( スペース洛亜完 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第825話）
一昨日ですね、博王谷さんがご逝去されたので、ぼくもしんみりと、しめやかに、それでいて厳かに、前回のキングダム第826話を拝読していたのですが…。
時間が経って、冷静に読み返してみると…、
この韓軍第二武将たる博王谷さん。
匹夫の勇が過ぎるといいますか？
残念ながら、才能とか経験依然の問題で、ヤハリ、韓の中の千人将ぐらいが丁度良かっただけの人材としか、思えなくなってきました。
部隊丸ごとワープしてきて、突如、李信を包囲するまでは良かったのですが…、
何であそこまで、包囲出来ていて、明らか弱体化させられている李信一人を討ち漏らすのか？？
李信を包囲した事に夢中になってて、渕さん率いる、田有、田永、崇原らの接近にまるで気が付かない。
そして彼の最大の失敗は。
折角、洛亜完がヨコヨコを送って寄越したのにも関らず、その必殺の鉞を、李信討ちに活用もせず、韓軍にとって、どーでもいいハズの、田有、＆田永の相手をさせてしまった事です。
最初はまだ、博王谷も、自分個人で李信討ちをする事に拘っておらず、ヨコヨコと兵卒全員で、確実に李信討ちできるように頑張っていたのですが…、
途中から、何故か、博王谷は個人的な激情にかられてしまい、自分個人で李信討ちを達成することに拘りだした様子が見て取れます。
そして―、
上記のように、李信という第一目標の為に、最大戦力であるヨコヨコを最大限有効活用する判断を怠っただけで無しに、自分が討たれてしまい、李信が打ち取れなかった場合、第二軍を後退させるという、次善策すら発動できないようにしてしまった、最大級の戦犯になってしまいました。。
これ、洛亜完と二人で、一緒になって博王谷まで、『経験が無くても才能が～。』とか語っていた様子ですが…、
一騎打ちの途中でムキになってしまって、全軍指揮という自身の存在目的と、第二武将のとしての責任まで忘れている時点で、明らかに、武将としての経験不足が仇になって死んでいるのが、韓軍にとって、特大ブーメランの因果応報で哀れ過ぎます。
これは、あまりにも残念な最後です。
せめて、洛亜完は博王谷を反面教師にして、そんな惨めな最後は迎えて欲しくない。
なので、今回のキングダムネタバレ予想は、緊急企画：『洛亜完を救いたい。』をテーマに、予想を進めていきたいと思います。
よろしくオナシャス。
キングダムネタバレ-博王谷討ち死からの両軍の挙動
韓軍にとっては、非常に残念ですが、博王谷が死んでしまったので、第二軍は、相当なパニックになるでしょう。
博王谷軍サイドに副官相当の人物がいるのか分かりませんが、羌瘣軍と相対している沛曇さんも、先週、最前線に出てしまったので、最悪、彼も羌瘣に討たれてしまったら、ますます、第二軍の運行全体は、収拾がつかなくなっていく一方です。
今や、飛信隊全体にこそ、李信勝利による博王谷討ち死には広まっていますが、この事実を受けて、先ずは、博王谷軍自身と、その後に、伝達で博王谷討ち死にの報告を受け取る、洛亜完が、どのように、反応するかが重要です。
秦軍を率いる騰と李信の側に関して言えば、もともと秦軍の軍力を残すのは当然の事、韓を接収した後の事を考えたら、韓の軍力を始めとする被接収国のリソースも大きく残したいと考えているので、騰や李信とて、洛亜完が降伏して、これ以上は、戦わない事を選んでくれることになるのは、首を上げるよりも、都合のいい結果になる訳です。
或いは、洛亜完とて、博王谷を失ったあとは、いつ来るか分からない魏と趙の援軍が来るまでは、最早、自分だけしか、韓軍を統率する人物がいないとなると、ここは全軍が崩壊させられる前に、撤退を果して、長期防衛線に切り替える必要が在ります。
ただ、最悪…、
