(洛亜完 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム 839話 )
洛亜完、もう逆賊として死ぬ覚悟が決まっている様にも見える。
何より、今後は秦と歩む事を決めた、韓の者達を守るためにも、騰が言う通りに、韓軍内の危険分子を外に連れて行ってしまうという行動は見事だった。
もちろん、今回の洛亜完判断で、全ての危険分子を新鄭から出す事が出来た訳ではないし、洛亜完の号令で動いたのは、西壁側に居た一部の軍人連中だけでしかないので、貴族や政治家の立場での危険分子まで、連れ出すことが出来た訳ではない。
張宰相と夏候龍、一番不要な生ゴミ二つが、王宮内に残ってしまっているのだ。
うーん??
しかし、まあ、張宰相はこれから、なんぼでも掌返しする事ができるとして、今更、夏候龍如きの対応で、手を焼くような騰だとも、思えません。
南陽に剛京みたいな、骨太の統治官僚が派遣されてきたように、新鄭を統治する騰の下にも、咸陽からは厳選された優秀な官僚が送り込まれてくるに違いありません。
そうして、ある程度の落としどころが見えているとなると、読者的には、ヤハリ、洛亜完の進退が、ここから実際に、どうなるのか??
ヨコヨコ含め、洛亜完はコレからの秦と韓が、統合して歩んでいくためにも、韓の軍隊を上手く、秦軍に編成していくためにも、必要な人材だとおもいますし、何より洛亜完にとっても、より大規模な軍隊を指揮することで、いままで発揮しきれなかった、才能を存分に振るううことができる機会が増えるわけじゃないですか?
勿体ない。。
しかし―、
それでも、洛亜完。
韓軍の将としての幕引きを選ぶのか???
最後に新鄭の外に待機している、秦の部隊は飛信隊のみ。
洛亜完たちが移動する、南部の蘭城なる拠点に移動して、そこから、後追いのの一戦となるのか??
洛亜完の残党は少数とはいえ、ヨコヨコが着いて行って、徹底した抗戦となると、飛信隊としても本気で戦わなくては勝てません。。
うわー!?
ヤッパリ洛亜完とヨコヨコだけが死ぬのは納得いかない。。
第839話のラスト…、
寧公主が『洛亜完将軍!!』と、感極まって彼の名を叫んでますが…、その後に、やっぱり、こう付け加えて欲しかった。
寧公主『洛亜完将軍!! 他にも二名連れて行くの忘れてますよ??児童兵動員にOK出した、老害変態性癖の張宰相と、短小EDの夏候龍ですわ!!』
ではでは、次回のキングダムネタバレ予想を進めていきたいと思います。
キングダムネタバレ予想:洛亜完と残党軍の本音
寧公主を守る為だけでなく、新鄭での無血開城、延いては、降伏に不満をいだく兵士たちの激情おも汲み取って、一人、王族に反旗を翻して、逆賊の汚名を着る覚悟を決めた洛亜完。
新鄭城外にでる号令をかけます。
で、なんなのでしょうか?
洛亜完の後に続く、この韓兵の達の表情は??
(洛亜完兵 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム 839話 )
『え?まじで、俺達、そこまでして新鄭出ていくの? 勢いに任せて、騰の首を取ろうぜ!なんて、俺、言わなきゃよかった…。』みたいな顔しています。
ホントにアホなんじゃないのか??
洛亜完が蘭城に移動すると言いだしたトキなんか…、
『えッ?』とか言っている奴らのこの表情見て下さい。
(洛亜完 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム 839話 )
この彼らの表情から読み取れる真実はたったの一つです。
現実問題、以下の様な、彼らにとっての真意が滲み出ているようではありませんか??
