主。
おかげで両軍激突は避けられましたが…、
呆気にとられたのは、秦軍の方だけでした。。
戦う理由はなくなったと、引き続き説得を続ける寧公主…、
一部、寧公主の姿を見て、戦意を収める洛亜完兵が出てきましたが…、明らかに暴走寸前の兵士も入り混じっている様子です。
洛亜完兵『俺たちは認めませぬ!』
『そこをどかれよ!』
『どけエ!!』
徐々に、王族寧公主相手でも、明確な暴言を吐くようになった、兵士たち。
秦軍への敵意はそがれたものの、ここからは寧公主相手に明確な敵意をむき出しにするバカまで、現れてしまいます。
しまいには…、
洛亜完兵『降伏したなら、もうお前は王族でも何でもない。騰の前に殺す!』とまで言い出すバカまで出てきます。
もう、マジでバカ。。
王族を否定したら、最早、お前も兵士ですらねーだろが。(汗)
しかしッ!!
これだけのむき出しの敵意と殺意を、韓兵から向けられても、退かぬ寧公主…、
アンタぁ、誰よりも立派な君主だああああああああああ!
うあああああああああああああ!!
マジで、韓非子編で悪口書いてごめんよおおおおおおおおお!!
録嗚未『マジか、あいつ。』
隆国『無茶だ…。』
洛亜完兵『十分だ、行くぞ!!』
洛亜完の号令なく、勝手に突撃しだす、洛亜完兵。
騰『洛亜完ッ!!』
寧公主を守るために、応戦に駆け出す騰。
洛亜完『…待てッ!!』
あわやというタイミングで、 ようやく洛亜完が怒号を発し、洛亜完兵を止めます。
寧公主には反抗しても、洛亜完には逆らえぬ兵士たち。
洛亜完『全員動くなッ!!』
洛亜完の制止には、当然、秦軍も反応して、再度、両軍突撃は制止されます。
しかし―、
『なぜ止めるのか!?洛亜完将軍!?』
今度は、怒号を洛亜完に向ける、手遅れ兵士の皆さん。
すかさず、洛亜完は理由を答えます。
洛亜完『立て直す。』
どういう意味かと、という直す配下たちに…、秦軍に対する配置の不利から、騰を討てぬと諭す洛亜完。
そして、降伏ではなく、今から、新鄭の外の蘭城なる拠点に入り、そこで軍を立て直して、再度、騰と戦い新鄭を奪還すると宣言する洛亜完。
ここで、ようやくさっきまで息巻いていた、洛亜完も、意気消沈しだします。
さて、ここからどうなるのか??
洛亜完は続けます。
洛亜完『降伏に納得がいかぬ者は付いて来い。但し、これは韓王家に対する反逆行為だ。その禁を犯してまで降伏に抗い最後まで戦うと言うものだけが付いて来い! その他は、新鄭に残り、父母兄弟と共にこれからの運命に挑みゆけ。国が亡ぼうと韓の精神は不滅だと決して忘れるな!』
そして、コレに即座に呼応する騰。
隆国を動かして、南門から洛亜完軍を城外に退出させます。
最早や、そこまでして、城外に出る洛亜完兵は決して多くはない。
洛亜完の実質は、立て直しなど考えておらず、降伏の障害になる反乱分子をすべて城外に連れ出す策として、即応を対応ながら、新鄭内の無血開城を果たしたことになります。
それだけでなく、洛亜完は残党とともに城外で散る覚悟まで決めて。
そのことまで、おそらく察している寧公主。
寧公主『洛亜完将軍!!』
なんや、コレ!?今回の話。
滅茶苦茶、洛亜完カッコええやないか!!
おら、張宰相に夏候龍。
お前らも出て行けや!!
責任を取るなら洛亜完一人じゃないはずだ。
- ネタバレ最新839話 以上 -
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。