現状を鑑みるに、洛亜完とて騰討ちの為に、前に出てしまっている為、彼博王谷の討ち死にを知る前に、そのまま騰に迫られて、洛亜完本人までが討ち死にするという展開も、今や考えられるのです。
そのため、この点も考慮入れると、博王谷討ち死にの現場を目撃した、ヨコヨコからの伝令速度と彼の現場判断が、韓軍全体の運命を決める事になりそうです。
キングダムネタバレ-ヨコヨコの伝令と現場対応
本編を見ている限り、ヨコヨコは洛亜完の配下であり、博王谷軍所属の人間ではないことは、明らかに見えます。
突如死んでしまった博王谷から、指揮権を移譲されたワケでもないヨコヨコが、遺された博王谷軍に、撤退や降伏、或いは逆に徹底抗戦を呼びかけても、流石に博王谷軍は簡単に動けんでしょう。
博王谷軍には、上記とおり、羌瘣軍と戦っている沛曇さんという武将がいますが、果たして、ここから博王谷亡き後の、第二軍指揮について、彼がどうにか頑張って、戦線維持まで、持って行けるモノなのか？
うーん？？
普通に考えて、非常に難しい状況と言わざるを得ないですね。。
というか、第二軍の収拾を担うとか以前に、このまま沛曇さんも羌瘣に狩られそうですよね。。
ただ当然、羌瘣軍を含む飛信隊とて、博王谷が討ち死にしようが、相対している軍団が、以前、戦闘継続の体制を取り続ける限り、流石に追撃の手を緩めるわけには行きません。
それは、流石に博王谷軍も連中も、ヨコヨコも覚悟するトコロでしょう。
韓軍第二軍の収拾を付けるのはヨコヨコでも沛曇さんでも難しい。。
そうなれば、もしかしたーら、博王谷軍の副将が急造で登場して、、？
なんとか、第二軍崩壊を食い止める程度に活躍して、徐々に、後退に導いていくなどが穏当な引き方になるのかもしれません。
例えばですよ？
ヨコヨコがパニックになる博王谷軍の副官に呼びかけて…、
第二軍副官『あわわわッ？博王谷様が～ッ！？』
ヨコヨコ『オイ副官しっかりしろよ！お前が撤退の指揮出すんだよ。俺が言っても博王谷軍動けないだろ！ 守りに戦い続けるでも、撤退するでもいいから、早く指揮系統構築し直せ！分かったか？お前大丈夫か！？』などと…、
世話焼きのヨコヨコが、甲斐甲斐しく、博王谷軍の面倒を見てやらねばならんフェーズに移行するでしょう。
もちろんヨコヨコ自身、李信討ちの為の必殺戦力で送り込まれてきているのに、李信を博王谷に任せきりにして、何を、田永と田有相手に時間を浪費してしまったのか？
別に、そこは飛信隊側から提示したマッチアップなどに、付き合う必要など何処にも無かったのに、非常に不可解な動きをしてしまっています。
せめてですよ？
ヨコヨコ『博王谷様！ 目的をお忘れなく！李信を確実に打ち取る為に、このヨコヨコが参ったのです！博王谷様は邪魔者共（田有、田永、崇原）排除にご注力くださいませ！！』
ヨコヨコもヨコヨコで、博王谷を窘める声でも挙げてたら、また、韓軍の結果は全然違ったかもしれません。
そうすりゃ…、
博王谷『はッ！？そ、そうであったなスマン、ヨコヨコ。ムムッ！？あの後方で指示を出しているオカッパ頭の中年（渕さん）が、飛信隊の実質指揮官だな！？奴を討て！！』
渕さん『アイアー！！』
みたいな、未来もあったかもしれないので…。
そして、この結果から分かる事は…、
博王谷もヨコヨコも、揃って洛亜完の言う事を聞いていない…。
そして、しかも、一番肝心な局面で、自分の役割と持ち場を忘れてしまっている。。
(*・ω・)(*-ω-)ウンウンウンウン…。
ヤッパリ、韓軍、どう見ても、才能がどうとか語る以前に、現場で何をすべきかの対応力や、そもそも持ち場や役割分担を守るという超基本事項すら、第二将クラスで在っても実践できていないあたり、大戦の経験が無いだけのダメさ加減が、普通に露呈されていることがよく分かりますね。
で、ここからのヨコヨコはどうすればいいのか？
基本的には、博王谷軍は、最低限、軍の保全しつつ撤退させるしかないので、もう自らは洛亜完軍に戻るしかないと思うんですよ。