『いや、違うんですよ、洛亜完様。お、俺達、そこまでして本気で戦いたいわけじゃないんですよ。ホラ?いまなら寧公主や子供兵もいるし、それならそれで、騰軍も手加減して戦ってくれて、イイ感じのトコロで、力尽きて立てない風にしたら、最後まで戦ったみたにカッコ着くと思って言ってみただけなんですよ!? そんなん、寧公主や子供兵が紛れていないドサクサでもなければ、俺達、絶対に死ぬじゃないですか?? いや、ほんとちょっと最後にカッコつけてみたかっただけなんですって!あ、そうだ。俺は最初から降伏に賛成だったことにして、このまま残ろう。俺、モブだから絶対に気付かれないよな?? うん、そうしよ、洛亜完様と寧攻守に、説得されて、致し方なく考え直した事にしとこう。うんうん、戦争反対。』
そう、洛亜完が降伏反対を唱えた、兵士を連れ出すにしても、絶対にコレ、さっきまで声高々に、徹底抗戦を唱えていたのに…、
実は、ビビって、そそくさと新鄭に残る側に移動したヤツが、いるに決まってますよ。
まさか?
例えば、お前らとか、そーゆー事、してねーだろーな??
少なくとも、このコマに出て来たお前らは、絶対に洛亜完に着いて行けよ!!
(洛亜完兵 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム 839話 )
で、問題は、洛亜完達が実際に蘭城に移動した後の話しだ。
そもそも蘭城って、どんな城なんだろう??
洛亜完にとって、拠点として成立するような城なんだろうか??
蘭城に入って、そこから新鄭奪還の為に、城を出るのであれば、今度は、新鄭を守る体で、城壁外で立ちふさがった、飛信隊や騰の部隊と合戦にのぞむ心算ではないのだろうか??
いうて見れば、洛亜完側は、テロ組織の側になって、もはや韓を守るどころか、逆に攻撃する単なる過激派集団に落ちてしまった犯罪集団になってしまい。
逆に、騰や飛信隊は、今度は韓を、過激派集団から、新鄭を守った立場として、承認を与えるきっかけにもなる。。
其れに、そうして洛亜完が一度、逆賊の立場まで表明して戦ったなら、あとで、城に残って秦の統治に文句垂れ流そうとしていたヤツが出て来ても、『じゃあ、何でお前、アノ時、洛亜完将軍と一緒に戦わへんかったん??後になって文句言う方が卑怯やろが。』とか、身の程のを思い知らせるとかも出来ますからね、、。
うん、これから統治する秦軍にとっては、都合のイイ事しかない。。
そして、逆に、意地とプライドで引っ込みがつかなくなってしまった、洛亜完軍の皆さん?
洛亜完に流されるまま、蘭城にきたものの、思ったより、反乱に加担した奴の数がすくなくて、後悔しているというバカもそれなりに居るんじゃないでしょうか??
ここに、何か、つけ入る隙があればいいのですが。
キングダムネタバレ:ヨコヨコが居なくて反乱中止。
隆国が分析するとおり、洛亜完についていく韓軍兵士は決して、多くはないだろう。
それだけに、洛亜完と、彼についていくヨコヨコも、再度の決戦において、必死の覚悟で在るのは違いない。
ただ或いは、洛亜完が、ヨコヨコに『お前は残れ。』と諭す可能も無いではないですかね。。??
未だに、タダの戦士にしては、やたら頭の切れるヨコヨコだっただけに、騰も気にしてたみたく、ヨコヨコが何者なのか?が明らかにならぬまま戦死してしまうのは、少し、不可解な部分も残ります。
残った、韓兵の取りまとめだけを考えたら、それこそ、張印さんとか、他の韓軍幹部や将校でも、秦軍との併合の役割を果たすことが出来るとも予想できるので、何を理由にヨコヨコが生き残るかまでは予想できないのですが…、
もしかしたら、第839話では、ヨコヨコ出て来てはいないので、例えば、ヨコヨコは西壁外の飛信隊の抑えに、城壁の上に居て…。
ヨコヨコ『あれ?なんだ??洛亜完さま、なんか南門から外出て行ったぞ??、え、ちょ俺が飛信隊見ている間、下で何が起こってたの??』
みたいな感じで…
寧公主が乱入してから洛亜完が新鄭脱出を決め込んだのは、その場のアドリブみたいな状態だったこともあり、ヨコヨコとの連絡を取る暇もなく、ヨコヨコは新鄭に残留して、素直に降伏を受け入れるなって結果もありゃしませんかね??
