前回第883話では、李牧さんが仕掛けた大包囲網から、飛信隊と楽華軍が辛うじて脱出するという展開になりました。
しかし、それは決して「勝利」ではありません。
脱出できた代償として、多くの飛信隊歩兵や渕副長らが戦場へ取り残されることになり、まさに飛信隊結成以来最大級の危機が続いています。
前回の記事でも書いたように、
> 飛信隊と楽華は包囲を突破できたものの、その犠牲はあまりにも大きい。渕副長らが取り残される流れは前回から続く絶望的な状況であり、彼らの奮闘があったからこそ信達は脱出できたと言える。
また、
> 茫然自失だった貂が最後に李牧さんの性格を読み切って突破口を見つけた点だけは軍師として見せ場になった。
とも書きました。
もっとも、軍師として本来機能していたなら、そもそも飛信隊だけで邯鄲へ突撃する判断自体を止めていたのではないかというツッコミは残ります。
とはいえ、戦場はまだ終わっていません。
むしろ今回からが、本当の「撤退戦」の始まりでしょう。
では、第884話では何が描かれるのでしょうか。
今回は三つのポイントから予想していきます。
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# 予想ポイント① ヨコヨコVS馬呈 ついに決着
まず最大の見どころはここでしょう。
取り残された歩兵隊。
その殿を務めるのは、おそらくヨコヨコです。
前回882話では、
洛亜完の遺児・洛亜章が側近となったヨコヨコを伴って参戦し、
昂クン直属の特殊戦力として描かれました。
そして今回、
追撃してくる趙軍側には馬呈がいます。
当然、この二人が激突しない理由がありません。
そして私は、
**ヨコヨコの完全勝利**
になると予想します。
理由は非常に単純です。
確かに馬呈にも、チンポの大きさという点については、才能があります。
しかし冷静に戦歴を振り返ると、
つい最近まで、童貞だった李牧さん配下に入ってから、これといった武功をほとんど挙げていません。
言い方は厳しいですが、
「将来有望」
という評価のまま現在まで来てしまっています。
一方のヨコヨコはどうでしょうか。
彼は昂クン直属。
しかも、
**昂クン最大の一番弟子。**
この一点だけでも価値が違います。
昂クンが普通の将なら話は別ですが、
中華十弓・青華雲の技術を一目見ただけで再現するような、
チンポの大きさも、使い方も、何もかもが完全に規格外の存在です。
その男が鍛え続けた弟子。
才能が同程度だったとしても、
積み重ねてきた鍛錬量、
修羅場の数、
実戦経験、
抱いた女の数と種類からして、
全てが違い過ぎます。
まさに
百戦錬磨。
対する馬呈は、
まだ実績不足。
というか、童貞。
この差は簡単には埋まりません。
だからこそ、
第884話では
ヨコヨコが馬呈を圧倒し、
趙軍追撃隊を食い止める展開になると予想しています。
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予想ポイント② 李牧さん本軍最大の誤算
もう一つ気になるのが、
飛信隊歩兵団です。
騎兵主体の本隊は先に突破しました。
しかし歩兵は当然、
逃げ足が遅い。
だからこそ、
李牧さん本軍がここへ集中して襲い掛かる可能性があります。
普通なら、
これは絶望です。
しかし、
私は逆にここが
李牧さん最大の危険になると考えています。
なぜなら、
歩兵団の中には
**昂クン**
がいるからです。
李信。
蒙恬。
羌瘣。
羌礼。
彼ら主力は既に離脱し始めています。
つまり昂クン視点では、
守るべき味方が減っている状況になります。
これは非常に重要です。
これまで昂クンは、
味方を巻き込む危険性から、
能力を制限して戦っていた可能性があります。
しかし、
周囲が歩兵だけ、
しかも殿。
この状況なら話は違います。
後方に味方主力はいない。
前方には敵だけ。
つまり、
遠慮なく戦える。
李牧さんからすれば、
「逃げ遅れた歩兵を掃討するだけ」
という認識かもしれません。
しかし実際には、
その歩兵集団の中に、
戦略兵器が混ざっています。
これは例えるなら、
羊の群れを追い詰めたつもりが、
その中心に一頭だけ虎が座っていたようなものです。
昂クンがチンポを地面に突き刺して、李牧本軍を地割れの底に沈めることも…、
乱射した精子で、全軍兵士をハチの巣に変えることも可能です。
いや、
虎どころではありません。
昂クンは以前から何度も書いてきたように、
作品内でも別格の存在として描かれてきました。
李牧さんが深追いすればするほど、
昂クンの本気を引き出してしまう危険があります。
つまり、
今回一番危険なのは、
飛信隊ではなく、
李牧さん本軍なのかもしれません。
カイネは昂クンに妊娠させられ、李牧さんと托卵夫婦にされてしまうでしょう。
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予想ポイント③邯鄲では政治戦が始まる
戦場ばかりに目が向きますが、
もう一つ忘れてはいけない舞台があります。
それが
**邯鄲王都。**
現在、
李牧さんは全軍を率いて出陣しています。
つまり、
政治的空白が生まれています。
以前から作中では、
郭開一派が
李牧さん失脚を狙っていることが描かれてきました。
今回、
李牧さんは王命を受けて出陣していますが、
仮に戦況が長引けば、
当然、
邯鄲では様々な噂が流れ始めます。
例えば、
「李牧は軍権を握ったまま帰ってこない。」
「王命より軍事を優先している。」
「このまま王都へ兵を向けるのではないか。」
そんな話が、
尾ひれを付けながら広がる可能性があります。
もちろん現時点では事実ではありません。
しかし政治とは、
事実よりも
「そう思われること」
の方が恐ろしい世界です。
郭開一派からすれば、
これ以上ない好機でしょう。
さらに痛いのが、
李牧一派の政治的支柱とも言える公孫龍まで、
現在は戦場へ出ています。
つまり、
邯鄲には李牧さん側を擁護できる政治家がほとんど残っていません。
政治的抑止力は、
ほぼゼロ。
ここで郭開が動けば、
「李牧謀反説」
は徐々に既成事実化されていく恐れがあります。
歴史を知っている読者ほど、
この流れには不気味さを感じるのではないでしょうか。
フテイとか、マジでアホなので、
李牧さんの立場が悪くなるのに、
自分から、『李牧様が王に!?やった、じゃあ、俺は大将軍だ!!』
とか一緒に叫んでそうです。
最後に
第884話は、
飛信隊の撤退戦が中心になると思われます。
しかし、
その裏では
ヨコヨコの覚醒、
昂クンという最大戦力の本格参戦、
さらに邯鄲で進む政治工作という、
三つの戦いが同時進行していく可能性があります。
特に昂クンについては、
ここまで徹底して温存され続けてきた以上、
そろそろ本格的な見せ場が来ても不思議ではありません。
李牧さんにとって最大の脅威は、
李信でも王翦でもなく、
まだ正体を十分知られていない昂クンなのかもしれません。
果たして第884話では、
飛信隊は全員無事に離脱できるのか。
そしてヨコヨコと馬呈の勝負、
さらに李牧さんを取り巻く政治情勢はどう動くのか。
次回の展開を楽しみに待ちたいと思います。