ヨコヨコには、洛亜完VS騰の状況がどうなっているか、並列戦闘の目線では、分からないハズなので、作戦が失敗して博王谷軍に居る理由が無くなり、且つ、自分の居ない洛亜完本軍がどうなっているのか分からない状況であれば、戻って先ずは洛亜完本軍の安全を優先しかないんじゃないでしょうか？
もちろん、今から、李信討ちの為に、ヨコヨコが戦って、ワンチャン、疲弊した李信を狩る為に頑張れというのも分かりますが、逆に飛信隊はヨコヨコを討つメリットは無いので、流石に渕さんが中心になって、李信をダストオフして、引き離すでしょう。
なので、現実的に考えたら、今からヨコヨコが本気になっても完全に手遅れなので、もう、サッサと戻って少しでも洛亜完に強力するくらいしか、ヨコヨコが戦力として活きる方向が残っていません。
でなんで、とりあえず、ヨコヨコは博王谷軍の事は、残った副官に任せて、洛亜完に作戦失敗の伝令を先行させて、自身もようやく洛亜完本軍に撤収に向うでしょう。
ただ、念のために…、
逆の予想もしておきます。
洛亜完への伝令は部下に任せて、ヨコヨコが李信狩りに迫る可能性も残されているからです。
ここからは、予想シュミレーションスタート。
李信勝利に浮かれた飛信隊。。
完全に疲労した大将李信を、その場に放置したまま、田有、田永、崇原、渕さんらを中心に、その場で、飛信隊勝利の祝勝会を敢行。
ヨコヨコ『馬鹿め、俺が居る事を忘れたか。お前達は先に戻れ、洛亜完様に報告だ。俺はこの隙に、李信を討ってから戻る。』
ヨコヨコ隊『はい、了解しました！！』
田有、田永、崇原、渕さん『いや～今回も俺達頑張った。ゲラゲラ、アッハッハッハｗｗｗ』
博王谷軍兵士『ハハハ。いや～君達さァ？ 南陽石持ってんだったら、もっと早く言ってよ？アハハハハｗｗ』（※何故かもう既に和んでいる博王谷兵士たち。）
田永『おー、ソイツはすまなかったなァ、ギャハハハーーーｗｗ』
博王谷軍兵士『アハハハハハーｗｗｗ』
李信『う、うう…、だ、誰か、俺の手当てを…。』
ヨコヨコ『李信将軍、お命頂戴致します。』
李信『うッ、ヤバい…。みんな、飲み会はアトでいいから。誰かヨコヨコを！？』
ヨコヨコ、無慈悲の一閃を振り下ろすその時。
ガキンッ！！
ヨコヨコ『何？ 俺の矛を止めただと！？しかもチンポで！！ ア、アンタは一体誰だ！？』
昂クン『フッ、俺の名前は昂。祝勝会の余興だ、相手になってやるよ。』
ヨコヨコ『くッ？何故だ、まったく動けん（汗）。 この人、チンポの先っちょで俺の矛を掴んで離してくれねェ！！ これじゃあ洛亜完様の下に戻りたくても戻れない。よし、俺も一度、祝勝会に参加して今後のことはゆっくり考えよう。』
一方、博王谷討ち死にを知った洛亜完。
洛亜完『え？博王谷の奴、討ち死に？ えッ、えええ？ それは一体何で？？ 俺、無理だったら引けって、アイツに言ってたよね？？』
伝令に来たヨコヨコ兵『お、おおお、落ちて下さい洛亜完様！！』
洛亜完『はァ？ バァーカ！お前、俺は、落ちてるよ。え、えええ？ ええええええ？？ つーか、ヨコヨコはアイツ何しに行ったの？？ ヨコヨコちゃんと使えって言って、最強戦力を貸してやったのに、何で博王谷が自分で李信と戦ってんの？？ ちょちょちょちょ！？ それでも無理なら引けって言ってやったのに、出した指示と全然違う事やってて、マジで、アイツら意味分かんないんだけど？？』
伝令に来たヨコヨコ兵『だ、だだだ、だだ、大丈夫ですよ洛亜完様。先ずはタイムマシーン探す事から始めたら、どうにかなりますて。』
洛亜完様『うっせーな！ そ、そそそそ、俺は、そんな事、分かってんだよ。才能は経験を凌駕するんだよ！！』
騰『おーい、どうする～？ お前ら続けるか？』
－ キングダムネタバレ最新827話 以上 －
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。