そして、なんとなくなのですが、ヨコヨコ。
洛亜完にとって金魚のフンみたく、単について回っているだけの男では無しに、ヨコヨコはヨコヨコで、自分で考えて行動できるようなヤツに見えるんですよ。
ヨコヨコ『降伏? はい、了解でーす。それじゃ皆も、武器を置いて~。はい、ソコォ! 秦軍の皆さんの事を睨まない!!(ムキィ# )』
また、こうして、最強戦力であるヨコヨコならば、洛亜完では、抑えきれなかった部下の暴走であっても、沈静化できないでしょうかね??
うんうんうん??
なんか、全員が助かる方向性が見えてきました。
今回の839話で、何故か姿が描かれていないヨコヨコに、何か、ヒントが隠されてはいないでしょうか??
例えば、新鄭に残ったヨコヨコが、飛信隊と合流して、蘭城に入った洛亜完軍に降伏勧告を再度仕掛けるってのはどうでしょう??
前項で、洛亜完軍の兵士の表情から、私が解析しましたとおり、実は、息巻いて反乱を試みたはいいけれど、実は、意地とプライドで引っ込みがつかなくなっているだけの、兵士もいるかもしれません。
そこで、騰も李信も、決して鬼ではありませんから、西壁であっさりと降伏に命令に従った、ヨコヨコと一緒に、蘭城に向って、再び洛亜完軍と対峙することかと思われます。
これまでの記事で、説明してきました通り、飛信隊には飛チン隊が居て、その飛チン隊を率いる昂クンが居る限り、ヨコヨコが飛チン隊の軍門に下る事は既に確定しているハズです。
そして―、洛亜完軍の最強戦力のヨコヨコが、秦による征服後の新体制側に居る事を目の当たりにして、洛亜完軍内で『ヨコヨコさんが降伏しているなら、もう仕方無くね??』という、グダグダの雰囲気が蘭城を満たし…、
兵士の心情変化の機微を察した洛亜完が…、
洛亜完『ウム、俺もヨコヨコが降伏したなら、仕方がないと思う。よし、王族に反旗を翻すってさっきの話は、やっぱり無しの方向で。』といった感じで、グダグダになってしまう可能性も無きにしも非ずです。
そう考えたら…、
何か、“会社の忘年会が中止になる”くらいの感覚で、洛亜完軍による新鄭への反逆、取りやめで中止~~。ってなりゃしませんかね??
ほら?
最初はやる気に満ちていたけれど、途中でヤッパリ止めてしまったとか、似たような事、誰にでも、よくあるじゃないですか??
自転車で日本一周しようと思ってみたら…、『よく考えてみたら、自転車で日本一周なんて意味ねーよ。』と我に返って辞めるとか。筋トレしようと思って、ジムに入会したけれど、『半年も続かなかった。』みたいに…、
でなんで、洛亜完軍の皆さんも、『ヨコヨコさんが付いて来ていない。』とか、『新鄭に愛用の槍を置いてきたのに気が付いた。』とか、『昨日寝るの遅いかったから。』とか、それなりの理由を言いだして、また反逆は今度にしたいとか、言いだす奴が出てくる事を私は予想します。
『スイマセン、洛亜完様? 自分も、本当に降伏とか許せなくて、本気で韓と秦軍に反逆したいとは思っているんですけど、実は…、ちょっと用事があって、反逆は来月から始めようと思ってるんですよ。でなんで、ちょっと新鄭攻めるの、今月は、無理そうです。自分、本当に、飛信隊や騰軍と戦いたいんですけれども、いやー、本当に困ったな。来月、また連絡します。じゃあ。』
多分、こんな奴が増えまして…、
洛亜完が立て直しなど企画せずとも、反乱軍はこのまま自然消滅することを予想します。
上記にも書きましたとおり、洛亜完の今回の反逆行為は、寧公主が両軍n間に躍り出てきたが故の、洛亜完による、咄嗟のアドリブ企画に過ぎないのです。
でなんで、兵士の気持ちに水が差されたり、騰も李信もしばらく洛亜完軍を放置しておくことで、時間がたって、彼ら反逆軍の熱意が冷めてしまうことで、十分、自然消滅させることが可能です。
我々、読者も心配せずに、見守りましょう。